どうも、株式投資型クラウドファンディング専門家のメカニックです。
FUNDINNOでまたまた面白い企業が資金調達をします。
アートプラットフォーム「STRAYM(ストレイム)」を運営するSMADONA株式会社です。
実はこのサービス、自分は前から注目していました!!
今回はSMADONAのファイナンスの概要から特徴を詳しく紹介していきますね。
FUNDINNO(ファンディーノ)について知らない方は先に下記記事をチェックしてください。
SMADONAの要点まとめ
時間がない人向けにSMADONAの要点だけをまとめます。
- アートプラットフォームを運営
- 設立は2017年9月
- プレバリュー3.25億円
- 目標金額は1,200万円
- 普通株式での募集
- 1株1万円
- エンジェル税制の適用予定はなし
- 2025年7月以降のIPOを目指す
SMADONAは100円からアート作品を分割保有できるプラットフォーム「STRAYM(ストレイム)」を運営しています。
目標金額は1,200万円、上限応募額は3,500万円。
普通株式での募集となり、1株1万円でプレバリューは3.25億円です。
マイルストーンは2025年7月までに売上を13.7億円まで伸ばしてIPOによるイグジットを目指しています。
エンジェル税制の適用と株主優待はありません。
ちなみに自分はアートが好きで、かつ投資対象としても魅力的だと感じているのでこの会社に出資を即断しました!!
応援します♪
SMADONAってどんな会社??
SMADONA株式会社は100円からアート作品を分割保有できるプラットフォーム「STRAYM(ストレイム)」を運営している企業です。
現在はβ版で2020年末までに正式版をリリース予定。
購入したアート作品は他のユーザーに売却ができ、投資としても利用ができます。
しかもSTRAYM(ストレイム)で取り扱っている作品は有名アーティストが多いです。
- Banksy
- KAWS
- 河村康輔
- Andy Warhol
Banksyは最近よくニュースになることが多いので知っている人も多いのではないでしょうか。
STRAYM(ストレイム)ならこれらのアーティスト作品のオーナーに気軽になることができます。
ちなみにSTRAYM(ストレイム)については下記記事でまとめていますので、詳しく知りたい人はチェックしてくださいませ。
SMADONAのビジネスモデル
ビジネスモデルは手数料収入がメインです。
出品する際にアーティストやコレクター、ギャラリー、美術館から10%の手数料を徴収します。
さらにオーナーとなるユーザーからも購入と売却時に5%の手数料を徴収します。
1,000万円以上の作品も多いので、1作品だけでもそれなりに利益がでますね。
SMADONAの社長はどんな人??
SMADONAの社長は長崎 幹広氏。
経歴は下記の通りです。
1976年東京都生まれ
1998年大学卒業後、総合広告会社である株式会社旭通信社(現 ADKグループ)に新卒として入社。メディア業務に従事しながら、それまでになかった新しいテレビの活用方法や、デイビット・ベッカム日本初招聘、レアル・マドリード日本ツアーなど様々なプロモーション業務を成功に導く。
2005年 ADKグループ退社後、トップクリエイターである箭内道彦率いるクリエイティブ・エージェンシー/風とバラッドに参画し、クリエイティブを用いた課題解決に従事。
2015年4月 株式会社パープルを設立し、広告分野、PR分野のスペシャリストとして多くのクライアントの課題解決に携わる。
2017年9月 現在のSMADONA株式会社を設立。
SMADONAの募集金額と資金用途について
SMADONAの目標募集額は1,200万円。
上限募集額は3,500万円です。
株式投資型クラウドファンディングでは1億円までしか資金調達しかできませんので、小型規模ということになります。
投資家から調達した資金は下記の目的に充てる予定です。
- 開発費
- 広告宣伝費
- カスタマーサポート費用
- 外注開発費
- 日本クラウドキャピタルへの手数料
優先されるのは開発費と日本クラウドキャピタルへの手数料です。
目標募集額を超えた場合、その他の費用に充てられます。
また、2020年9月に資金調達を予定していますが、今回の資金調達で上限に達した場合は行わない予定です。
SMADONAの業績
SMADONAの決算期末(2019年7月31日)における売上はなく、営業損失となっています。
