LENDEX(レンデックス)がリリースされました。
2017年の7月から始まった新たなソーシャルレンディングサービスです。
今回はこのLENDEX(レンデックス)に実際に10万円投資してみましたので詳細やメリット、デメリット、さらに投資方法までを徹底紹介していきます。
評判や口コミが気になる方は参考にしてください。
LENDEX(レンデックス)における投資実績
まずは百聞は一見にしかず!!
自分の運用実績をみてください!!
LENDEX(レンデックス)には2017年の7月から投資しています。
【2024/9】LENDEX(レンデックス)における運用実績
LENDEXに投資してから10つのファンドが完済になっています。
現在投資している案件は下記の通り。
- 不動産担保付きローンファンド 1077-2号 → 9万円
合計9万円
これまでにLENDEX(レンデックス)から分配された金額は下記の通り。
2017年 | 2,311円 |
---|---|
2018年 | 6,607円 |
2019年 | 4,619円 |
2020年 | 5,889円 |
2021年 | 2,554円 |
2022年 | 5,642円 |
2023年 | 824円 |
2024年1月 | 152円 |
2024年2月 | 934円 |
2024年3月 | 625円 |
2024年4月 | 667円 |
2024年5月 | 499円 |
2024年6月 | 515円 |
2024年7月 | 805円 |
2024年8月 | 515円 |
2024年8月 | 515円 |
合計利益:30,274円(税引き後)
ついに2万円を超えました!!
今のところ遅延や延滞は一切発生しておらず、運用は順調に行われていますよ。
引き続き投資を続けていきます!!
LENDEX(レンデックス)とは??
LENDEX(レンデックス)は2017年7月から始まったソーシャルレンディングサービスです。
運営元は株式会社LENDEX(レンデックス)で、東京都千代田区に本社がある会社です。
上場はしていません。
ただし色々なところにパイプがあるのか、格闘技団体のRISINを貸付先としたファンドを組成するなど、他の事業者にはない面白いファンドがラインナップされています。
現在の投資家数は14,000人以上。(2022年7月現在)
ここ最近は実績が再評価された影響で投資家数が急増中です。
また、直近ではYouTubeもスタートさせました。
動画慣れしている方はこちらを見た方が理解しやすいかもしれません!!
LENDEX(レンデックス)で取り扱っているファンドは??
LENDEX(レンデックス)で取り扱っているファンドは不動産担保がついた案件が多いです。
俗に言う、不動産担保付きローンファンドです。
融資額の大部分に担保が設定されています。
実際にファンドを見ると、サブ案件には担保が設定されていませんでした。
担保設定されているのはメイン案件のみ。
ただ、サブ案件はほとんどが1万円という少額の融資です。
ファンド全体で考えれば99%以上に担保が設定されていますよ。
また、LTV(ローン依存率)も80%を超えない設定にしてあります。
運用期間も1年以内の短期投資が中心。
ファンドとしてのリスクは比較的低めといって良さそうです。
ちなみに利息は毎月分配ですよ。
LENDEX(レンデックス)における最低投資金額
LENDEX(レンデックス)における最低投資金額は今の所2万円〜となっています。
2万円というと国内では比較的低めの設定です。
ただし、下記サービスでは1万円以下で投資が可能。
残念ながら最低水準ではありません。
しかし、5万円や10万円からというサービスも多いです。
そちらと比較すれば非常に良心的でしょう。
初心者でも始めやすい金額だと思います。
LENDEXにおける利回り
続いてLENDEX(レンデックス)の利回りです。
現状で組成されているファンドを見ると、10%という数字が目立ちます。
利回り10%というのは非常に高利回りです。
しかも不動産担保付きローンファンドということを考えれば国内トップクラス。
最近は不動産担保付きローンファンドの利回りは低下傾向です。
その中で二桁の利回りというのはかなりのインパクトがあります。
しかも、運用期間が1年以内ですからね。
頭一つ抜け出している印象を受けます♪
利回りに関しては非常に魅力的です。
ただ、今後は利回りがどんどん下がっていくことになると思っています。
LENDEX(レンデックス)のメリット
メリット1:東急リバブルの査定結果を利用している
不動産担保型ローンファンドを扱う場合、重要になってくるのが不動産評価額。
この評価額を適切に算出しないと投資家へのリスクを明確にできません。
例えば評価額3,000万円だと思っていた不動産が後から2,500万円だとわかったとしましょう。
その場合、ローン依存率が大きく変わるためリスクは高まってしまいますよね。
ここは絶対に間違ってはいけない部分です。
LENDEX(レンデックス)もその重要性をわかっているのでしょう。
実はこの不動産評価額の査定を大手の東急リバブルに依頼しています。
外部に依頼すれば透明性が高められますし、誤った評価がでる可能性は非常に低いです。
しかも東急リバブルは不動産のプロ。
そこが出した評価額ならば信頼できないわけがありません。
不動産評価額を自社と他社でダブルチェックしているのは大きなメリットだと思います!!
