完売しました。もし社債に興味のある人はFundsを利用しましょう。
どうも、メカです。
日産自動車が2023年も社債の募集を開始します。
今回の愛称は「サクラ債」です。
今回はそんな日産自動車が新たに発行する社債について紹介したいと思います。
日産自動車の社債(サクラ債)とは??
日産自動車が今回発行する社債は正式には日産自動車株式会社第66回無担保社債と言います。
愛称はサクラ[SAKURA]債です。
今回調達する資金は電気自動車(EV)に関する設計、開発、製造を行うための投資や費用、自動運転の開発など、日産のフレームワークに定義された適格なグリーンプロジェクト及びサステナビリティプロジェクトに当てられます。
第67回と68回の社債も発行されますが、こちらは機関投資家向けの商品です。
第66回の個人投資家向け社債は1,400億円を発行する予定です。
サクラ債の購入方法
まずはサクラ債の購入方法から紹介します。
- 証券会社に口座開設する
- 入金する
- 社債に申込
証券会社に口座開設
今のところ購入できる証券会社は下記の通りです。
- みずほ証券(主幹事)
- SMBC日興証券(主幹事)
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事)
- 楽天証券
上記以外でも申し込みができる証券会社があるかもしれませんが、上記ならば確実に購入できます。
ネット証券では楽天証券で購入可能です。
SBI証券を調べてみましたが残念ながら取り扱いはありません。
ネットから申し込みする予定の方は楽天証券が第一優先になります。
証券会社に入金
口座を保有していない人は先に口座開設をしてください。
完了したら先に入金しましょう
サクラ債は100万円以上100万円単位で購入できます。
直近で発行した大手企業の社債と比較するとソフトバンク社債は100万円単位、ZHDの社債は10万円単位、楽天モバイル債は50万円単位です。
よって、投資のハードルは高めと言えます。
投資する場合は最低でも100万円は入金しましょう。
サクラ債に申込
入金が完了したらサクラ債に申し込みしてください。
サクラ債は各証券会社で多少時間が変わってきますが楽天証券における申込期間は下記の通りです。
2023年1月23日(月)0:00~2023年2月3日(金)14:30
楽天証券は先着順ですので、投資したい人は急いで申し込みしてください。
売り切れた場合は購入することができません。
サクラ債の評価は??
サクラ債を発行する日産自動車はJCRの格付けで”A“を取得する予定です。
JCRは日本格付研究所のことで、簡単にいえば格付を行っている会社のこと。
Aという格付けは「債務履行の確実性は高い」という評価で、デフォルトリスクは低いと判断されています。
ちなみに2022年9月30日における日産自動車で公表されている、他の各付け会社からの評価は下記の通りです。
S&P、ムーディーズジャパンはやや厳しめの評価です。
サクラ債の利回り
サクラ債の利回りは1/20に1.015%決まりました。
税引後では0.8088%です。
仮条件は下記でしたので、中間の値で着地。
- 年0.6%~年1.6%(税引前)
上限で決まらなかったのでそれなりに人気だったということでしょう。
現在のメガバンクの銀行預金金利は0.01%ほどですので、こちらと比較すれば100倍は変わりますね。
利払日は初回が2023年7月20日で、その後は毎年1月20日および7月20日に支払いがあります。
サクラ債の期間
サクラ債の期間は3年間です。
発行日は2023年2月6日で、満期償還日は2026年1月20日となります。
ちなみに利回りは満期まで保有した場合の数値となり、償還前に売却する場合は時価での売却となり、利回りが保証されませんの注意してください。
基本的には3年間資金が拘束されますので、投資金は慎重に考えましょう。
サクラ債の投資シミュレーション
サクラ債を購入すると、どのくらいのリターンがあるかシミュレーションしてみます。
税引後の利回りは0.8088%です。
もし100万円分購入した場合のリターンは下記のようになります。
100万円 ×0.8088% = 8,088円。
これが1年分ですので3年間だと約24,000円です。
あくまで無事に償還された場合の数字となりますので、理解しておきましょう。
社債には倒産や途中償還など様々なリスクがあります。
社債に興味があるならFundsもおすすめ
社債に興味を持っている方は貸付投資であるFundsもおすすめです。
利回りは1%〜3%ほど。
上場企業など信頼度が高い企業に貸付することで、利息をコツコツと受け取れる新しい資産運用方法です。
参加企業はメルカリや三菱UFJ銀行、福岡銀行など大手企業がずらり。
しかもサクラ債は100万円からしか購入できませんが、Fundsならたった1円から投資ができます。
その上、ファンドによって優待が付いているものまであるんです。
10万円出すのに抵抗がある人はFundsで少ない金額から初めてみることをおすすめします。
ちなみに自分は4年間投資をしており、すでに10万円以上の利益を得ました!!!
一度も元本割れはなく、計画通りの分配金をいただけていますよ。
サクラ債のまとめ
では最後にサクラ債についてまとめます。
- 購入できるのは4社
- 規模は1,400億円
- 購入単位は100万ごと
- 利率は年1,015%
- 運用期間は3年間
- 評価はJCRの格付けで”A”
各付け評価はAということで、リスクについては問題ないと思います。
直近では楽天モバイル債もA評価となっており、こちらは最低でも2%以上の利回りです。
倍近く変わってきますので、資金に限りがある場合は悩みますね。
個人的には楽天モバイル債よりもリスクは低いと思うので、安全にいきたいならサクラ債の方がいいように思います。
ただ、100万円と、ある程度まとまった資金が必要です。
そこまでの資金を出せない方は1円から投資ができるFundsを選びましょう。