IPO投資家の強い味方、SBI証券もとうとう乗り出しました。
最近はIPOルールを改悪する証券会社が増えてきていますが、SBI証券も2021年にIPOルールを変更するそうです。
結論からいうと、おそらく多くの人には改悪になると思います。
今回は新旧で比較してみましたので、IPO投資家は必ず理解しておくようにしてください!!
またSBI証券のIPOについては下記記事で徹底解説しているので何もしらない人は先にこちをどうぞ。
SBI証券の旧IPOルールは??
まずはSBI証券の現在のIPOルールを確認しましょう。
新ルールが適用されたらこちらが旧のルールになります。
SBI証券は配分予定数量の70%を抽選によって配分先を決定します。
そして、残りの30%をIPOチャレンジポイントに基づく方法により配分先を決定。
つまり、今までは下記の2つの方法で抽選がされていました。
- 抽選 → 70%
- IPOチャレンジポイント → 30%
で、ここで注意したいのがこれはインターネットを通じて申し込みをする人が対象です。
店舗から申し込みする人はこちらが適用されていませんのでご理解ください。
SBI証券の新ルールは??
では肝心の新ルールを説明していきますね。
まず、新ルールは2021年の1月15日から適用されます。
自分がIPO投資をしてから1月15日までに上場した企業はありませんので、新ルールは2021年の1号案件から適用されると考えていいでしょう。
そして、大きく変わったのは割合です。
下記のように変更になりました。
- 抽選 → 60%
- IPOチャレンジポイント → 30%
なんと、抽選配分率が10%低くなりました!!
これによりこれからは運で当選できる確率は必然的に低くなります。
そして、上記二つを合わせると90%ですので10%足りませんよね。
残る10%はこの二つで配分されなかった人を対象に、取引状況等を踏まえて決定するそうです。
SBI証券の新しい「募集等に係る株券等の顧客への配分に係る基本方針」にはこのように記載されていました。
更に残りの 10%については、(前述の方法により配 分されなかったお客様のお申込分を対象に、)お客 様の投資についての知識・経験・資力といった「適合性の原則」の徹底を留意しつつ、当社との取引状況等を踏まえて当社が定めた配分基準に従い配分先を決定いたします。
抽象的すぎるww
残念ながら具体的なことは一切かかれていませんww
取引状況を踏まえるということですから単純に取引の多い上客に優先的に配分するということですかね。
もしかしたらこの辺りについての追加的なアナウンスがでるかもしれません。
でも、もし何も発表がなかったらこの10%分は今後無いものとして抽選に参加した方がいいのかも。。
IPOチャレンジポイントのへの影響は??
今回はIPOチャレンジポイントの配分率は変更しませんので大きな影響はないかと思います。
しかし、そもそも直近はキャンペーンの効果もあってポイントのボーダーはインフレ気味。
300P以上は当たり前で、ちょっといいIPOなら400Pなんかさくっと超えてきます。
さらに配分数も全く読めません。
サイバーセキュリティクラウドからなんか一気に変わったんですよね。
その前までは当選枚数の少ないIPOは100株配分が濃厚で、枚数が多ければ200株以上といった感じでした。
この法則が崩れてきて、どのくらい配分されるかは結果がでるまではわからないといった状況です。
大まかな流れは変わってはいませんが、イレギュラー的な配分になることがあるということは絶対に覚えておいたほうがいいですね。
IPOチャレンジポイントについて理解していない人はこちらを合わせてご覧ください。
まとめ
大きく変更されるのは抽選配分率の10%低下。
そしてその新たにできた10%枠が取引状況によって決められるということです。
今後の焦点になるのはやはりこの新たな枠ですよね。
何かしらの基準があればそれにアジャストしていけばいいのですが、何も発表なかった場合はもはや諦めるしかないかもしれません。
そして、この10%分は敗者復活制というところも重要でしょう。
正直、現時点では特に対策なども思いつきません。。
新ルールが適用されたら大きな変化があるかどうか様子を見ていくしかないですかね。
ネット証券大手のSBI証券も動いたことで今後マネックス証券や楽天証券も改悪にならなければいいのですが。。
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