メリット2:ファンドのスペックが国内トップクラス
LENDEX(レンデックス)のファンドは投資家にとって魅力的な案件ばかりです。
投資期間は1年未満と比較的短期間。
その上、担保の抵当権は1位と保全もしっかりと設定されています。
好条件にもかかわらず、利回り10%なんて他の事業者ではまずありえません!!
だいたいこの条件ならば利回り4%〜6%というのが普通です。
このような高利回りの案件があるのには理由があります。
それは民泊に利用する不動産を扱っているためです。(民泊関連以外のファンドもあります)
民泊は利回りが非常にいいので、現在さまざまな企業や個人が参入しています。
貸付金利を高く設定できるので、投資家への利回りも高くできるというわけです。
メリット3:延滞や遅延は1件もなし
サービスが開始してから延滞や遅延は1件も発生していません。
つまり、LENDEX(レンデックス)の投資家は全員利益がでているということになりますね。
サービスを開始してから3年ほどが経過しますが実績は十分に積み上がって来ていると思います。
2020年8月28日に貸付総額70億円を突破しました!!
メリット4:利息は毎月分配
LENDEX(レンデックス)の利息は毎月分配です。
ソーシャルレンディングでは分配方式が3つあるんですが、毎月分配が最も投資効率が上がります。
- 毎月分配
- 四半期分配
- 満期一括分配
投資効率が高くなる理由は毎月追加投資に回すことができるからです。
もし200万円を利回り12%の案件に投資していたら1ヶ月で2万円以上分配金が貰える月もあり、その場合はすぐに追加投資ができますよね。
投資金が202万円になるため、より複利効果を実感できますよ。
メリット5:特典付きのファンドもあり
案件の中には投資した人を対象に特典が付与されるものもあります。
過去に実施した医療ファンドでは自由診療10%オフのクーポン配布が行われました。
このようなファンドに投資すれば分配金+αのメリットがありますよ。
メリット6:マネーフォワードMEと連携開始
LENDEXは家計簿アプリのマネーフォワードMEと連携が可能です。
これによりLENDEXにログインしなくても投資状況などをすぐに確認できます。
他のソーシャルレンディングサービスを利用している人はマネーフォワードに全て登録すると管理が非常に楽になります。
LENDEX(レンデックス)のデメリット
デメリット1:利益がでるとは限らない
LENDEX(レンデックス)は担保設定や利回りを含め、ファンドの内容は非常に魅力的です。
しかしあくまで投資です。
運用が上手くいかなかった場合は損失がでる可能性があります。
また、もし運営会社に問題が起こった場合、最悪は元本が丸々償還されない可能性もゼロではありません。
今の所、問題はありませんが運営会社は上場していませんので、信用度はやや低いです。
しっかりと頭にいれておきましょう。
デメリット2:投資できるテーマは不動産のみ
LENDEX(レンデックス)は不動産に特化したソーシャルレンディングサービスです。
そのほかに投資できるテーマがありません。
全てにおいて担保が設定されているので安心感はありますが、もし大きな震災などがあり不動産の価格が大幅に下落した場合、多くのファンドに影響が及ぶ可能性があります。
特にLENDEX(レンデックス)では関東圏の不動産が多いため、この地域に何かあった場合は要注意です。
