THEOから始めたロボアドバイザー投資も気づけばいつのまにか、数社で運用している状況。
はまってしまうと次々に手を広げてしまう性格が影響してしまいました(^^;;
これが良いのか悪いのかは相場環境にもよると思いますが、今のところは各社全てでプラスになっているので、とりあえずはいい方に動いてくれていると自分を納得させています。
さて、そんなロボアドバイザー投資ですが、年が明けると気になってくるのが税金関係。
確定申告をある程度意識しなければいけない時期です。
新しい投資ということもあり、このあたりはどう処理していいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか??
自分自身も”各社によって違いがあるか“などいまいち把握していなかったので、少し調べてみました。
年間取引報告書についてもチェックしてみましたので、確定申告するつもりの方は是非参考にしてみてください。
ちなみに、自分は税のプロではありませんので、詳しい部分まではわかりません。
十分に調べてから書いてはいますが、間違っている部分もあるかもしれませんのでそこはご了承くださいませm(_ _)m
特定口座源泉徴収ありを選択している場合は確定申告をしなくてもオッケー
THEOやWealthNaviなどのロボアドバイザーサービスでは特定口座(源泉徴収あり)が選択可能です。
こちらの口座を選択している場合は運営会社の方で譲渡益から税金を源泉徴収して税務署に納税してくれます。
よって確定申告をする必要はありません。
一方、特定口座(源泉徴収なし)と一般口座の方は確定申告が必要になります。
また、特定口座(源泉徴収あり)を選択している方でも、複数の証券会社の損益を通算して、損失になる場合などは源泉徴収された税金が還付される場合がありますので、この場合も確定申告した方がいいです。
さらにロボアドバイザー投資で損失がでている方も、確定申告をすれば翌年以降3年間にわたって、上場株式等の譲渡所得などの金額から控除することができますよ。
ロボアドバイザーの損益通算ってどういうこと??
損益通算と言われてもいまいちわからない人も多いと思うので、詳しく紹介します。
例えば1年間の運用実績が下記の場合を考えて見ましょう。
- WealthNavi・・・1万円の損失
- THEO・・・2万円の利益
損益通算しなければTHEOの2万円から税率20.315%(所得税15.315%、住民税5%)が徴収されます。
納める税金は約4,063円です。
一方、損益通算した場合はTHEOの利益からWealthNaviの損失分をマイナスできるので、1万円に対して税率20.315%がかかることになります。
納める税金は約2,032円。
なんと2,000円以上も節税できます。
これが損益通算です。
具体的な数字で見ると損益通算の大事さがわかるのではないでしょうか??
WealthNaviの確定申告について
WealthNaviの場合は海外市場のETFに投資をしているため、他証券会社と損益通算が可能です。
また、年間取引報告書はWeb上から印刷ができますし、書面で欲しい方はマイページから申請すれば自宅まで郵送してくれます。
https://ipomechanic.com/post-28608/
THEOの確定申告について
THEOの場合もWealthNavi同様に海外ETFに投資しているため、損益通算は可能。
ただし、年間取引報告書はWeb上から印刷ができません。
欲しい方は”マイページにあるお客様情報”からの申請が必要です。
郵送の請求は1月31日までになりますので注意してくださいね。
申請すると、書面を郵送で送ってくれますよ。
楽ラップの確定申告について
楽ラップは楽天証券が提供しているサービスになります。
なので、楽ラップでの売買も株取引なども含めた年間取引報告書に記載されています。
楽ラップだけの年間取引報告書は発行されませんので注意してください。
書面での郵送も申請できますし、ネット上での閲覧もできます。
もちろん、他証券会社との損益通算は可能です(^ ^)
投信工房の確定申告について
松井証券の投信工房も楽ラップ同様です。
と、いうか投信工房の場合は普通に投資信託を買い付けしているだけですので、こちらは説明するまでもないかもしれません。
ロボアドバイザーというよりは投資信託ですね(^^;;
もちろん、利益確定した場合は損益通算が可能です(^ ^)
年間取引報告書は書面、ネットでの閲覧、両方に対応しています。
トライオートETFの確定申告について
トライオートETFの場合は注意が必要です。
なんとサービス名にETFと書いてあるのに株取引との損益通算はできません!!
実はトライオートETFは、ETFへの投資ではあるんですが、CFD(差金決済取引)の形態をとっているからです。
“先物取引に係る雑所得等の金額” に分類されるため、投資信託・ETF・株式と税制の取扱いが違うとのこと。
また、特定口座などもありませんので、原則確定申告が必要です(T . T)
ちなみに損益通算ができるのは下記の商品になります。
年間取引報告書は下記の手順で取得することが可能です。
ここは知らない方も多いと思いますので注意してください。
仮想通貨とは損益通算できない
仮想通貨で多くの利益がでて、ロボアドバイザーで損失がでている人は「損益通算できないのかな??」と考えるかもしれません。
しかし、仮想通貨の利益は雑所得に分類されるため残念ながら損益通算は不可です。
ソーシャルレンディングとも損益通算できない
仮想通貨同様に、ソーシャルレンディングの利益とも損益通算できません。
ソーシャルレンディングも雑所得に分類されるからです。
しかし、ソーシャルレンディングと仮想通貨は損益通算が可能とのこと。
このあたりは細かい部分も関係してくるのでプロの人に相談してみましょう。
ロボアドバイザーの確定申告まとめ
トライオートETFは注意が必要ですが、その他は株取引とも損益通算ができます。
他証券でも売買している方は、この辺も頭にいれておけば節税ができるかもしれませんね。
ロボアドバイザー投資に多くの資金を特に恩恵が受けられると思います。
少しでも節税できれば実質パフォーマンスをあげられることになるので、この辺りもしっかりと対策していきましょう。
ロボアドで急激に信用度と人気を獲得しているのが…
WealthNaviです。
ロボアドバイザー界では不動の地位を確立しています。
しかも最低投資金額が10万円から1万円になり、より投資のハードルが下がりました。
そんなWealthNaviですが、現在当ブログとタイアップキャンペーンを実施中です。
下記リンクからの口座開設で通常キャンペーンに加え、現金1,000円が上乗せプレゼントされます。(詳細のキャンペーン条件は、ウェルスナビ公式サイトで必ずご確認ください)
有利に始めることができるので、気になった方は試しに無料診断をしてみてくださいね。
自分が投資した時の記事は下記にありますので、よろしければこちらも一読してみてください。
最新の運用実績も公開していますよ。
一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年3月末現在)
『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイ
ザー社調べ(2024年6月時点)