ぽちぽちファンディングという少し面白いサービス名の不動産投資型クラウドファンディングがリリースされました。
今回はこのぽちぽちファンディングの特徴やメリット・デメリットを徹底解説していきます!!
「どんな投資?? 評判や口コミは大丈夫??」と気になっている人がいたら是非参考にしてくださいね。
「ぽちぽちファンディング」を10秒で解説!!
この記事の全容を10秒で解説します!!
ぽちぽちファンディングは下記のような特徴があります。
- 不動産投資型クラウドファンディング
- 未上場のアイディ株式会社が運営
- 1口1万円からスマホで投資可能
- 管理の手間が不要
- 途中解約もオッケー
- 優先劣後システムを採用
- 投資対象はリノベ物件
ぽちぽちファンディングはアイディ株式会社が運営する不動産投資型クラウドファンディングサービスです。
投資対象は下記のようなリノベーション物件がメインで、1万円からスマホで手軽に不動産投資ができます。
投資後は管理の手間も不要なため、株式投資のように値動きを心配する必要はありません。
さらに手数料はかかるものの途中解約もオッケーです。
また優先劣後システムを採用しているため、一定の安全性も担保されていますよ。
ミドルリスク・ミドルリターンのスマホからできる資産運用です。
不動産投資型クラウドファンディングって何??
ぽちぽちファンディングは基本となる不動産投資型クラウドファンディングを知らなければ理解ができません。
ということで先にこちらから簡単に説明していきます。
通常、不動産投資といったら安くても数千万必要で、高ければ数億円必要になってきます。
残念ながら一般の人が気軽に投資することはできません。
しかし、不動産投資型クラウドファンディングはみんなでお金を出し合って少額から不動産投資をすることができます。
最近では1万円から投資できるサービスも非常に多くなりました。
しかもインターネットを通じて行うのでネットの環境があれば誰でも気軽にいつでも投資できるんです。
利益がでたら出資割合に比例して分配金が貰えますよ。
もちろん運用がうまく行かなければ損失になる場合がありますが、不動産投資は不動産という実物資産があるため、元本がゼロになるというリスクは限りなく低いです。
株式投資未満、債権以上のミドルリスク・ミドルリターンの投資になります。
おおまかにいうとこんな感じの仕組みだと認識していただければオッケーです。
さらに具体的に知りたい人は下記記事で説明していますので、こちらを一読してみてください。
ぽちぽちファンディングとは??
ぽちぽちファンディングはアイディ株式会社が運営する不動産投資型クラウドファンディングサイトです。
2020年の8/3にリリースされました。
アイディ株式会社はアイディホールディングス株式会社の子会社になります。
情報についてはこの通り。
会社名 | アイディ株式会社 |
---|---|
住所 | 東京都品川区東大井2-13-8 ケイヒン東大井ビル 10F |
資本金 | 100,000,000円 |
代表取締役 | 池田昌宏 |
設立 | 平成26年4月(昭和44年に創業) |
上場はしていませんが創業が昭和44年と実績豊富な不動産事業会社です。
不動産事業の他に「投資FUN」というWebメディアも運営しています。
ぽちぽちファンディングで投資するまでの流れ
ぽちぽちファンディングで投資から分配金をもらうまでの流れは上記の通り。
さらに詳細に分けると下記のようになります。
- 会員登録
- 出資者登録
- プロジェクトの選択
- プロジェクトに応募
- 抽選
- 出資確定
- 入金
- 運用開始
- 配当
まずは出資者登録が必要です。
その後、プロジェクトを選択し、抽選に当選することで投資の権利が付与されます。
入金をして投資確定です。
しばらくすると運用が開始し、無事に終了日を迎えると終了月の翌々月までに配当および出資金が償還されます。
また、途中で資金が必要になった場合は手数料を支払うことで解約も可能です。
ぽちぽちファンディングのメリットとは
メリット1:運用途中の解約が可能!!
ぽちぽちファンディングは運用が開始したあとでも解約が可能です。
投資分をアイディ株式会社が買い取ってくれます。
解約するには申請書をダウンロードしてメールで送るか、アイディ株式会社に郵送しなければいけません。
また、別途解約手数料がかかります。
解約手数料については1口1,000円(税別)です。
1口1万円の場合は解約した時点で10%の損失が発生します。
解約した時点で元本割れすることは理解しておきましょう。
とはいえ急に資金が必要になった場合には非常に助かる救済措置です。
メリット2:業界最低水準の1万円から投資可能!!
最低投資金額は業界最低水準の1万円です。
不動産投資型クラウドファンディングでは1万円よりも低い金額で投資できるサービスはいまのところありません。
最低投資金額が10万円からというサービスもあるので、そちらと比較すると投資しやすさは1/10です。
1万円からなら挑戦しやすい数字と言えますよね。
メリット3:資産運用についての知識が身につく
ぽちぽちファンディングでは定期的にお金に関するメルマガや動画、セミナーを配信しています。
さらにウェブメディアも運営しているため、様々なコンテンツで資産運用について学ぶことが可能です。
さらに一部条件はあるものの、フィナンシャルプランナーによるライフプランニングも無料で実施されます。
メリット4:優先劣後方式で投資家は優先出資!!