テーマでの分散投資ができないのは大きなデメリットと言えます。
追記:不動産以外のテーマも新たに誕生
基本的には不動産関連の案件ばかりですが、ごく稀に他のテーマの募集もあります。
格闘技のRIZINファンドなどがそうです。
デメリット3:運営企業が上場していない
LENDEXを運営している株式会社LENDEX(レンデックス)は上場していません。
上場していれば売上や純利益などを含めた具体的な数値が確認できます。
さらに東証のお墨付きを得ているため社会的な信用度も高いです。
ただ、LENDEXは自社のホームページで決算報告を開示しています。
ちなみに令和1年12月期は赤字でした。
心配になる人もいるかもしれませんがソーシャルレンディング事業はビジネスモデル上どうしてもこうならざる負えません。
数年後に黒字化になるという事業なんです。
今のところ、赤字でもそれほど気にしなくていいと思います。
LENDEX(レンデックス)への投資方法
投資家登録する手順はこんな感じです。
- Web登録
- 本人確認書類提出
- 認証コードを受け取り
- 認証コードを入力
- 入金
- 投資
- 分配金を確認
以上、7ステップになります。
詳しく解説していきます。
LENDEX(レンデックス)に仮登録
では早速下記のリンクをクリックして、仮登録から始めていきましょう。
まずは規約の確認から。
続いて、年収や投資経験などを入力していきます。
ログイン情報の登録は自分で任意のユーザー名、パスワードを入力です。
最後に確認して、問題がなければこれで完了。
登録したメールアドレスに確認メールを送信したとのことで、そちらを確認しましょう。
こんなメールが届いていると思うので、リンクをクリック。
ここからは個人情報をバンバン入力していきます。
名前や住所。
勤務先の登録。
最後に金融機関の登録をして完了です。
引き続き、ログインして本登録へ手続きしていきましょう!!
本人確認書類を提出
マイページにログインしたら左上にある本登録手続きから”本人確認書類を送付”して終了です。
もちろん、パソコンからアップロードが可能ですよ。
その後審査に通り、2,3日経つとLENDEXから封筒が送られてきます!!
中には認証コードが書かれた紙が封入されています。
そちらに書かれたコードをマイページに入力すれば、口座開設が完了です!!
これで口座開設は無事完了です。
LENDEX(レンデックス)へ入金
口座開設が完了しましたら、いよいよ投資に入っていきます。
しかし、まずはLENDEX(レンデックス)へ入金が必要です。
入金は残念ながら指定の口座へ振込しか対応していません。
クイック入金には対応していないので、注意しくてださいね。
ログインすると、左側に入金先の口座番号が書かれています。
そちらに振込しましょう。
振込手数料はこちらが負担しなければいけません。
振込手数料が所定回数無料になる下記の口座から振り込むのが賢い方法ですよ。
上記口座を持っていれば他のソーシャルレンディングサービスに振込するときにも利用できます。
お持ちでない方は開設しておくといいかもしれません。
また、入金の処理は最短で当日、振込の時間帯によっては翌営業日になります。
証券会社のようにすぐに反映されませんので、注意してくださいませ。
LENDEX(レンデックス)に投資をする
入金まで完了したらいよいよ投資に入ります。
まずは投資するファンドを選択して行きましょう!!
