大きな話題になったLINE証券のIPO取扱い。
コネクトが大盤振る舞いだったこともあり、LINE証券にもIPO投資家の大きな注目が集まっていました。
すでに数社の取扱がありましたが、とうとう割当枚数が公表されました!!
ネット上でもちょこちょこ話題になってますが、今回は改めて自分の私見を踏まえて、LINE証券のIPOにおける割当枚数について紹介していきたいと思います。
この記事の動画Verは下記になりますので、「ながら聞き」したい方はこちらをご覧ください。
LINE証券って何??
まずは簡単にLINE証券についてざっと説明していきます。
LINE証券はLINE Financialと野村ホールディングスの合弁会社であるLINE証券が運営しています。
LINE上のミニアプリとして利用でき、1株から現物株やETFなどを売買できます。
時間外でも取引できるのが大きな特徴でして、サラリーマンが仕事が終わって、家に帰ってからも気軽に取引が可能です。
また、特に大人気なのが、割引価格で購入できるタイムセールです。
こちらは最大7%割引で株式を購入できるため、高い確率で利益を出せるキャンペーンになっています。
自分も定期的に参加して、そこそこの利益をゲットできました。
また、IPOは2回申し込みが必要な後期型システムを採用。
この所の様子を見ると、野村證券が主幹事を担当する銘柄が委託販売される流れになっています。
さらに詳しく知りたい人は実績も含めて、下記記事で紹介していますので、こちらをチェックしてください。
LINE証券におけるIPOの割当枚数は??
では早速、LINE証券におけるIPOの割当枚数を紹介します。
7月にLINE証券で取り扱ったIPOはコラントッテ、ラキール、アシロの3社。
個人にどれくらい配分したかというと…
コラントッテが16枚、ラキールが10枚、そしてアシロが一番多くて、36枚という結果でした。
委託販売という事を考えればまぁ妥当な水準といえますかね。
委託販売はauカブコム証券、コネクトが有名ではありますが、だいたい同じような数字です。
ただ、IPO投資家としてはもう少し期待していたというのが本音でしょう。
抽選割合は100%ではありますが、この枚数では当選確率は非常に低いと思います。
参加人数が分からないので詳しい数字はわかりませんが、1%以上ということは確実にないでしょう。
LINE証券の割当枚数を野村証券と比較
もう少し、突っ込んで見てみます。
野村證券とLINE証券の割当枚数を比較したいと思います。
野村證券の3社における割当枚数はこんな感じでした。
コラントッテで抽選に1,582枚、ラキールで985枚、アシロで、3,557枚が回っていました。
LINE証券の割当枚数をこの数字で割れば、野村證券とのおおよその比率がわかってきます。
- コラントッテ → 16/1,582 = 1%
- ラキール → 10/985 = 1%
- アシロ → 36/3,557 = 1%
綺麗な数字が並びましたね!!
これで判明しました。
LINE証券では野村證券が抽選にまわす割当枚数の1%ほどが委託販売されるようです!!
この数字は大和証券とコネクトの関係とほぼ一緒になります。
今後もLINE証券でIPOに参加する価値はあるのか??
こうなってくると「LINE証券でIPOに参加する意味ないじゃん」と考える人もいるでしょう。
その気持ち、十分にわかります。
ただ、自分はケースバイケースじゃないかと感じました。
その理由は大きく分けて2つあります。
理由1:大型IPOの時は普通にチャンス
一つ目の理由は大型IPOの時は普通にチャンスだからです。
今回見てきた中で規模が最も大きかったのはアシロで、LINE証券に回った枚数は36枚でした。
でも、もしアシロの10倍ほどの大型IPOだったらどうでしょうか??
野村證券が主幹事だったら、その1%分が回ってくることになるので、LINE証券で委託販売される枚数は360枚ほどになります。
これって、小型IPOで言えば主幹事並みの枚数です。
こういう時は申し込みする価値は十分にあると思います。
理由2:タイムセールに参加できる場合がある
もう一つは、先ほど少し紹介したタイムセールが関わってきます。
実はタイムセールはあまりの人気から、条件に達した人しか参加できません。
その条件は色々と変わるのですが、なんと、IPOに申し込みして落選した人が対象になる場合があるんです。
実際、2021年10月のタイムセールに参加できるのは9月IPOの抽選に落選した人でした。
このタイムセールに参加できれば、数千円のリターンも十分に狙えます。
今後も同じような条件になるかはわかりませんが、タイムセールを期待して、IPOに参加するのも悪くないと思います。
まとめ
LINE証券ではあまり当選報告がなかったので、「割当が少ないんじゃないか」と色々と言われていましたが、実際は他の委託販売先とほとんど変わりませんでした。
では、なぜ「コネクトではIPOの取扱が始まった時に、当選報告が異常に多かったのか」という疑問が生まれてくるかと思いますが、実はこの時、コネクトではマーケティングにそこまで力をいれていなかったんです。
つまり、口座開設者がそもそも少なかったんです。
一方、LINE証券はスタート直後からマーケティングに力を入れていたこともあり、IPOを取扱した時点では口座開設者が非常に多くいました。
IPOの参加者が少なければ、当然、当選確率は上がりますよね??
個人的にはこのあたりが理由なんではないかと感じています。
異論は認めますので、是非他の理由を思いついた方は共有していただけますと幸いです。
ちなみに自分は、今後も資金に余裕がある時はLINE証券からIPOに申し込みをしますよ♪
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