投資信託を購入する時に一番はじめにつまづく部分がポートフォリオの形成です。
投資信託って数千種類ありますので、この中から自分に合った商品を選ぶのって上級者でもかなり難しいんですよね。
これから始めようと思っている初心者の方ならなおさら。
しかし、簡単な質問に答えるだけで自分に合った最適なポートフォリオを導いてくれる金融サービスが登場しました。(登場しましたといってもこのブログでは結構登場していますが…)
その名も…
投信工房
松井証券が提供しているロボアドバイザーサービスになるんですが、手数料が無料で、誰でも簡単に利用可能です。
今回はそんな投信工房についての評判から口コミ、さらにはメリットデメリットまで徹底解説していきます。
500円を毎日積立設定しましたので、現在までの運用実績も紹介させていただきますね。
また、この記事の動画VerをYouTubeで公開しています。
こちらもご視聴いただけますと幸いです。
結論:投信工房はこんな人にオススメ
忙しい方のために投信工房の要点をまとめました。
こんな人にオススメです。
- ロボアドの手数料を出来るだけ下げたい
- 低コストかつノーロードのファンドを購入予定
- 少額から積立をしたい
- アプリで運用状況を確認したい
- 売買は自分で出来る
投信工房は自分に合った投資信託のポートフォリオを提案してくれるサービス。
積立は100円から可能で、利用料は無料。
スマホアプリから手軽に運用状況を確認できます。
「WealthNaviやTHEOは運用手数料が高い!!」と思っている方には非常にオススメです。
ちなみに自分は2017年の1月から毎日500円コツコツと積立をしたら300,000円越えの含み益になりました。
投信工房における管理人の運用実績
2024年11月における投信工房の運用実績は上記の通りです。
現在の運用実績は314,344円のプラス。
浮き沈みはありますが、長期的には順調に含み益が大きくなっています。
自分は毎日500円を下記の銘柄に積立投資しています。
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド
- 三井住友・日本債券インデックス・ファンド
- SMT グローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)
- eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)
- たわらノーロード 国内リート
- たわらノーロード 先進国リート
- iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)
先進国株式と先進国債権が25%、国内株式が11%とこの3つが柱となっています。
投資を開始してから現在までのチャートです。
上記チャート上にある点線が投資金額です。
この折れ線グラフとチャート最上段の間がが開けば開くほど、利益がでているということになります。
2018年の12月、そしてコロナショックがあった2020年3月に大きく下げましたが、その後しっかりと回復。
徐々に開いてきているので、利益も大きくなっているのがわかるかと思います。
そして、2024年に入り、過去最高益を更新中です!!
毎年大きなショックがあるものの全体的には右肩上がりで伸びていますので、一喜一憂せずに引き続き積立していきます!!
ちなみに現在、松井証券ではNISA応援キャンペーンを実施中です。
口座開設してクイズに答えると最大2,200Pもらえます。
ぜひこの機会に始めてみましょう!!
松井証券の投信工房とは??
投信工房は松井証券が提供している投資信託での資産運用を手助けしてくれるプラットフォームになります。
いくつかの質問に答えるだけで、自分にあったポートフォリオを提案してくれますよ。
あとは購入金額と買い付けるタイミングを設定すれば、自動で積立してくれるようになります。
投資信託を自動で積立してくれるサービスは各証券会社でも提供していますが、自分に合ったポートフォリオを提案してくれるというのは松井証券だけです。
しかも、証券会社の中には自分たちが儲かる商品をオススメしてくるところもありますが、松井証券が提案してくれる投資信託は全てノーロードで信託報酬も低いファンドばかり。
投資家のことをしっかりと考えてくれています。
ちなみに松井証券では過去にこんなこともあったんです。
当社は、90年代末に投信ビジネスから撤退して以降、長らく投資信託を取扱ってきませんでした。撤退の理由は、当時、販売額の2~3%もしていた投資信託の販売手数料を、個人が低コストで資産運用を行えるようにすることを目的として一律1%に引き下げる方針を発表したところ、全ての投信運用会社から商品供給が停止してしまったことにあります。
