大手証券の一つである三菱UFJモルガン・スタンレー証券。
大型IPOで主幹事が多いなどIPO投資にはかかせない証券会社です。
今回は三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOルールをメリット・デメリット含めて徹底解説していきたいと思います。
結論:三菱UFJモルガン・スタンレー証券はIPO投資で必要
結論からいうとIPO投資をするなら三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座は保有しておいた方がいいです。
理由は下記の通り。
- 主幹事になれる
- 大型IPOでは主幹事が多い
- 全プレすることがある
- 大手証券の中ではIPO目的の口座開設者が少ない
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は主幹事証券になれます。
当然ですが、IPOは主幹事が一番当選しやすいですよ。
さらに過去には全プレ、つまり申込した人全員を当選させるという神対応をしたことがあります。
特に日本郵政グループのIPOでは主幹事をつとめ、申込者全員を当選させました。
参加した人は10万円以上の利益が出せたという伝説のIPOです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券における管理人の当選実績
参考までに三菱UFJモルガン・スタンレー証券における管理人の当選実績を紹介しますね。
IPO投資をしてから過去の銘柄が当選しています。
当選銘柄
|
株数
|
利益
|
上場年
|
---|---|---|---|
100株
|
3.2万円
|
2013年
|
|
100株
|
5.0万円
|
2014年
|
|
100株
|
55.9万円
|
2014年
|
|
100株
|
0.7万円
|
2014年
|
|
100株
|
1.12万円
|
2015年
|
|
100株
|
2.3万円
|
2015年
|
|
100株
|
7.29万円
|
2015年
|
|
100株
|
2.31万円
|
2015年
|
|
100株
|
-0.93万円
|
2016年
|
|
100株
|
5.0万円
|
2016年
|
|
100株
|
2.8万円
|
2017年
|
合計利益は84.7万円です。
特に利益に貢献しているのはフィックスターズでしょう。
一撃50万円以上というとんでもない利益をもたらしてくれました。
また、日本郵政グループ3社もこれだけで10万円以上の利益。
コメダホールディングスで損失を出してしまいましたが、公募割れはこの1社だけです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券とは相性もいいので感謝しかないですね。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券とは??
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社です。
前身は国際証券でその後、5社が合併し三菱証券が発足。
上場していましたが三菱UFJフィナンシャル・グループの完全子会社となり上場廃止となりました。
2010年にモルガン・スタンレー証券と合併し、現在の体制となっています。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座開設費
口座開設費や維持費は無料。
ランニングコストは一切かかりません。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のコース
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は下記3つのコースから選択ができます。
- ダイレクト取引コース
- MUFG・テラスコース
- コンサルティング取引コース
ネットからIPOに参戦したい人はダイレクト取引コース or MUFG・テラスコースを選択しましょう。
コンサルティング取引コースは対面取引が中心なので、担当者と駆け引きしながらIPOを取得したい人に向いています。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOルール
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は割当枚数の10%を機械的抽選で配分します。
もし100枚あったとしたら10枚を抽選で当選者を決めるということです。
残りの90枚はお得意先に配分します。
10%というと少ない気がするかもしれませんが、大型IPOの時はそれでもかなりの数が抽選に回りますよ。
10,000枚あったとしたら1,000枚ですからね。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の抽選結果表示
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は他の証券会社と比べて、抽選結果表示が独特です。
- 当選 → 当初当選
- 補欠 → 次点
抽選結果発表日に落選表示はありません。
当初当選と次点のどちらか。
一応、次点は補欠というポジションですが繰り上げ当選する可能性はかなり低いです。
大きな期待はしないように。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOにおけるメリット
メリット1:IPOを全プレする時がある
一番のメリットはIPOを全プレしてくれる時があることです。
大型IPOなど三菱UFJモルガン・スタンレー証券の割当が多い時に起こります。
過去に全プレしたIPOは下記の通り。
- アキュセラインク
- かんぽ生命保険
- ゆうちょ銀行
- 日本郵政
- JR九州
- 日本国土開発
全てに申込して初値売りしたら20万円以上の利益となっています。
これは三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座を持っていたら誰でも手にすることができた利益です。
今後も大型IPOの時はチャンスですよ。
メリット2:主幹事になれる
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は主幹事になれます。
主幹事というのはそのIPOを仕切る証券会社のこと。
上記でも説明した日本郵政グループでは三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事でした。
主幹事の時は割当枚数が多いことから、当選できる確率が高いです。
メリット3:大手証券会社の中ではIPO目的の口座数が少ない
大手証券会社の中ではIPO目的での口座開設者が少ないです。
口座数が少なければそれはライバルが少ないということですので、必然的に当選確率がアップします。
口座開設者が少ない原因は広告に力をいれていないからです。
アフィリエイト広告も実施していないため、サイト運営社やブロガーは積極的に口座開設を訴求しません。
広告を実施しない限りは口座開設者が劇的にアップすることはないでしょう。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOにおけるデメリット
デメリット1:同一資金で複数IPOに申し込みができない
まず知っておいて欲しいのは同一資金で2社以上のIPOに申し込みができません。
1社ごとに資金が必要になりますよ。
大和証券やみずほ証券などは同一資金で複数銘柄に申し込みができるため資金の節約が可能です。
もし、同一期間内に複数のIPOを取り扱った場合、多くの資金が必要になります。
デメリット2:購入申し込み期間が短い
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は購入期間が非常に短いです。
他の証券会社では5日前後ほどありますが、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は実質1日程度。
この期間をすぎてしまったらせっかく当選したIPOを諦めなければいけません。
抽選結果は必ず、結果発表日にチェックをして購入申し込み期間を確認しておきましょう。
デメリット3:キャンセルするとペナルティがある
特に気をつけて欲しいのがIPO当選後のキャンセルです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券はペナルティがあり、当選したIPOをキャンセルした場合はその後1ヶ月間、IPOに申し込みができなくなります。
3月、9月、12月はIPOが多いのでこれらの時期は特に注意が必要です。
基本は当選したら購入する覚悟を持って申し込みするようにしてください。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のまとめ
では最後に三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOルールをまとめます。
- 全プレするIPOがある
- 主幹事になれる
- 同一資金で複数銘柄に申し込みできない
- キャンセルするとペナルティがある
- 割当枚数の10%を抽選配分
過去にこれだけ全プレを多く出してくれた会社は記憶にありません。
これだけで三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座を持っておく価値はあると思いますよ。
ただし、キャンセルするとペナルティがありますのでそこだけは絶対に注意してください。
IPO投資をする人には必須証券ですので、まだ持っていない人は必ず用意しておくようにしましょう。
当ブログでは株式投資型クラウドファンディングの国内最大手「FUNDINNO」と特別キャンペーンを実施しています。
下記リンクからの口座開設で2,000円相当のアマゾンギフト券をプレゼント!!
ファンディーノではエンジェル税制が適用される案件が多く、取り扱いをした琉球アスティーダスポーツクラブは国内で唯一となるIPOイグジットをしています。
応援出資した企業が時価総額1,000億円超えのユニコーンになれば数十倍のリターンも夢ではありません。
10万円から有望なベンチャー企業に応援出資ができますので新たな投資を是非体験してみてください。
さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。