株式投資型クラウドファンディングの知名度がかなり上がってきましたね。
大和証券グループが出資しているイークラウドが1号案件を発表、さらにはGoAngelがCAMPFIRE Angelsにリニューアルとここ最近は動きが活発です。
自分はFUNDINNOが誕生する前からこの業界をずっとチェックしていますが、2020年の盛り上がりは間違いなく過去最高といって良いでしょう。
さて、FUNDINNOの1号案件が発表されてからすでに3年ほど経過して、自分の出資先もだいぶ増えてきました。
以前はイグジット実績なども紹介してきましたが、今回はちょっと趣向を変えて、ECFを利用したエンジェル投資における現在の含み益を紹介していこうかなと思います。
自分のECFにおけるポートフォリオ
まずは株式投資型クラウドファンディングにおけるポートフォリオから紹介していきますね。
FUNDINNO(ファンディーノ)で出資している案件
国内最大手のFUNDINNO(ファンディーノ)では下記の案件に投資をしました。
Bank Invoice | 10万円 |
---|---|
JAM | 10万円 |
オールユアーズ | 12.5万円 |
AuB | 10万円 |
SKR | 10万円 |
コラボプラネット | 10万円 |
アイ・エム・ユー | 10万円 |
ONE ACT | 12.5万円 |
Mealthy | 13万円 |
カタリベ | 15万円 |
クラウド漁業 | 12.5万円 |
フォルテ | 12.5万円 |
nommoc | 12.5万円 |
TAAS | 10.0万円 |
ピーシーフェーズ | 8.8万円 |
AI Infinity | 10.0万円 |
笑屋 | 10.0万円 |
OCEAN SPIRAL | 15.0万円 |
グッドラックスリー | 10.0万円 |
Trim | 10.0万円 |
SMADONA | 10.0万円 |
いいオフィス | 9.0万円 |
合計243.8万円
22社に投資中です。
この中でいいオフィスだけ新株予約権での出資となります。
また、漢方生薬研究所にも投資していましたがこちらは相対取引でのイグジットをしまして、その時に売却済みです。
上記には含んでいます。
同じくnommocでも相対取引でのイグジット機会がありましたが自分は売却せずにそのまま保有しています。
FUNDINNO(ファンディーノ)については下記記事をチェックしてみてください。
エンジェルバンクのポートフォリオ
続いてはエンジェルバンクです。
下記はエメラダ・エクイティ時に出資した案件ですが、エメラダが事業譲渡をしたので仮にエンジェルバンクとしました。
ポートフォリオはこちら。
- Far Yeast Brewing株式会社・・・14万円
- 株式会社ラントリップ・・・14万円
- 株式会社スマートトレード・・・14万円
- 株式会社SARAH・・・14万円
合計4社で56万円となります。
こちらは全て新株予約権での出資です。
今の所イグジットした企業はありません
CAMPFIRE Angels(GoAngel)のポートフォリオ
CAMPFIRE Angels(GoAngel)で出資しているのは1社のみ。
クラウド型ERPサービスを運営するmultibookです。
こちらに25万円を出資しています。
このmultibookは初期案件だったんですがその後で投資したいと思えるような案件がなく、追加での出資はしていません。
CAMPFIRE Angelsになってからどのように変わるか期待しています。
ユニコーンのポートフォリオ
ユニコーンでは第一号案件であるSpotTourに10万円を投資しています。
それ以外は今の所出資していません。
始めはかなり期待していたんですが、このところ微妙な案件が多くて連続不成立が続いています。
ZUUの子会社に入ったので期待していたんですが、このままいくとイークラウドやCAMPFIRE Angelsにすぐ抜かれてしまいそうな雰囲気です。
今はあまりおすすめできません。
ユニコーンについての詳細は下記記事にまとめてあります。
ECFを利用してエンジェル投資した含み益はどのくらい??
では早速、現在の含み益を紹介します!!
ちなみに今回は登記簿を取得して計算したものになりますので、100%正解ではないかもしれません。
その点はご了承くださいませ。
案件 | 損益 |
---|---|
Bank Invoice | 0円 |
JAM | 0円 |
オールユアーズ | 11.5万円 |
AuB | 14万円 |
SKR | 6万円 |
コラボプラネット | 0万円 |
アイ・エム・ユー | 0万円 |
ONE ACT | 0万円 |
Mealthy | 4万円 |
カタリベ | 0万円 |
クラウド漁業 | 0万円 |
フォルテ | -1.25万円 |
nommoc | 0万円 |
TAAS | -5万円 |
ピーシーフェーズ | 0万円 |
AI Infinity | 0万円 |
笑屋 | 0万円 |
OCEAN SPIRAL | 0万円 |
グッドラックスリー | 0万円 |
Trim | 8万円 |
SMADONA | 0万円 |
いいオフィス | 0万円 |
Far Yeast Brewing | 0万円 |
ラントリップ | 0万円 |
スマートトレード | 0万円 |
SARAH | 2.6万円 |
multibook | 25万円 |
SpotTour | 0万円 |
合計64万8,500円です!!
初めて計算してみたんですが、思っていたよりも多くの含み益になっていました。
個人的にもちょっとびっくりですww
もちろん中にはECF後の資金調達でダウンラウンドしたところもあったりと、ちょこちょこと含み損もあります。
ただ、ダウンラウンドしててもECF後にVCや事業会社など資金調達をしている企業もあるので、全体的には悪くない印象です。
とはいえ含み益とは言っていますが上場株とはまったく含み益の意味が変わってきます。
これらは未上場株なので流動性が今の所ありません!!
IPOやM&A、相対取引などのイグジットがなければ換金ができないんですよね。
なので自分としては「含み益という名の幻」という認識でございます。
まとめ
今回は株式投資型クラウドファンディングにおける含み益を紹介してみましたが、もしかしたらこういう切り口の記事を作成したのは日本初かもしれません。
正直いうと各社の最新の登記簿を取得するだけでも数千円かかり、調べるだけでも2時間くらいかかりましたww
上場株はすぐにわかるので、本当に全然違いますね。。
ただ、ちょっと出資先以外の登記簿なんかも取得しちゃったりしてそこそこ楽しかったです!!
すでにご存知の人も多いと思いますがエンジェル投資はどうしてもすぐに結果がでない投資方法です。
イグジットするまでは早くて数年、10年や20年経ってからIPOする企業なども普通に存在します。
IPO投資家なんかはこの辺はよくわかりますよね。
そして、今は資金調達が順調にいっている企業でも突然悪くなることもありえますし、逆に苦労している企業でも突然息を吹き返すことがあるのがベンチャー業界です。
今後も含み益は幻と考えながら、アップラウンドした際は「お、会社がまた一歩成長した!!」という感覚で見守り続けていきたいと思います。
もし自分の企業の発行価格がいくらか知りたい人がいたらTwitterで連絡くださればわかる範囲でお答えしますのでお気軽に連絡くださいませ。(記事コメントは申し訳ないですがスルーします。)
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ファンディーノではエンジェル税制が適用される案件が多く、取り扱いをした琉球アスティーダスポーツクラブは国内で唯一となるIPOイグジットをしています。
応援出資した企業が時価総額1,000億円超えのユニコーンになれば数十倍のリターンも夢ではありません。
10万円から有望なベンチャー企業に応援出資ができますので新たな投資を是非体験してみてください。
さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。