また、直近試算表(2020年2月29日)における売上は1,605千円で、営業損失です。
債務超過ではありません。
SMADONAにおける現在のバリュエーション
続いて、SMADONAのバリュエーション(時価総額)を計算していきます。
1株の発行価格は10,000円で発行済株式総数は32,500株です。
よってプレバリューは3.25億円となります。
一応、取得可能な登記簿を取得してバリューと発行価格の推移を予測してみました。
- 0.03億円 (発行価格 100円)
- 約3.06億円 (発行価格 8,000円)
- 約3.1億円 (発行価格 8,000円)
- 約3.15億円 (発行価格 10,000円)
今回は1万円ですので前回の調達時とほぼ同じ株価だと思われます。
一応、この辺は推測なので参考程度にしてください。
プレバリューに関しては3.25億円で間違いありません。
フォロワーのぐるうまさんからアドバイスいただき発行価格の推移を修正しました。
SMADONAに出資しているプロ投資家
SMADONAに出資しているプロ投資家は下記の通りです。
事業会社とエンジェル投資家が出資しています。
飛鳥貴雄氏はマザーズに上場しているピアラのCEOです。
2020年2月に第三者割当増資を実施して資金調達に関してのプレスが出ていましたので共有します。
この時に法人を含む6名が出資しているようです。
SMADONAにおける投資金額のコースと株数
SMADONAの投資は下記のコースが用意されています。
- 100,000円コース(10株)
- 300,000円コース(30株)
- 500,000円コース(50株)
最低投資金額は10万円、最高は50万円。
いつも通りですね。
SMADONAのマイルストーン
SMADONAのマイルストーンは下記の通りです。
最終的にIPOを目指します。
※FUNDINNO公式サイトより引用
まずは正式版をリリース。
その後、アプリを作成して英語版のサイトを公開。
海外の拠点を開設して2025年の7月に13.7億円の売上を達成した後でIPOを目指します。
SMADONAがEXITしたらどのくらいの利益になるの??
SMADONAが計画通りにIPOしたらどのくらいの利益になるのか説明していきます。
現在の評価額は3.25億円ですので、IPOまでいけば大きな利益が期待できそうです。
もしIPO時の時価総額が97億円だったとしたらおよそ30倍。
10万円投資したら300万円になるので290万円の利益になりますね。
ステージはアーリーとなるので大きなレバレッジをかけられます。
もちろん、破産したら投資額が丸々損失になる可能性もありますのでリスクはしっかりと理解するようにしましょう。
ただ、株式投資型クラウドファンディングの本質は企業への応援の気持ちです。
リターンの前に「応援したいかどうか」を考えましょう。
また株式募集形式によるリターンの計算方法は下記にまとめてあります。
まとめと管理人の感想
最後にSMADONAの資金調達についてもう一度まとめます。
- アートプラットフォームを運営
- 設立は2017年9月
- プレバリュー3.25億円
- 目標金額は1,200万円
- 普通株式での募集
- 1株1万円
- エンジェル税制の適用予定はなし
- 2025年7月以降のIPOを目指す
結論からいうと自分は投資をします!!
理由はサービス自体は前から注目していましたし、アート作品が大好きだからです。
少し前はデザイナーズ家具とかも結構集めてて、アイリーングレイやアルネヤコブセン、イサム・ノグチ、ミースファンデルローエなど保有していました。
もちろんレプリカですけどね 笑
ストレイムのユーザー数の伸びなどはかなり楽観的に思え、ANDARTというライバルもすでに存在します。
ですがとにかく応援したい気持ちが強いのでその辺りは目を瞑って、今回はいきます。
あと、ECFとも過去最高に相性がすごくいいとも思ってます。
FUNDINNOで掲載されただけでPRができますし、出資者がそのままユーザーになってくれる可能性が高いです。
募集開始は2020年の5月20日の19時半からですので投資をしたい人は忘れずにチェックしてくださいね。
また、現在はFUNDINNOで1,000円相当がアマギフが貰えるキャンペーンも実施中。
投資家登録だけなので完全ノーリスク。
出資する必要はありません。
まだ登録していない人は是非このお得な機会を逃さないようにしてくださいね。