投資信託といえばクレカ積立が主流です。
投資信託を積立しながらポイントを取得できるならやらない理由がありません。
PayPay証券ではクレカ積立を提供しておらず、後れをとっていましたが、とうとうポイントが付与されるプログラムを開始しました。
今後はPayPayポイントが付与されるようになります。
そこで今回はPayPay証券が提供するPayPay資産運用のつみたて還元プログラムを徹底解説!!
PayPayユーザーは必見ですよ。
PayPay資産運用とは??
PayPay資産運用はPayPayアプリ上で資産運用ができるミニアプリです。
キャッシュレス決済サービス上で有価証券の買付や売却が行える日本初のアプリになります。
PayPayにはPayPayポイント運用という投資サービスもありますが、PayPay資産運用はPayPayマネーとPayPayポイントを利用して現物投資するサービスです。
ちなみにPayPayポイント運用はあくまでポイント運用ですので、現金ではなくポイントが増減します。
PayPay資産運用のつみたて還元プログラムの詳細
では早速PayPay資産運用のつみたて還元プログラムの詳細を紹介していきます。
対象商品
プログラムが適用されるのは「投資信託のつみたて」のみです。
ETFコースと個別株は対象外となります。
還元率
PayPayマネー、PayPayポイントでつみたて設定した購入金額に対して0.5%分のPayPayポイントが付与されます。
ポイント付与の上限は250P/月です。
月間5万円までのつみたてが対象となります。
特典の付与日
特典のPayPayポイントが付与されるのはつみたて購入した30日ごろです。
PayPay資産運用のつみたて還元プログラムの参加方法
プログラムの参加方法はとっても簡単です。
- PayPay資産運用に口座開設
- 投資信託のつみたて設定
- PayPayマネー、PayPayポイントで購入
- 特典が付与
PayPay資産運用をはじめるにはPayPay証券の口座が必要です。
未保有の方は開設しましょう。
開設費、維持費は無料です。
開設できたら投資信託のつみたて設定をします。
銘柄を選んだら購入頻度と購入金額を決めてください。
ちなみに「PayPayポイントを支払いに使う」設定をしていた場合、PayPayポイント → PayPayマネーの順に利用されますので覚えておきましょう。
購入すると約30日経過後に特典が付与されます。
これが還元プログラムの流れです。
他社のクレカ積立と比較
参考までの他社のクレカ積立と比較してみました。
SBI証券 | 0.5%~5% |
---|---|
マネックス証券 | 1.1% |
楽天証券 | 0.5%~1.0% |
auカブコム証券 | 1.0%から3.0% |
tsumiki証券 | 0.1%から0.5% |
セゾンポケット | 0.1%から0.5% |
最も還元率の低いサービスはtsumiki証券とセゾンポケットです。
こちらは最大0.5%ですが、条件を達成しなければいけません。
大手ネット証券では最低でも0.5%、マネックス証券にいたっては無条件で1.1%が適用されます。
PayPayの資産運用のつみたて還元プログラムと比較すると2倍以上の差です。
トップの還元率はSBI証券で三井住友カード プラチナプリファードで買付けした場合に5%が適用されます。
残念ながらPayPayの資産運用のつみたて還元プログラムを他社が提供しているクレカ積立と比較すると物足りないと言わざるを得ません。
まとめ
では、最後にPayPayの資産運用のつみたて還元プログラムをまとめます。
- 還元率は最大0.5%
- 付与されるのはPayPayポイント
- 上限は毎月250P
- 対象は投資信託のみ
PayPayの資産運用をメインに投資している人にはかなり朗報です。
今後は定期積立で最大0.5%のPayPayポイントが付与されます。
ただ、先ほどもいったようにクレカ積立では1%以上の還元を提供している証券会社が多くあり、こちらと比較すると見劣りします。
資金に余裕がある人ならばさらにポイントを貰いながら投資信託を購入できる枠が5万円増えることになるので追加で積立すればいいと思いますが、資金が限られている人にとってはファーストチョイスにするのはもったいないです。
つみたて設定するかどうかは、自分の余裕資金と相談しながら決めましょう。
とはいえ。個人的にはPayPayカードでの買い付けを期待していましたので少し予想外の買い付け方法でしたが、ひとまず還元プログラムが始まったことはメリットしかありません。
今後、みんなが歓喜するような還元率にアップしてくれることを期待したいと思います。