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初心者向け投資

公募増資(PO)は儲かる!? 参加方法からつなぎ売りで手堅く利益を出す裏技を徹底解説!!

すでにご存知の人も多いと思いますが、ソフトバンクがPOを行いました。

超大型規模だったこともあり、いろんなところで取り上げられていましたよね。

自分も普段はあまりPOには参加しないのですが、今回は儲かる匂いがプンプンしたので久しぶりに参加しました。

ただ、「POって勝率そんなに高くないんじゃない??」と思っている人もいるはず。

実は銘柄によってはかなり堅く利益を取れる場合があります。

今回は自分が参加したソフトバンクを例にしてPOの基本から初心者向けに解説していきたいと思います。

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そもそもPOって何??

PO自体知らない人もいると思うのでざっと紹介します。

POは「Public Offering」の頭文字をとった言葉です。

日本語にすると公募・売出という意味になります。

ちなみにIPOは新規公開株といわれ、新たに上場するときに公募・売り出しをすること。

一方、POの場合はすでに上場している会社が公募・売出を行うこと。

POを行う目的としては大株主の換金や、追加の資金調達が多いです。

 

POの参加方法は??

POの参加方法はIPOとほぼ一緒です。

取扱いのある証券会社から申込をするだけ。

店頭で取引をしている方ならば問題ありませんが、ネットから参加する場合は申し込みができる証券会社とできない証券会社があるので注意してください。

ちなみにネットからPOに参加できる証券会社は下記の通り。

  • 野村證券
  • 大和証券
  • SMBC日興証券
  • みずほ証券
  • SBI証券
  • マネックス証券
  • auカブコム証券
  • 楽天証券
  • 松井証券
  • 東海東京証券
  • 岩井コスモ証券

こちらは自分の知っている範囲ですので、もしかしたらこれ以外にも申し込めるところがあるかもしれません。

ちなみに5大証券の一角である三菱UFJモルガンスタンレー証券はネット申込不可です。

IPOは申し込みできるので改善して欲しいですね。

また、人気のPOは申し込みをした後に抽選になります。

その抽選で当選しなければ購入することができません。

購入するまでの流れは下記の通りです。

  1. PO発表
  2. 申込期間内に申し込む
  3. 結果発表
  4. 購入
  5. 売却

もし、当選後でも「地合いが急変してやばい、、」となったらキャンセルもできます。

また、購入してもすぐに売却することはできません。

受渡し日が決まっていますのでその日以降に売却することができます。

 

POの当選確率をアップさせる方法

どうせならPOをガンガン当選させたいですよね??

ということで、確率をアップさせる方法をまとめます。

ただ基本はIPOと同じなので、知っている人はすっとばしてください。

方法1:主幹事を狙え

POが当選しやすい証券会社は銘柄によって変わってきます。

IPOと同様にPOにも主幹事証券が決まっていますので、主幹事から申込をするのがもっとも当選しやすいです。

理由は簡単で「一番引受枚数が多いから」

当選くじが一番多いところから申込すれば必然的に当選確率はアップします。

主幹事は絶対に抑えましょう!!

方法2:抽選配分率が高い証券会社を狙え!!

あとはSBI証券やマネックス証券、楽天証券などのネット証券も狙い目。

ネット証券は引受枚数の多くを抽選にまわしてくれます。

マネックス証券は100%です!!

方法3:多くの証券会社から申し込もう

そして、1社だけではなくできるだけ多くの証券会社から申し込みをしてください。

そうすれば申し込みし分だけ抽選に参加できますし、当選確率もアップします。

POを行う銘柄の幹事団をチェックして、どこの証券会社が取り扱うのかを覚えておくようにしてください。

方法4:家族にも協力してもらう

投資する家族がいるなら心強いです。

1人で申し込みするよりも、2人で申し込めば、当選確率は2倍。

3人なら3倍と人数が多ければ多いほど、どんどん当選しやすくなります。

IPOや立会外分売でも利用できる技ですよ。

 

POの売却時の裏技!? 手堅く利益を出す方法

POでは売却方法が二つあります。

一つ目は単純に現物をそのまま保有して、受け渡し日以降に売却する方法です。

公募価格よりも高く売れれば利益がでますし、低くなれば損失になります。

これが一般的な方法ですね。

実はもう一つ方法があって、銘柄によっては手堅く利益を出せる裏技があるんです。

貸借銘柄、もしくは一般信用売りが可能な銘柄ならこの裏技ができます。

POを購入した翌日以降、公募価格よりも高い価格になった時点でヘッジ売りをいれるんです。

こうすれば「ヘッジ売りした価格」 – 「公募価格」が利益になります。

わからない人もいると思いますので、具体的な数値を入れて説明しましょう。

公募価格 → 1,000円

ヘッジ売り → 1,030円

この場合、100株保有していたら3,000円の利益です。(税金、手数料考慮せず)

1,000株保有していたら30,000円ですね。

こんな感じで信用売りができる銘柄は手堅く利益を狙える場合があります。

注意点としては受け渡し日までに公募価格を一回も上回ることがなかった場合はこの方法が使えません。

そして、制度信用売りでヘッジ売りした場合は逆日歩も注意する必要があります。

いいポジションでヘッジ売りできたとしても高額な逆日歩がついたら大きく利益を削られる可能性があることは頭に入れておいてください。

この方法を知って入ればPOがより魅力的に見えてくると思います!!

 

ソフトバンクのPOに参加してみました

冒頭で言った通り、ソフトバンクが超大型のPOを発表したので久しぶりに参加することにしました。

今回は資金的な余裕がなかったのでSBI証券からのみの参加です。

抽選結果はこのようになりました。

4,100株申込をして、1,000株当選、補欠当選が3,100株。

なかなかの当選数でしたが悩んだすでに補欠分も含めて購入!! (繰上げ当選はなし)

公募価格はディスカント率3.02%の1,204.5円でした。

気になる翌日の寄り付きは公募価格より上でスタート!

自分は様子をみつつSMBC日興証券で1,249円で1,000株をヘッジ売りを決行!!

一般信用が取れなかったので逆日歩覚悟の制度信用で突撃です。

大型POだったこともあり、そこそこの逆日歩を覚悟していましたが今のところは0.05円とかなり穏やかに推移しています。

このままいけば45,000円ほどの大勝利になりそうです。

まさかこんなにいい案件になるとはww

また、店頭組にはなりますが中には数万株単位の配分があった人もいたとのこと。

一撃7桁利益を達成したなんて声もちらほらありました。

 

まとめ

今回はPOについて紹介してきました!!

では重要な点をもう一度まとめていきます。

重要なポイント
  • POは上場企業の公募・売り出し
  • ネットから申込が可能
  • 購入から受け渡し日まで期間が空く
  • つなぎ売りをすれば手堅く稼げる

当ブログの読者さんはIPOに参加している人が多いと思うので、POも問題なく参加できると思います。

ただ、IPOと違って多くの100株ほどでは多くの利益を得られる可能性は低いです。

数千株単位でゲットできればいいんですが、ネット組には少々厳しい面があります。

POはやはり店頭で取引している人の方が強いです。

ただ、店頭で取引している人でも良客中心に配分されるので付き合いが薄い人にはあまりまわってきませんが。。

どちらにしても数千円ほどならばつなぎ売りなどを利用することで手堅く利益が出せる場合があります。

ソフトバンクのような美味しい案件は滅多にありませんが、高確率で利益がだせそうな案件は年にそこそこ発表されます。

IPOが当選できなくなってきているので、もし他に投資方法がないか探している人は是非POにもチャレンジしてみてくださいね。

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