エイチ・エス証券はSBI証券や楽天証券と比較するとメジャーではありません。
しかし、IPOではコンスタントに幹事入りするなど保有しておくとメリットが多い証券会社です。
特に主幹事IPOの時は当選確率が大幅にアップします!!
今回はそんなエイチ・エス証券のIPOルールを徹底解説しますよ。
エイチ・エス証券はIPO投資家には必須
結論からいうとエイチエス証券はIPO投資をするならば必須証券です。
理由は下記の通り。
- 資金不要でIPOに申し込める
- 主幹事をつとめることができる
- ポイント制度あり
- 当選確率がわかる
- 口座開設者が少ない
IPOに資金不要で申込ができ、主幹事をつとめることができます。
平幹事はコンスタントにつとめますが、主幹事は数年に1度です。
また、ポイント制があり利用することでIPOの当選確率をアップさせることが可能。
後日、当選確率も公表してくれるので当選難易度をしることができます。
エイチ・エス証券における管理人の当選実績
先にエイチ・エス証券における管理人の当選実績を紹介します。
管理人は過去に3回当選したことがあります。
一つ目はエイチ・エス証券が主幹事をつとめた、CRI・ミドルウェア。
そして2つ目と3つ目は日本郵政とゆうちょ銀行です。
この3つのIPOで100万円以上の利益を得ています。
実は初当選したCRI・ミドルウェアは初値売りで111万円の利益だったんですよね。
もちろん、自分が過去に当選したIPOの中で一番利益を出せた銘柄です!!
この時はホントに興奮しました 笑
エイチ・エス証券とは??
エイチ・エス証券はジャスダックに上場している澤田グループホールディングスの子会社です。
澤田グループホールディングスの社長である澤田氏はHISの経営者でもあるので、社名がかなり似ています。
インターネット取引のイメージが強いかもしれませんが店舗もあり、対面取引も行なっています。
エイチ・エス証券のIPOルール
エイチ・エス証券は一般抽選と優待抽選の2つがあります。
一般抽選のIPOルール
エイチ・エス証券の割当枚数のうち10%分を抽選で当選者を決めます。
もしエイチ・エス証券に100枚の割当があったとしたら10枚ということです。
ネットから申込する場合はこの10%分をみんなで取り合うわけです。
抽選方法はコンピューターによる完全平等抽選。
当たるかどうかは運次第となります。
申込枚数を多くしても当選確率は変わりませんよ。
優待抽選のIPOルール
残りの90%分を「インターネット部門」と「抽選によらない配分」で振り分けます(振り分け比率は非公表)
そしてその後にインターネット部門に割り当てられた内の50%以上をIPOポイントの優待抽選により配分先を決定するという形です。
優先抽選はポイントを利用することで参加できます。
申告したポイントによって抽選口数が増えるのでポイントを利用すればするほど当選確率がアップします。
1口 = 1,000Pで参加可能。
ポイントはエイチ・エス証券で株取引をしたり、イベントに参加することで獲得できますよ。
ただし、利用したポイントは当選しても落選してもかえってきません。
落選してしまった場合はポイント数が無駄になってしまいます。
また、ポイントの有効期限は取得してから2年間です。
エイチエス証券のIPOにおけるメリット
メリット1:資金不要でIPOに申し込める
エイチ・エス証券は前受け金なしでIPOに申し込みができます。
これは0円で宝くじに参加できるようなものです。
A級IPOが当選した場合、当たりくじにお金を払えばいいだけ。
無一文の人でもとりあえずチャンスはありますよ。(当選後に資金は必要になりますが。)
メリット2:主幹事IPOは当選確率が高い
エイチ・エス証券はIPOの主幹事になれます。
これはエイチ・エス証券に限らずですが、主幹事は他の平幹事と比較して数倍当選確率が高くなります。
しかも、エイチ・エス証券は他のネット証券と比較して口座開設数が少ないんですよね。
このため大手証券が主幹事になるよりも当選チャンスは高いです!!
メリット3:ポイントを貯めれば優遇抽選が受けられる
先ほども説明したようにエイチ・エス証券は優遇抽選があります。
これによりポイントを利用すれば一般抽選と優遇抽選の2つに参加することが可能。
当選確率をアップさせることができます。
しかも過去のデータをみても優遇抽選の方が当選確率が高いです。
ポイントを利用すればするほど確率がアップしますので、初値高騰が見込めるA級IPOの幹事になったときは強気に攻めましょう。
メリット4:当選確率を公表してくれる
IPOの抽選が有利になるわけではありませんがエイチ・エス証券では後日、IPOの抽選確率を公表してくれます。
こんな感じ。
数倍〜数千倍まで銘柄によって大きく変わってきます。
抽選倍率を公表してくれるのは今の所、エイチ・エス証券と楽天証券の2社しかありません。
エイチエス証券のIPOにおけるデメリットや注意点
デメリット1:ポイントが貯めにくい
優遇抽選に参加するにはポイントを貯めなくてはいけません。
しかしこのポイントが曲者で貯めにくいんです。
貯めるにはエイチ・エス証券で取引をしたり、イベントに参加する必要があります。
取引の場合あh国内株式の取引手数料1,000円につき100P貯めることが可能です。
よって、1口分である1,000P貯めるには10,000円の手数料を払わなければいけません。
正直、かなりきついです。
最近はポイントもインフレしてますからポイント目的で取引させるのは正直おすすめできません。
デメリット2:主幹事数が少ない
エイチ・エス証券は主幹事をつとめることができますが回数は少なめ。
数年に1回あるかないかというレベルです。
ここ数年での主幹事IPOは下記の通り。
大英産業 | 2019年 |
---|---|
アートグリーン | 2015年 |
CRI・ミドルウェア | 2014年 |
グランディーズ | 2012年 |
アートグリーンから大英産業まではだいぶ空いているのがわかるかと思います。
エイチ・エス証券のIPO攻略法
エイチ・エス証券のIPOを攻略するには優遇抽選が鍵になってきます。
ポイントの使い時を間違えないようにしましょう。
1番の狙い目はやはり主幹事のIPOです。
過去のデータをみるとわかりますが、主幹事IPOの時は当選確率がグッとアップします。
なんと主幹事をつとめたアートグリーンをみると優待抽選の当選倍率が1倍!!
つまり、ポイントを利用した人全員が当選できたということです。
ポイントを保有している状態で主幹事のIPOがきたらチャンスですよ。
ただ、当選したとしても損失をだしたら全く意味がありません。
銘柄選定もしっかりとするようにしましょう。
まとめ
最後にエイチ・エス証券のIPOについてまとめます。
- IPOの一般抽選割合は10%
- 資金不要でIPOに申し込める
- 主幹事をつとめることができる
- ポイント制度あり
- 当選確率がわかる
- 口座開設者が少ない
主幹事もつとめることができ、資金不要で申し込みできるのは大きなメリットでしょう。
また、当選確率を公表してくれるのも良心的です。
そしてなんといっても優遇抽選が1番の特徴ですね。
ポイントを手に入れるのは大変ですが、主幹事の時に利用できれば大きな効果を発揮してくれます。
IPO投資には必須の証券会社ですので、かならず作成しておきましょう。
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