残念ながら2024年7月1日から大幅に改悪されます。
ロボアドバイザーのTHEO(テオ)がやってくれました。
なんと新たな手数料体系であるTHEO Color Paletteをスタートさせます!!
今までは運用残高3,000万円未満の人は一律1%でしたが、これからは利用状況に応じて手数料の値下げを受けられますよ。
THEOユーザーにとっては非常に嬉しい改善です。
今回はTHEO(テオ)が新しくスタートさせるTHEO Color Paletteについて徹底解説していきますね。
ちなみにまだTHEO(テオ)を知らない方がいましたらこちらの記事を一読してみてください。
自分の運用実績も含めた知っている限りの情報を余すことなく紹介しています。
※2023年1月1日以降にTHEO+ docomoを新規申込する人はTHEO Color Paletteの適用対象外となります。
https://docomo-inv.smt.docomo.
THEO Color Paletteとは??
THEO Color Paletteは利用状況に応じてユーザーのカラーを設定します。
そのカラーに応じて手数料が値下げされるという新手数料体系です。
事前のエントリーは必要なく、条件を満たしている全てのTHEOユーザーが対象。
ちなみにこのTHEO Color Paletteを始めた背景には始めたばかりの人でも続けやすい仕組みづくりで資産形成をサポートしていきたいという想いからだそうです。
普通に考えれば”手数料を下げる” = “売り上げが落ちる” という方程式が成り立ちますので、個人的にはなかなか思い切ったことをしてきたなという印象があります。
THEO Color Paletteの適用条件
まずはTHEO Color Paletteの適用条件をみていきましょう。
適用されるのは下記に該当する方です。
- 本家THEOのユーザー
- 積立をしているユーザー
- 期間中に出金をしていないユーザー
一番注意してほしいのはTHEO+ [テオプラス]のユーザーです。
今回のTHEO Color Paletteは本家THEOを利用しているユーザーのみ。
よってTHEO+ [テオプラス]を利用している人は対象外ですよ。
もちろんTHEO+docomoを利用している人も対象外なので注意しましょう。
THEO Color Paletteのカラーと手数料
ではメインであるTHEO Color Paletteのカラーと手数料をみていきましょう。
ホワイトは今までと変わらず1%の手数料です。
そしてブルーから割引が適用されます。
毎月1万円以上積立すればそれだけで0.90%が適用されますよ。
グリーンから一気にハードルが上がり50万円以上の資産が必要になります。
もし1,000万円以上運用している方はレッドが適用されて手数料が0.65%。
一気に35%も安くなってしまいます。
ちなみにカラー基準額というのは”運用開始から対象期間内の各月末までの入出金総額の平均“のこと。
具体的には運用開始から対象期間内各月末までの入出金総額(入金総額 – 出金総額)を足して3で割った金額です。
THEO Color Paletteの対象期間は??
THEO Color Paletteの対象期間は1年間を4つの期間に分け、それぞれの対象期間内でのご利用状況を基にカラーが決定されます。
決定したカラーは、翌月中旬に確認が可能です。
- 対象期間A:4月、5月、6月
- 対象期間B:7月、8月、9月
- 対象期間C:10月、11月、12月
- 対象期間D:1月、2月、3月
THEO Color Paletteの注意点
もし1ヶ月でも積立をしなかった場合はその時点でホワイトになるので注意しましょう。
4月に1,000万円、5月に0円、6月に1,000万円 それぞれ積立したとしてもカラーはホワイトになってしまいますよ。
とにかく積立をやめないことが大前提です。
また、THEO Color Paletteが適用されるのはあくまで3,000万円以下の部分です。
時価評価額3,000万円を超えた分に係る手数料は0.5%(年率・税別)で、こちらは今までと変更ありません。
THEO Color PaletteとWealthNaviの長期割を比較
WealthNavi(ウェルスナビ)にも長期割という手数料が安くなるプログラムがあります。
こちらは50万円以上預けている人は手数料が最低0.9%になるというもの。
0.9%になるまでには最短でも2年半もかかってしまうんです。
一方、THEOの場合は最短3ヶ月で4ヶ月目から手数料が割引されます。
しかも毎月1万円の積立で0.9%になるのでハードルは格段に低いです。
手数料も最低0.65%ですからWealthNaviの長期割よりも圧倒的に割安。
比較するとTHEOの方がユーザーにとって有利な条件なのがわかりますね。
まとめ
今回のTHEO Color Paletteは本家THEOユーザーとって神アプデと言っていいでしょう。
今までは本家THEOで運用していても何もメリットがなかったことからTHEO+docomoに乗り換える人が多くいました。
しかし、これからはそのまま本家THEOで運用を続ける人が多くなると思います。
特に平均50万円以上を運用している人はTHEO+docomoよりもお得に運用が可能ですよ。
自分もこのTHEO Color Paletteを利用したいところなんですがつい最近THEO+docomoに変更したばかり。
残念ながら利用できません。
また本家THEOに戻せるようになればいいのですが…
とにかくTHEO Color Paletteが登場したことにより。THEOのパフォーマンスを今まで以上に向上させることができるようになりました。
1万円から投資できる上に運用モデルはTHEOの方が細かく設定されているので、今後はWealthNaviよりも人気になってしまうかもしれませんね。
もし「THEOの運用モデルや仕組みを詳しく知りたい!!」という方は、先日CMOの馬場さんに色々聞いてきたのでこちらを読んでみてください。
積立金額ではなく預り資産では?
caさんコメントありがとうございます。
積立と資産がごっちゃになってました。
ご指摘くださり助かります。
ただいま修正させていただきました。
テオ+docomoでも、条件満たせば手数料割引きになるみたいですよ。
情報いただきありがとうございます!!
他の記事内にてすでに記載済みでございます^ – ^
また何かありましたら是非教えていただけますと幸いです。