今回は事業者プレゼンの後編です
前半戦はmaneo、クラウドクレジット、オーナーズブックの3社を紹介させていただきましたが、後半はラッキーバンク、TATERU FUNDING、CAMPFIREの3社になります。
ラッキーバンクはソーシャレンダーに有名な事業者ですが、TATERU FUNDINGはまだ知名度が高くありませんし、CAMPFIREにいたってはまだソーシャルレンディング事業に参入していません。
それぞれで特徴が異なる3社のプレゼンは非常に面白みがありましたよ♪
ちなみに、前回の記事を見ていないという方はまずそちらからチェックしてみてください(^ ^)
ラッキーバンクのプレゼン
まずはラッキーバンクのプレゼンからです。
プレゼンしてくれたのはソーシャルレンディング事業者では最年少の社長である田中社長。
あいかわらずイケメンですね 笑
プレゼンのスタートは会社概要の説明からです。
新たにLBIリアルティ株式会社を設立したのがポイントになります。
そして、簡単な沿革。
次にラッキーバンクの仕組みの説明です。
不動産開発業者と投資家の間にラッキーバンクがいる形になります。
橋渡しの役目ですね。
ラッキーバンクは不動産開発業者に8%~15%の金利で貸付て、投資家には6%~10%ほどの利回りで配分しています。
2017年3月時点でのラッキーバンクのスプレッド(手数料)は2.5%~5%ほどだそうです。
仮に1,000万円を募集したらラッキーバンクの手数料は25万~50万ということになりますね。
ここから案件の説明。
全て不動産担保付き、最低投資金額も数万円~とのこと。
そしてユーザー登録の推移も紹介してくれました。
2016年後半からはソーシャルレンディングの知名度向上もあってか、エグイ成長曲線になっています。
2017年の1月は500人越えと凄いですね。
続いて募集金額の推移です。
グラフでは2月までしかありませんが、2017年の4月現在は86億円を突破しており、100億円も時間の問題かと思います。
そして、LBIリアリティを含めたスキームの紹介。
簡単にいえばソーシャルレンディングサービスによくある、グループ会社に融資をして、そこから貸し出すという形ですね。
特に難しいことはありません。
最後は今後の展望です。
プレゼンは以上でした。
個人的にはスプレッドを教えてくれたのが非常に興味深かったです。
事業社の中でも教えてくれたのはラッキーバンクだけだったように思います。(他も紹介していたらすいません。)
オープンな感じに好感がもてました♪
また、ユーザー数の伸びを見ても勢いの凄さを感じます。
これだけいればファンドの募集が一瞬で埋まってしまうのも納得です。
先ほどもいいましたが、今のペースで行けば100億円を達成するのは時間の問題で、2017年度中には達成すると思います(^ ^)
TATERU FUNDINGのプレゼン
続いてはインベスターズクラウドが提供しているTATERU FUNDINGです。
IPO投資をしている人ならば、運営会社のインベスターズクラウドは少し前に上場したばかりなので、ご存知の方が多いと思います。
そんなTATERU FUNDINGのプレゼンをしてくれたのは執行役員の村上さんです!!
まずはTATERU事業についての説明です。
TATERU FUNDINGはこの中のクラウドファンディング事業になるとのこと。
次はTATERUの詳細になります。
自分は知らなかったんですが、某有名サッカー選手をCMに起用しているみたいです。
そして、TATERUも不動産経営のワンストップサービスということで、実は結構気になっているんですよね 笑
一度詳しく話を聞いてみたいと思っています。
ここから今回のメインであるTATERU FUNDINGに入ります。
まずは特徴からですが、一番の特徴はなんといってもいつでも解約できるところでしょう!!