投信工房は「顧客に本当にいい投資信託を紹介したい!!」という松井証券の長年の夢が詰まったサービスといっても過言ではないかもしれません。
投信工房の手数料
投信工房の手数料は無料です。
利用してもランニングコストは一切かかりません。
松井証券の口座をもっていれば、誰でも利用可能。
多くのロボアドバイザーは1%ほどの手数料がかかるのに、何故、投信工房は無料なのか気になる人も多いと思いますが、実は投信工房はこのようなロボアドバイザーサービスとは中身が全く違うからです。
基本WealthNaviやTHEOなどは自動売買をしてくれます、つまり購入だけでなく売却まで自動です。
こちらがするのは入金だけで、全部自動で行ってくれるラップサービスなんですよね。
しかし、投信工房の場合は投資信託における最適なポートフォリオを提案してくれるのみ。
積立金額や定期購入するタイミングなどはある程度自分で決めなくてはいけません。
最近はいろんなところでロボアドバイザーサービスという言葉が使われていますが、実は各社で中身が全く違うんです。
投信工房で扱っている金融商品
先ほども少し触れましたが、投信工房の投資商品は、サービス名からもわかる通り、”投資信託“です。
しかもノーロードのインデックスファンドのみ。
信託報酬も平均0.32%と低コストのファンドばかりを集めています。
多くのロボアドバイザーサービスの投資対象はETFなので、ここは大きく違う部分です。
投信工房の始め方
投信工房の始め方は下記の通りです。
- 松井証券に総合口座を開設
- 投資信託の口座開設
- 入金
- ロボが診断
- 投資開始
投信工房を始めるにはまず松井証券で口座開設が必要になります。
続いて、投資信託口座の開設もしなければいけません。
現在、松井証券の口座を持っていても投資信託口座を持っていなければ投信工房を利用できませんので注意しましょう。
といっても、投資信託口座はすぐに開設が可能ですのでご安心を。
もちろん口座開設費、維持費なども一切かかりません。
投信工房のメリット
メリット1:手数料が無料
やはり一番のメリットは利用料金が無料ということでしょう。
かかる手数料はインデックスファンドの運用コストである信託報酬だけ。
実際の手数料率にすると年間平均0.29%(税込0.32%)程度ですかね。
ただ、この手数料は投資信託を自分で購入していっても払わなければいけないものになります。
メリット2:100円から積立が可能
投信工房では最低100円から積立が可能です。
しかも自動で毎日買い付ける設定もできるため、ドルコスト平均法を上手く活用しながら積立てしていくことができますよ。
例えば毎日100円積立をしても、1ヶ月3,000円程度。
これならば誰でも無理なく長期的な投資ができますよね。
メリット3:リバランスも自動で実施!!
投資信託で定期的に行わなければいけないのが、リバランスです。
長い期間運用していくと、各商品ごとのバランスが狂ってきてしまうので、定期的なリバランスはどうしても必要。
ただ、投信工房の場合はあらかじめ自分の好きな日付を入力しておくと、その日に自動でリバランスを実施してくれます。
ちなみに自分は年に2回、6月と12月にリバランスするように設定中。
この日になると投信工房の方で自動でリバランスを実施してくれます。
メリット4:スマホアプリが使いやすい
投信工房ではスマホアプリもリリースされています。
そして、このスマホアプリがめちゃくちゃ使いやすいです。
現在の資産評価をいつでもどこでも簡単にチェックできます。
スマホしか持っていない人でも快適に投資ができますよ。
メリット5:保有でポイントが貯まる
松井証券では2023年11月1日から投資信託を保有していると保有残高に応じて最大1%の松井証券ポイントが貯まるサービスを開始します。
全銘柄に対してポイントが貯まり、人気のeMAXISシリーズでも最大0.27%です。
国内のネット証券ではトップクラスの水準ですので投信を積立すればするだけザクザクポイントが貯まっていきます。
貯まったポイントはPayPayやdポイント、amazonギフトカードなどと交換が可能です。
ただし毎月エントリーが必要となります。
忘れてしまうとその月はポイントが貯まりませんので注意してください。
投信工房のデメリット
デメリット1:松井証券で取り扱っている商品のみ
利用料金が無料なのでそもそもデメリットという表現がおかしいかもしれませんが、強いていえば松井証券が取り扱っている商品しか購入できないところでしょうか。
とはいえ、人気の投資信託はほとんどラインナップされていますのでよほどこだわりがある人でなければ問題はありません。
もちろん、投資信託ブロガーから絶賛されている”<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド”も積立可能ですよ。
デメリット2:自動売買ではない
