さて6月IPOにおける一発目の山場が来ました!!
6/22はデコルテ・ホールディングス、ペイロール、東海道リート投資法人、ペルセウスプロテオミクスの4社が同一上場します。
どれも微妙な銘柄ということで初値高騰が難しいことはみなさん重々承知でしょう。
肝心なのはプラスで着地できるかだと思います。
ということで、今回は上場直前の独断と偏見初値予想をしていきますよ。
直近IPOの結果はあまり良くはないので、少し心配ですよね。。
デコルテ・ホールディングスのIPO独断と偏見初値予想
【独断と偏見初値予想】
1,583円
公開価格は1,720円ですので、公募割れの予想としました。
上記価格は引受価格となります。
スペックを見るとファンドの売り出し案件で、吸収金額が72億円と大型。
そしてフォトウェディング事業とIPOでは人気化が難しい業種です。
この時点であまり印象は良くありませんが、それに加えてほぼ売出しで公開比率も高め。
さらにスケジュールは4社同一上場かつ換金色も強いというダメ押しもあります。
地合いが悪ければほぼ間違いなく公募割れするような銘柄です。
あとは地合い次第ということになると思いますが、今はお世辞にもいいとはいえません。
個人的には厳しい結果になるんじゃないかなと予想しています。
【引受け価格】
1582.4円
【気配運用】
気配上限は-円 (10分更新)
気配下限は-円 (3分更新)
※東証で発表後に更新
デコルテ・ホールディングスのIPOにおけるみんなの初値予想アンケート結果
デコルテ・ホールディングスのIPOにおけるみんなの初値予想アンケートの結果です。
最終結果を共有すると、第一位は残念ながら公募割れ。
2位は公募価格の1.0倍〜1.5倍、3位は公募価格同値と続きます。
この3つに集中しており、他にはほぼ票が入っていません。
みなさんも自分と同じ感覚なのかもしれませんね。
ペルセウスプロテオミクスのIPO独断と偏見初値予想
【独断と偏見初値予想】
920円
公開価格は870円。
こちらは一転、プラスの予想としました。
吸収金額は30億円オーバーとマザーズではやや重たさを感じるサイズ。
業種は医薬品の研究開発、つまりバイオ関連銘柄です。
IPOではバイオ銘柄のパフォーマンスは低くなる傾向にあり、初値高騰はまず見込めません。
ただ、直近で上場したステラファーマは同じSBI証券主幹事で、54.8%という予想外の高いパフォーマンスを出しました。
おそらく投資家にはまだこの時の印象が残っていると思います。
この時と地合いが違うので、流石にステラファーマほどの結果を期待するのは酷ですが、プラスになる可能性は十分にあるのではないでしょうか。
下限は引受価格が800円となるのでこれが意識されるはずです。
【引受け価格】
800.4円
【気配運用】
気配上限は-円 (10分更新)
気配下限は-円 (3分更新)
※東証で発表後に更新
ペルセウスプロテオミクスのIPOみんなの初値予想アンケート結果
ペルセウスプロテオミクスのIPOにおけるみんなの初値予想アンケートの最終結果が上記です。
1位は公募価格の1.0倍〜1.5倍となっています。
ただ、2位は公募割れ、3位は公募価格同値とこちらにも多くの票が入っている状況。
公募価格前後に落ち着くのはほぼ間違いなさそうです。
ペイロールのIPO独断と偏見初値予想
【独断と偏見初値予想】
1,500円
公開価格は1,380円でしたので、120円のプラスとしました。
個人的には上場する4社の中では一番安泰の銘柄ではないかと。
ただ、絶対にプラスになるとは言えないスペックです。
吸収金額は100億円オーバーとかなり重めの規模。
その上、4社同一上場ともなれば資金分散、注目度の分散が起こってきます。
マイナス要素はそれなりに存在します。
一方で業種は給与計算業務のアウトソーシングで業績は好調。
多くの大手企業が顧客にいます。
最近は給与のデジタル払いなんかも良く聞こえてきますし、今後も需要は増えていくはずです。
この銘柄は正直予想が難しいですが、初値高騰するのは難しいと思います。
引受価格は1,283円ですが流石にここまで下がることはないかなと。
野村證券が主幹事ですしね。
【引受け価格】
1283.4円
【気配運用】
気配上限は-円 (10分更新)
気配下限は-円 (3分更新)
※東証で発表後に更新
ペイロールのIPOにおけるみんなの初値予想アンケート結果
ペイロールのIPOにおけるみんなの初値予想アンケートの結果も見ていきましょう。
1位は公募価格の1.0倍〜1.5倍、2位は公募価格の1.5倍〜2.0倍と強気予想が多いです。
こちらは安心できそうですね。
東海道リート投資法人のIPO独断と偏見初値予想
【独断と偏見初値予想】
96,000円
仮条件が上ブレし公開価格は10万円となりましたが、残念ながら公募割れとしました。
久しぶりのリートIPOということで注目度は高いと思います。
とはいえ4社も重なれば他の銘柄にも目がいくのは確実です。
しかも一流企業がスポンサーならば良かったんですが、静岡県の企業を中心で、物件も中部が中心。
地方リートという言葉がぴったりの内容です。
ポートフォリオは分散しており、NOI利回りは悪くないなど良い点もありますが、インパクトのあるプラス要素とは言えないので、さすがに厳しそうな感じ。
自分の地元リートなので応援したい気持ちはありますが、別に欲しくなったら上場後に購入すればいいわけですからね。
【引受け価格】
96,000円
【気配運用】
気配上限は-円 (10分更新)
気配下限は-円 (3分更新)
※東証で発表後に更新
東海道リート投資法人のIPOにおけるみんなの初値予想アンケート結果
東海道リート投資法人のIPOにおけるみんなの初値予想アンケートの結果です
最終結果を確認すると現在のNO.1は公募価格の1.0倍〜1.5倍!!
34%の人がこちらに投票しています。
ただ、2位は公募価格同値、3位は公募割れで、この二つにもそれぞれ30%、27%の人が投票。
拮抗しています。
ちなみにリートは株式IPOと違って、公募価格前後の初値になるのは間違いありませんので、初心者の人は過度な期待はしないようにしてくださいね。
初値予想まとめ
最後に4社の初値予想をもう一度まとめます。
- デコルテ・ホールディングス → 1,583円
- ペルセウス プロテオミクス → 920円
- ペイロール → 1,500円
- 東海道リート投資法人 → 96,000円
2社がマイナス、2社がプラスの予想としました。
みなさんもわかっている通り、4社とも初値高騰は難しいスペックです。
個人的にはどれも公募割れしなければ大成功のIPOだと感じています。
今年はまだ1社も公募割れが起きていないので、できればこの流れを継続してほしいと思いますが、どうなりますかね。
ここから連日の上場ラッシュなので一発目は落ち着いた結果になってくれれば良いのですが。
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