SBI証券の主幹事IPOが新規承認されると、かならず注目されるのがIPOチャレンジポイントです。
投入ポイントが多い人から当選できるというシステムなので、ボーダーラインは毎回議論されますよね。
ただ、IPOチャレンジポイントってかなり奥が深くて、まだまだ完璧に理解している人は少ないです。
しかもやっかいなことにその無知が災いして、ポイントが無駄に没収されてしまう可能性があるということは知っていましたか??
今回はIPOチャレンジポイントを利用する時に最も注意してほしいことを紹介していきます。
特に初心者の人はこのミスをやりがちなので絶対に覚えておくようにしてください。
ほとんどいないと思いますが、もしSBI証券のIPOチャレンジポイントにについて知らない方がいましたら下記記事を先にチェックしてみてくださいね。
ポイントの出し惜しみは絶対にやめよう
もったいぶってもしょうがないのでいきなり紹介しますが、一番気をつけてほしいのは…
IPOチャレンジポイントの出し惜しみです。
これ、どういう意味かというと、IPOチャレンジポイントを利用したにも関わらず抽選枠で当選してしまうリスクを減らそうということ。
よくわからない人もいると思うので、具体的な数字をだして説明しますね。
例えばボーダーラインが300Pで当選した人に200株配分されるIPOがあるとします。
A君は350P保有していたのににもかかわらず、出し惜しみをして290Pしか投入しませんでした。
結果は100株当選。
この場合ってポイント枠での当選か、それとも一般抽選枠での当選になるのか、どちらかわかりますか??
正解はポイント枠での当選ではなく、一般抽選枠での当選になります。
なぜならボーダーラインに届いていないから。
しかもボーダラインに届いていたら200株配分なので、100株配分という時点でおかしいですよね。
実はこの場合、ポイントを投入しなくても当選できました。
しかし、ここが最も怖い部分なんですが、この場合でも投入した290ポイントは返還されません。
ポイントを投入して当選をしてしまった場合は、どんな場合でもポイントは没収されてしまうんです。
つまり、290ポイントは無駄消費されたということ。
IPOチャレンジポイントはうまく利用すれば1P = 1,000円以上の価値があると言われているので、この場合は29万円をドブにすてたと同じことです。
どうですか??
もはや恐怖体験といっても過言ではないですよね。。
IPOチャレンジポイントは思い切って使おう
上記の現象を回避するには、IPOチャレンジポイントを思い切って利用するほかありません。
もし、先ほどのケースで出し惜しみをせずに350P全部を投入していたらポイント枠での当選になるので200株配分されましたよね??
ボーダーラインよりも50P多く使用していますが、100株配分になってしまうよりは全然マシです!!
もちろん、290P利用してそのまま落選すれば全然問題ないのですが、万が一ということもありえますからね。
そもそもブックビルディング時にはボーダーラインがわからない状態で申し込むわけですから、どうせなら思い切って使っちゃいましょう!!
ただ、過度に使いすぎるのは厳禁です!!
余裕をもって400Pあればほぼ確実に当選できそうなIPOに700Pとか利用するのはもったいない。
ネット上の情報を駆使して、最低限の予想はするようにしてくださいね。
管理人は過去にこのミスを経験
ちなみに自分は過去に今回紹介したミスを犯し、ポイントをどぶに捨てています。。
ブランジスタというIPOがあったんですが、この時に21ポイントを投入。
見事100株当選したんですが、あとでボーダーラインは51P以上だったことが判明しました。(配分枚数は不明)
つまり抽選枠での当選が確定。
21P利用しなくても当選できたということになるんですよね。
この時は自分もIPOチャレンジポイントについての認識があまかったのですが、今思えば「なんてバカな使い方をしてしまったんだ」と後悔しています。
まとめ
最近はポイントのボーダーラインも高めになってきているので、出し惜しみリスクは増加しているように思います。
また、これはいうまでもないと思いますが、明らかにボーダーが300P以上になりそうなIPOに100Pとか少ないポイントを使用するのはやめましょう。
「もしかしたらボーダーラインが低くなるかもしれない」という甘い考えが最も危険ですよ。
ここ最近の傾向を見るに、その可能性は限りなくゼロに近いので変な期待は捨ててください。
心理的にどうしてもコスパを最大にしたいという考えが働き、ボーダーライン近くを狙いたくなりますが、メリハリをつけた利用が大事だと思います。
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ツイッター観てると、ポイントの仕組み理解してない方は居ますね。
ポイント200株の銘柄で、30P~50P足りなくて、100株当選でしたね。
書き込み見ると当人はポイント当選だと思ってるみたいでしたけど
0109さんコメントありがとうございます。
“ポイント使って当選” = “ポイント枠での当選” というのは結構間違えやすい部分ですよね。
記事中でも書きましたが、やはりメリハリある使い方が一番いいのかなと思っています。
ポイントの使い方、私も以前はメカニックさんの通り理解しておりましたが、最近ポイント投入し落選してもポイントが戻ってくること発見しました。SBIのポイント解説見ると落選の場合はポイント帰ってくることが明記されてます。これは最近ルールが変わったからなのかと理解していますがどうでしょうか?
すいません。
時間がとれませんのでこちらで記載させていただきます。
SBI証券は落選したらポイントは返還されます。
気をつけなければいけないのはボーダーラインに達っせずに当選することです。
ちなみにエイチエス証券はポイントが返還されません。