募集中のファンドはトップページの中頃に記載されていますよ。
気になるファンドがあったら、”ファンド詳細へ”のバナーをクリック。
どのファンドを選んでいいかわからない方はリターンよりもリスクを重視してください。
できるだけ運用期間が短く、最低投資金額が低い銘柄を選択しましょう。
利回りが高いファンドはそれだけリスクも高くなりますからね。
そして、ファンド詳細バナーをクリックすると下記のページに移ります。
左下に”この案件に投資する”というバナーがあります。
そちらをクリックして先に進んでください。
次ページの下部にある書面をダウンロードし、投資金額を入力。
自分は今回10万円としました。
入力ができたら”投資金額の確認画面へ”をクリックします。
金額を確認して問題がなければ”投資申し込み”をクリックしてください。
下記の画面がでれば投資申し込み完了です。
あとは分配金が振り込まれるのを待つだけですよ。
分配金を確認する
投資をしたファンドが成立すると運用予定表が表示されます。
自分のファンドは下記の通りでした。
分配金が振り込まれると、ステータスが”入金済み”になります。
こちらを見れば分配日がすぐにわかります。
定期的にチェックをしていきましょう。
LENDEX(レンデックス)での確定申告
LENDEX(レンデックス)での利益は雑所得に分類される可能性が高いです。
分配される時に源泉徴収されています。
人によってはその分が還付される可能性があります。
気になる方はお近くの税理士さんに相談してみましょう。
確定申告時に必要な書類はマイページのメニューにある運用実績からダウンロードが可能です。
開始日を1月1日、終了日を12月31日に指定すればその年の年間取引報告書が表示されますよ。
LENDEX(レンデックス)の筧社長にインタビューしました
LENDEX(レンデックス)の筧社長にインタビューする機会をもらえました。
社長の過去のこと、LENDEXで投資しても大丈夫なのか、その辺をかなり突っ込んで聞いています。
これから投資しようと考えている人は是非一読してください。
代表取締役が筧氏から田川氏に交代
2019年3月に代表取締役が筧氏から田川氏に交代しました。
新たに就任した田川氏の経歴は下記の通りです。
〈略歴〉
1960 年生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。
1984 年 4 月 大蔵省 入省
1994 年 3 月 金属鉱業事業団キャンベラ事務所 副所⻑
2001 年 7 月 総務省 行政管理局 副管理官
2013 年 7 月 財務省 国際局調査課 為替実査室⻑
2015 年 7 月 財務省 預金保険機構検査部 審理役
2017 年 1 月 退官
交代した理由は筧氏の本業が忙しくなったからだそうです。
代表取締役が田川氏から深澤氏に交代
なんと2019年7月にまたまた代表取締役が交代しました。
交代理由は一身上の都合とのことです。
就任した深澤氏の経歴は下記の通り。
〈略歴〉1968年生まれ。東京大学教養学部基礎科学科第2(システム基礎科学)卒業
1992年4月 第一勧業銀行(現:みずほ銀行) 入行
2005年3月 みずほ信託銀行に転籍 資産管理サービス信託銀行出向
2018年2月 みずほ信託銀行退職
みずほ銀行に長年つとめた実績がありますね。
お金のプロが社長になったのは心強い限りです。
LENDEX(レンデックス)のまとめ
最後にLENDEX(レンデックス)をまとめます。
- 最低投資金額は2万
- 利回りが高い
- 東急リバブルが案件を査定
- 利息は毎月分配
- 法人口座の開設が可能
- 特典付きファンドがある
- マネーフォワードと連携可能
ファンド自体は担保もLTV80%を超えない様にしっかりと保全されています。
その上、利回りは8%~10%ですからかなり魅力的なスペックです。
しかも不動産の評価額は東急リバブルの査定結果を利用しているのはグッドでしょう。
抵当権も第一順位を確保しているのも安心感があります。
ファンドだけでみれば国内トップクラスの良案件といっても過言ではありません。
“よほどのことが無ければ元本割れが起こるとは思えない” そのくらい素晴らしい案件です。
どっちかというと、ファンドのリスクよりも事業者リスクの方が高いと思います。
この部分はしっかりと理解しておくようにしてください。
ただ、自分は2年以上投資をしてきましたが、毎月しっかりと分配金が支払われています。
正直いうとはじめは「怪しい??」と思っていました 笑
直近では実績もついてきたので、個人的には信頼できるソーシャルレンディング事業者だと思いますよ。