投信工房はアドバイス型のロボアドバイザーサービスです。
ウェルスナビやTHEOといった投資一任型のロボアドバイザーサービスではありません。
自動売買はしてくれませんので注意しましょう。
完全なほったらかし投資をしたい人はウェルスナビやTHEOをオススメします。
投信工房の評判や口コミ
投信工房の評判をネット上でリサーチしてみました。
松井証券のホームページに、私と同じく毎日500円積み立て&教育資金をつくることを目的にロボアドやってる事例があった松井証券のロボアド「投信工房」は積み立てNISAと一般NISA使えるから、まだ今年のNISA枠使ってない人にはまじでおすすめなんだよね✨https://t.co/RyG7aHoauX pic.twitter.com/b1DUt3yRSn
— 投資OLちゃん (@OL20225358) July 13, 2020
松井証券の投信工房
ETFよりFEEが安いです。ETFと投信信託違うのは分かりますが、敷居がまだまだ高いです。
日本の投信信託も紹介して下さい。
お願いします。松井投信工房
参考までに複数分散投資したTRUST FEEをのせます。
松井証券の手数料がTRUST FEEのみです。 pic.twitter.com/amqTT3T7nX— パーク (@paradis43301875) July 5, 2020
助言型ながらリバランス機能があり
運営費用がかかっていないこれだけで一任型に大きく勝るし、同等程度の機能が期待できる#ロボアド #投信工房
— はるかさん️投信・株 (@Haruka2007Toshi) May 25, 2020
松井証券の投信工房とても使いやすいので頑張って欲しい
日本初!信託報酬を還元する「投信毎月現金還元サービス」開始のお知らせhttps://t.co/1U4tUQKBvb pic.twitter.com/O4xm7gBCZp
— nodaguti (@nodaguti) April 6, 2020
ウェルルスナビよりはSBIかなぁと思いますがロボアドなら松井証券の投信工房おすすめします。手数料が安いのと債券中心の保守的な布陣でも利益出ています✨
— かずこ自宅警備員おじさん (@kazsfc2020) February 7, 2023
ウェルスナビと同じポートフォリオを松井証券の投信工房で組むと手数料は10分の1で済む…キャンペーンで少額入れて放置してるウェルスナビ解約するか
…取引ページの「手数料」項目見るたびげんなりするし…#ウェルスナビ#松井証券#投信工房— Pooto (@yt_whtstn) April 13, 2024
利用料無料がとにかく評判が良かったです。
また利用しやすいという声も多くありました。
基本的にネガティブな声よりもポジティブな声ばかりでしたよ。
投信工房のまとめ
最後に投信工房についてもう一度まとめます。
- 松井証券が提供
- アドバイス型のロボアドバイザー
- 利用料は無料
- 100円から積立ができる
- 自動売買ではない
- リバランス積立が可能
- スマホアプリで運用状況がみれる
正直なところ、すでに自分でしっかりと勉強をして、コツコツとインデックスファンドを購入している熟練者には必要のないサービスだと思います。
自分なりのポートフォリオを構築していると思うので、ロボアドバイザーの力を借りる必要はありません。
一方、これからインデックス型投資信託を始めようとしている方には非常に優れたサービスだと思います。
ロボアドバイザーが自分に合った最適なポートフォリオを提案してくれますので、初心者の方は悩むことなく投資を始めることが可能です。
手数料が無料なのも嬉しいところでしょう。
また、何回もいっていますが、投信工房はWealthNaviやTHEOとはそもそも投資方法が違います。
完全自動売買ではなく、投信工房は投資信託の運用を手助けしてくれるサービスになりますので、ここは勘違いしないようにしてくださいね。
ロボアドで急激に信用度と人気を獲得しているのが…
WealthNaviです。
ロボアドバイザー界では不動の地位を確立しています。
しかも最低投資金額が10万円から1万円になり、より投資のハードルが下がりました。
そんなWealthNaviですが、現在当ブログとタイアップキャンペーンを実施中です。
下記リンクからの口座開設で通常キャンペーンに加え、現金1,000円が上乗せプレゼントされます。(詳細のキャンペーン条件は、ウェルスナビ公式サイトで必ずご確認ください)
有利に始めることができるので、気になった方は試しに無料診断をしてみてくださいね。
自分が投資した時の記事は下記にありますので、よろしければこちらも一読してみてください。
最新の運用実績も公開していますよ。
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