どうも、メカニックです!!
2019年も第一弾の株式IPOが新規承認されて盛り上がってきました。
今年はIPO数は減るなんて噂もちょこちょこでてきていますので、そんな噂を蹴散らすほどここからガンガン出てきてほしいところです。
さて、そんなIPO。
幹事は大きく分けると下記の3種類があることはみなさんもご存知だと思います。
- 主幹事
- 平幹事
- 委託幹事
この中で一番当選しにくいと言われているのが委託幹事です。
当選報告もあまりみないですし、特にプラチナIPOでは皆無状態といっても過言ではありません。
そこで、今回は委託幹事は本当に当選しづらいのかをデータを見ながら分析していこうと思います。
今回利用するデータはこちら
利用するデータが信用できないものだったら意味がありません。
そこで今回は当ブログでも何回も紹介している日本証券業協会が毎月公開している”新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況”を利用させていただきます。
ここにあるデータは証券会社から送られてくる嘘偽りない情報だと思いますので、信頼性は高いはず。
どんなサイトか見たいと言う方はこちらからチェックしてみてください。
IPO投資好きなら知っておいて損はないサイトですよ。
ちなみに更新はだいたい3ヶ月遅れになっています。
10月IPOだったら翌年の1月に発表。
11月IPOだったら翌年の2月といったスケジュールです。
また、毎月10日前後に最新のデータが更新されるのでこの辺も覚えておきましょう。
委託販売時における割当枚数は5枚ばかり??
では早速チェックしていきます。
どうせならば最新のデータを利用したほうがいいと思いましたので、今回は2018年10月のIPOデータを利用していきますよ。
岡三オンライン証券の割当枚数
まずチェックするのは岡三オンライン証券から。
岡三オンライン証券といえば最近はIPOの取り扱いが増えて存在感が増している証券会社の一つ。
そんな岡三オンライン証券の割当枚数をみてみると…
個人投資家への配分枚数は5枚 or 3枚でした!!
しかし、その全てが抽選に回っているわけではありません。
完全抽選に回っているのはわずか1枚のみ。
岡三オンライン証券ではステージ制を採用しているため、残りの4枚はステージランクが高い人に優先的に配分される仕組みになっています。
う〜ん、割当があるにはありますがこれではほぼノーチャンスと言った方がいいかもしれませんね。
1,000人申し込みしたら当選確率は0.1%。10,000人ならば0.001%です。
auカブコム証券の割当枚数
続いてはauカブコム証券を見ていきましょう。
こちらも岡三オンライン証券同様に委託販売することが多い証券会社です。
2018年10月のデータはこちら。
あ〜、やっぱり少ない。。
岡三オンライン証券ではほとんど5枚でしたが、最高でも4枚。
中には1枚という銘柄まであります。。
ただauカブコム証券では100%抽選配分してくれるので、岡三オンライン証券よりかは若干有利。
ほんとに若干ですけど。。
でも、この枚数では体感的なものは感じないでしょうね。
楽天証券の割当枚数
だいたい上記2社を見てわかってきたと思うので、楽天証券で最後にしましょう。
楽天証券のデータを見て見ると…
5枚でした!!
っということで委託販売の時は5枚以内がほとんどです。
ちなみに楽天証券では全部のIPOで抽選確率を発表してくれています。
プリントネットの倍率は1,537倍でした。
つまり当選確率は0.06%っ!!
結構、絶望的な数字です。。
委託幹事って申し込みしない方がいいの??
なんだかこういう数字を見ると「委託販売って申し込みする意味ないんじゃない??」と思うかもしれません。
確かに割当枚数が5枚ではお世辞にも当選しやすいとは言えません。
しかし、時には5枚以上割当される時があり、そう言う時は大チャンスです。
大型IPOの時や委託販売する会社のグループ会社が主幹事を務める時は特にそういう傾向がありますよ。
例えば、auカブコム証券でいうと三菱UFJモルガンスタンレー証券が、岡三オンライン証券だと岡三証券がそれぞれ主幹事になった時です。
こういう時はいつも以上に割当枚数が多くなる傾向にあるので、確実に申し込みした方がいいです。
参考までに直近の大型IPOであるメルカリを見ると、auカブコム証券の割当枚数は100枚でした!!
こうなればいつもより数十倍当選しやすくなりますね。
まとめ
今回は委託販売の割当枚数をデータを見ながら紹介してきました。
はっきりいって通常時はかなり当選難易度は高いです。
岡三オンライン証券証券は資金不要で申し込みできるので金銭的な負担がないので問題ありませんが、資金拘束がある証券会社だったら無理して申し込みする必要はないかもしれません。
少ない資金でIPOに参加している方ならばなおさら。
一方、大型IPOやグループ会社が主幹事をつとめた時は当選できる可能性がグッとアップします。
こう言う時だけ参加するのは賢い戦略と言えそうです。
委託幹事への申し込みは期待値が非常に低いので、資金や時間効率など、トータル的に考えて自分なりの参加方法を決めてくださいませ。
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