通常、ソーシャルレンディングは途中解約ができませんので、ここはTATERU FUNDINGの大きな強みになります。
ホント、換金性の高さはかなり魅力ですね♪
続いて仕組みです。
TATERU FUNDINGは投資家を優先出資者、そしてインベスターズクラウドを劣後出資者に分類しています。
詳しい仕組みは下記の記事で説明していますので、そちらを一読していただきた方がいいと思います(^ ^)
https://ipomechanic.com/post-24536/
また、インベスターズクラウドではTATERUが難しい方はTATERU FUNDINGへ、そしてTATERU FUNDINGでは満足できなかった方はTATERUへというシナジー効果を狙っているそうです。
TATERU FUNDINGの出資者ですが、こちらはほぼ半々。
若干新規会員が多い様です。
直近で募集したファンドの結果ですが、下記を見ると人気の高さが伺えますね。
自分は第3号ファンドに投資していますが、この時から先着順ではなく、抽選方式になりました。
この方がみんな平等になるので、個人的には賛成です(^ ^)
最後に今後の展開を紹介。
確かにファンド数は非常に少ないので、これから上場企業の力をバシバシ使って、ペースアップしてほしいと思います 笑
TATERU FUNDINGのプレゼンはこれで終了。
やはり、TATERU FUNDINGは他の事業者とは仕組みで違う部分が多いので、差別化ができていると思います。
特に途中で解約や譲渡できるというのは、ソーシャルレンディングのデメリットである”途中解約ができない”という部分がありませんので、これは大きなメリットです。
これからファンドが増えていけば、人気化しそうだな〜と思いました(^ ^)
上場企業が運営していて信用度が高いですしね♪
CAMPFIREのプレゼン
最後はCAMPFIREのプレゼンになります。
まだ、ソーシャルレンディングサービスを展開していませんが、これから本格参入するということで、概要を説明しにきてくれました(^ ^)
そして、プレゼンしてくれたのはなんと…
社長の家入一真さんです
そうです、あの家入さんです!(◎_◎;)
物凄いビッグネームが来たので、自分は結構テンションが上がっちゃいましたね♪
まさか家入さんがくるとは思っていなかったので、この時点で「いや〜来て良かった」と密かに喜んでいました 笑
さて、肝心のプレゼンはというと、まだ具体的に決まっていないこともあり、現状のCAMPFIREについての説明が多かったです。
まずは会社の説明。
そして、これまでの取り組み。
購入型クラウドファンディングでは国内を牽引している存在です。
自分も利用したことがありますし、頻繁にチェックしています(^ ^)
ここからがソーシャルレンディングについてです。
CAMPFIREでは、他の事業者では取り扱っていない分野を攻めるつもりのようですね。
ただ、不動産や海外案件、個人融資、中小企業向け、以外に何があるのか気になります。
どちらかというとセキュリテの様な感じを狙っているのかなとも感じました。
そして、CAMPFIREではソーシャルレンディングも取り入れながらプラットフォームを形成していく考えです。
すでに仮想通貨取引所は先日オープンしましたので、この先はソーシャルレンディングサービスに力を入れてくる様な気がします。
最後はCMAPFIREの目標。
ソーシャルレンディングもこの目標を達成する上での通過点ということだと思います。
まだまだどんなサービスになるのかはわかりませんが、CAMPFIREではすでに一定数のユーザーがいるので、ソーシャルレンディングを初めてもすぐに結果をだせるような気がします。
しかも家入さん自体が絶大な効果を持った広告塔なので、自然と色々なところで取り上げられることでしょう。
また、個人的にはCAMPFIREがどんなファンドを組成するのかに非常に興味があります。
希望としては”他にはないちょっと変わった分野”を開拓してほしいですね♪
夏頃にスタートさせたいといっていたので、期待して待っていましょう(^ ^)
それにしても家入さんのプレゼンは独特すぎて、笑っちゃいました 笑
まとめ
今回紹介した3社はラッキーバンクが老舗、TATERU FUNDINGがルーキー、CAMPFIREが新規参入とソーシャルレンディングにおける立ち位置がそれぞれ違いましたので、なかなか面白いプレゼンだったと思います。
個人的にはラッキーバンクはそれなりにスキームやファンドの詳細は理解していたので、TATERU FUNDINGとCAMPFIREのプレゼンは新鮮な気持ちになりました♪
特にTATERU FUNDINGはこれからファンドが増加していけば、投資先として人気化しそうな感じです。
また、CAMPFIREも家入さんがどんなアクションを取ってくるのか非常に気になります(^ ^)
ソーシャルレンディングが始まったらほぼ間違いなく投資すると思いますね♪
さて、以上で前回と今回の2回に分けて紹介した事業者プレゼンは終了です。
次はラストのディスカッションを紹介させていただきます!!
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