売り切れました。
社債への投資に興味のある方はFundsを利用しましょう。
どうも、メカです。
2023年はソフトバンクが社債を発行したばかりですが、ソフトバンクグループもこれに続くようです。
6回目となる劣後社債の発行となり、利率、期間に大きな特徴があります。
そこで今回はソフトバンクが新たに発行する第六回劣後社債について紹介したいと思います。
ソフトバンクグループの第六回劣後社債とは??
ソフトバンクグループ株式会社が今回発行する社債は正式にはソフトバンクグループ株式会社 第6回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)と言います。
通常の社債とは異なり、株式の性質をもつハイブリッド債券です。
債券ではありますが劣後する性質があり、利金の支払いや繰上償還を見送ることができるなど、一定の資本性があります。
ハイブリッド債には固有のリスクがあるため、通常発行する社債と比較して利回りが高くなりやすいです。
資金使途については2023年7月に初回任意償還日を迎える米ドル建てハイブリッド社債の借り換え資金の一部等に充当する予定です。
第六回ソフトバンクグループ劣後社債の購入方法
まずは第六回ソフトバンクグループ劣後社債の購入方法から紹介します。
- 証券会社に口座開設する
- 入金する
- 社債に申込
証券会社に口座開設
販売証券会社は下記の通りです。
引き受けるのは大手証券を中心に8社です。
ネット証券のSBI証券でも販売が確定しています。
大手証券でもインターネット経由はもちろん、店頭経由でも申し込みができるはずです。
どの証券会社の口座も保有していない人はSBI証券がおすすめです。
すでに特設ページが公開されており、販売に力を入れているのが伝わってきます。
口座がなくても最短翌日に取引ができるため、ギリギリでも間に合う可能性が高いです。
証券会社に入金
SBI証券の口座開設が完了したら購入するために入金が必要です。
第六回ソフトバンクグループ劣後社債は100万円以上100万円単位で購入できます。
ちなみに過去に募集した社債の最低購入金額を見てみると…
- ソフトバンクグループ社債 → 100万円
- ZHD社債 → 10万円
- 楽天モバイル債 → 50万円
- カゴメデジタル特典付き社債 → 10万円
100万円というのはかなり高めの設定になります。
10万円単位だと申し込みしやすいんですがソフトバンクグループは100万円単位が多い印象です。
第六回ソフトバンクグループ劣後社債に申込
入金できたら各証券会社の専用ページから第六回ソフトバンクグループ劣後社債に申し込みしてください。
申込期間は下記の通りです。
4/17(金)12:00 ~ 4/27(木)14:00
期間は設けられていますが先着順です。
この期間内でも売り切れとなった場合は購入することができませんので興味がある人はすぐに申し込みしてください。
残念ながら発行総額は未定ですが、企業の規模も考えれば小型ではないと思います。
知名度抜群かつ国内有数の企業ということもあり、一定の人気はあるでしょう。
第六回ソフトバンクグループ劣後社債の評価は??
第六回ソフトバンクグループ劣後社債の各付けはこの記事を買いている時点でJCRの格付けは”BBB”の予定です。(社債発行時に変更があれば追記します)
JCRは日本格付研究所で簡単にいえば格付を行っている会社のことです。
BBBという格付けは「債務履行の確実性は認められるが上位等級に比べて将来債務履行の確実性が低下する可能性がある」という評価で、デフォルトリスクは比較的低いと判断されています。
ちなみに2021年にもハイブリット債を発行していますがその時もBBBでした。
第六回ソフトバンクグループ劣後社債の期間
第六回ソフトバンクグループ劣後社債の期間は約35年間です。
満期償還日は2058年4月26日となります。
35年ってとんでもない数字ではありますが、最短約5年で償還される場合があることは頭にいれておきましょう。
第六回ソフトバンクグループ劣後社債の利回り
第六回ソフトバンクグループ劣後社債の利回りは2023/4/14に決定します。
仮条件は下記の通り。
- 年4.10%~年5.10%(税引前)
この範囲内です。
通常の社債よりもリスクの高いハイブリッド債なので利回りも高いです。
ただし当初5年間は固定利率ですが、5年以降は変更されます。
- 5年後以降 1年国債金利※3+ 当初スプレッド※1+0.25%
- 20年後以降 1年国債金利※3+ 当初スプレッド※1+0.30%
- 25年後以降 1年国債金利※3+ 当初スプレッド※1+1.00%
このように利回りがアップしていきます。
もし利回りが4.6%だった場合の利率イメージはこちらです。
5年から19年までは0.25%、20年から24年までは0.3%、そして25年以降は1%もアップします。
ただ、先ほどもいったように最短5年で償還される可能性があるので、そうなると利率がアップする前に終わることになりますね。
追記
利率は4..75%に決まりました。
第六回ソフトバンクグループ劣後社債の投資シミュレーション
仮に第六回ソフトバンクグループ劣後社債を購入すると、どのくらいのリターンがあるのでしょうか??
この記事を書いている時点ではまだ利率が確定していませんので、仮に年4.6%で計算していきます。
もし100万円分購入した場合のリターンは下記のようになります。
- 当初5年間 → 230,000円
- 5年以降20年目まで → 697,500円
- 20年以降25年目まで → 235,000円
- 25年以降から満期まで → 539,703円
満期まで保有した場合は1,702,203円です。
ここから20.315%の税金が引かれますのでその点は理解しておきましょう。
もちろん社債には倒産や途中償還など様々なリスクがありますので、その点も合わせて理解しておくようにしてください。
社債に興味があるならFundsもおすすめ
社債に興味を持っている方は貸付投資であるFundsもおすすめです。
利回りは1%〜3%ほど。
上場企業など信頼度が高い企業に貸付することで、利息をコツコツと受け取れる新しい資産運用方法です。
参加企業はメルカリや三菱UFJ銀行、福岡銀行など大手企業がずらり。
しかも第六回ソフトバンクグループ劣後社債は100万円からしか購入できませんが、Fundsならたった1円から投資ができます。
その上、Fundsの場合は分配金に加えて優待が付いている場合があるんです。
自分は先日、FAVホテルというアパートメントホテルの1泊無料券をもらいました。
100万円出すのに抵抗がある人はFundsで少ない金額から初めてみることをおすすめします。
ちなみに自分は投資して4年経ちますが、すでに10万円以上の利益を得ています!!
口座開設は無料ですので、興味がある方は開設だけでもしておきましょう。
第六回ソフトバンクグループ劣後社債のまとめ
では最後にまとめます。
- 購入できるのは大手証券やSBI証券
- ハイブリッド債
- 期間は最長35年間
- 購入単位は100万ごと
- 利率は年4.75%
- 評価はJCRの格付けで”BBB”
通常の社債ではなくハイブリッド債という点は注意が必要です。
通常の社債よりも劣後し、株式の性質を持ち合わせています。
また最長35年という数字も見逃せません。
ソフトバンクグループが今後35年間続くかは誰にもわかりませんので、利率とリスクは高めです。
個人的には上級者向けの投資商品だと思うので、初心者の方は手を出さない方がいいかなと思います。
1円から投資ができるFundsの方がおすすめです。