投資家の安全策として優先劣後システムを採用します。
こちらはぽちぽちファンディングを運営するアイディ株式会社もセイムボードを出資をすることで、万が一損失が発生しても一定割合まではアイディ株式会社が負担してくれるというシステム。
出資割合はプロジェクトごとに異なりますが、対象不動産の最大30%分を劣後出資してくれます。
この場合は30%までの損失だったら投資家の配当金に影響はありません。
ただし、劣後出資分以上の損失が出た場合は投資家にも影響が出てきます。
メリット5:抽選方式のプロジェクトもある
ぽちぽちファンディングのプロジェクトは基本抽選方式です。
不動産投資型クラウドファンディングでは「先着方式」と「抽選方式」の2種類が存在します。
先着方式の場合はその名の通り早いもの勝ちですので時間に余裕がある人が有利です。
さらに人気プロジェクトはクリック合戦となる場合が多く、申込時間ジャストにチャレンジしたとしても投資できないことも多々あります。
一方、抽選方式の場合は条件がみんな平等なので投資しやすさの優劣はありません。
安定して投資できるとは限りませんが、忙しいサラリーマンでも運次第で投資できるチャンスがあります。
メリット6:スマホからでも投資できる
ぽちぽちファンディングはスマホ一つあれば投資が完結します。
株式投資とは違い、投資経験などの差が出にくい商品ですので、誰でも手軽にいつでも投資ができますよ。
ぽちぽちファンディングのデメリットとは
デメリット1:サービスの実績がない
ぽちぽちファンディングは2020年の8月に始まったばかり。
不動産投資型クラウドファンディングとしての実績はまだ十分ではありません。
他社を見ると1年以上の運営しているサービスもあるので、そちらと比較するとどうしても実績面では見劣りしてしまいます。
デメリット2:運営会社が上場していない
運営会社であるアイディ株式会社は社歴が長い会社ではありますが上場企業ではありません。
また親会社のアイディホールディングス株式会社も上場企業ではありません。
上場しているIDホールディングスとは関係がありませんので勘違いしないようにしましょう。
他の金融商品とどのくらいの差がつくのか!?
ぽちぽちファンディングを他の金融商品と比べるとこんなに差がでてきます。
もし利回り5%のプロジェクトに投資して運用が無事に終了したとしたら、定期預金と500倍もの差になるんです。
公社債と比較しても100倍変わってきます。
もちろん定期預金はほぼノーリスク、公社債はローリスクなので、単純な比較はできませんがリスクを追うことでここまでリターンを増やすことが可能です。
ぽちぽちファンディングの確定申告はどうすればいいのか??
確定申告が心配な人もいるかもしれません。
ぽちぽちファンディングに限らず不動産投資型クラウドファンディングで得た利益は雑所得に分類されます。
ぽちぽちファンディングのよくある質問には次のように記載されていました。
原則として確定申告が必要です。
分配金は「雑所得」の区分による総合課税の対象となり、原則として確定申告が必要です。
ただし、給与の年間収入額が2000万円以下かつ、給与所得を1ヵ所から受けていて、給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円以下の方は、確定申告が不要な場合があります。※実際の申告の際は、税理士や所轄の税務署へお問合せください。
この中の条件に当てはまる人は確定申告が不要な場合があります。
もし確定申告をする際はマイページから支払調書がダウンローソできるのでそちらを利用するようにしましょう。
ぽちぽちファンディングの評判や口コミはどうなの??
ぽちぽちファンディングの評判や口コミを調べてみましたが、まだ始まったばかりということもありあまり見つけることができませんでした。
ぽちぽちファンディングの審査が通って、無事に本人確認ハガキが届きました。
どんな案件が登場するのか、楽しみにしてます。#不動産投資型クラウドファンディング #アイディ株式会社 #ぽちぽちFUNDING pic.twitter.com/J1XEsXnZOG
— きたの (@kitano_income) August 21, 2020
いつでも解約できるのは魅力的ですね、
1号案件楽しみにしてます✨#ぽちぽちFUNDING#クラウドファンディング— アラサーくん♂ (@Invest_Man30) October 21, 2020
追加で発見しだいこちらに追記していきますね。
ぽちぽちファンディングのまとめ
では最後にぽちぽちファンディングについてまとめます。
- 不動産投資型クラウドファンディング
- 未上場のアイディ株式会社が運営
- 1口1万円からスマホで投資可能
- 管理の手間が不要
- 途中解約もオッケー
- 優先劣後システムを採用
- 投資対象はリノベ物件
未上場企業が運営しており、実績はありませんが投資後でも解約できる、優先劣後システムを採用しているため、安全性は担保されていると思います。
投資初心者でもスマホから簡単に、かつ1万円あれば投資可能です。
今後、1号案件が開示されるとのことなので気になる人は口座開設をして、すぐに投資できるように準備しておきましょう。