自分がロボアドバイザー投資を始めたのは2016年の4月。
早い者ですでに4年以上が経過しました。
それからいつのまにか投資先が増えていき、今では合計7社で運用中。
さすがにここまで経験してくるとどこがオススメかが嫌でもわかってきました 笑
そこで今回はロボアドバイザー投資に150万円以上つっこんでいる自分がオススメのサービスを徹底比較していきながら、結局どのサービスがいいのか暴露していきたいと思います!!
実績も紹介しますので全て嘘偽りない情報ですよ♪
すぐに始めたい人はロボプロがオススメ!!
個人的におすすめしたいのはフォリオのロボプロとSBIラップです。
一番の理由はAIを搭載していて、短期でもリターンを目指せるからです。
ウェルスナビやTHEOなどは長期で利益を追求していくサービスで、短期向きではありません。
一方、ロボプロやSBIラップは毎月ポートフォリオを大胆にリアロケーションして、定期的に稼げる商品を入れ替えていきます。
実際に、ロボプロが公表している結果を見ると他社サービスよりも高いパフォーマンスをだしたとのことです。
一般的なロボアドバイザーと比べると+12.54%、TOPIXと比較すると+29.89%のプラスのリターンとなりました。
そもそもロボアドバイザー投資ってなんなの??
ではここからゆっくり丁寧に紹介してきますね。
ロボアドバイザー投資は簡単にいうと、自動で資産運用をしてくれるサービスです。
幾つかの質問に答えるだけで、ロボアドバイザーがその人にあった投資を自動で行ってくれるんです。
自動で資産運用をしてくれるって聞くと「大丈夫なの??」と感じる人も多いと思いますが、過去のデータを利用した独自のアルゴリズムを構築しているので資産配分やリバランスまで適切に行ってくれます。(もちろん確実に利益が出るというわけではない。)
ロボアドバイザー投資の代表格であるWealthNaviに至ってはアルゴリズムも公開済みで、実際に確認することも可能ですよ。
そんなロボアドバイザー投資、実は大きく分けて2つにわかれており、少しだけサービス内容が違います。
投資一任型
まず紹介するのが投資一任型。
基本的にロボアドバイザー投資といったら先にこちらを思い浮かべると思います。
この投資一任型はポートフォリオの構築から売買まで全て自動で行ってくれるサービスです。
全自動と行った方がわかりやすいかもしれませんね。
購入だけでなく売却まで行ってくれるので、こちらがすることといったら口座開設と入金のみ。
投資の知識が全くない人、これから投資を行いたいという人に最適なのがこの投資一任型です。
全自動で行ってくれることもあり、どのサービスも預けている資産の1%ほどの手数料がかかってきます。
10万円預けていたら一年で1,000円の手数料がかかるといった具合。
投資一任型の代表的なサービスを上げるとWealthNaviやTHEOがそうです。
アドバイス型
もう一つはアドバイス型です。
こちらは投資一任型とは違い、自分にあったポートフォリオを提案してくれるサービス。
購入や売却は基本自分でおこなわなければなりません。(購入は自動で行ってくれるものもあり)
そのため手数料は基本、無料のサービスが多いです。
投資一任型を先ほど全自動といいましたが、それと比較するとアドバイス型は半自動という感じですかね。
なのである程度投資知識は持っているけど、自分でポートフォリオを構築するのが面倒くさいという人に向いているサービスです。
経験者はこのアドバイス型の方が向いていると思いますよ。
ロボアドバイザーの手数料を比較
では、ここから各社のロボアドバイザーサービスを比較していきます。
おそらくほとんどの方が興味を持っているのが投資一任型ロボアドバイザーサービスだと思います。
今回はこちらだけに焦点をあてていきますよ。
また、多く紹介しても迷ってしまうだけですので、今回は評判のいい投資一任型のロボアドバイザーサービスである…
- WealthNavi
- THEO + docomo
- 楽ラップ
- らくらく投資
- ON COMPASS
- FOLIO ROBO PRO
- SUSTEN
- SBIラップ
上記8社をピックアップしました。
まずはこの7社の手数料を比較していきましょう。
サービス名 | 3,000万円未満の手数料 |
---|---|
WealthNavi | 1.1%(税込) |
THEO | 最大1.10%(税込・年率) |
楽ラップ | 0.715%(税込) |
らくらく投資 | 0.4915%(税込) |
ON COMPASS | 1.0075%(税込) |
ROBO PRO | 1.1%(税込) |
SUSTEN | 利益に対して1.1/9 |
SBIラップ | 0.955% |
全て税込です。
例えばWealthNaviで10万円を運用している場合は手数料が最低1.1%(税込)かかってきますので、つまり990円(税込)ということになります。
10万円 × 1.1% = 1,100円(税込)
よって、上記の表で見れば手数料が一番安いのはとらくらく投資となります。
ただし、SUSTENだけは成果報酬型が採用されており、過去最高評価額を更新した時だけ手数料を払えばオッケーです。
よって、トータル的にはSUSTENが安くなる場合があります。
ロボアドバイザー投資の最低投資金額を比較
続いてロボアドバイザー各社における最低投資金額を比較していきます。
サービス名 | 最低投資金額 |
---|---|
WealthNavi | 1万円 |
THEO + docomo | 1万円 |
楽ラップ | 1万円 |
らくらく投資 | 100円 |
ON COMPASS | 1,000円 |
ROBO PRO | 10万円 |
SUSTEN | 10万円 |
SBIラップ | 10万円 |
これは各社で大きな差があります。
一番安いのはらくらく投資の100円、そしてON COMPASS(オンコンパス)の1,000円。
3位にTHEO + docomo、WealthNaviと楽ラップの1万円ということになります。
ROBO PRO、SUSTEN、SBIラップは10万円からなので、らくらく投資と比較すると1,000倍の差です。
とにかく安い金額でロボアドバイザー投資を経験したい人はらくらく投資が一押しです。
ロボアドバイザー投資のクレカ積立
直近ではロボアドバイザーの投資額をクレカ決済できるサービスが登場してきました。
クレカ積立の可否についても比較していきます。
サービス名 | クレカ積立 |
---|---|
WealthNavi | WealthNavi for AEON CARD イオンカード |
THEO | THEO+docomo dカード |
楽ラップ | 不可 |
らくらく投資 | 楽天カード |
ON COMPASS | 不可 |
ROBO PRO | 不可 |
SUSTEN | 不可 |
SBIラップ | 不可 |
現在クレカ積立できるのはWealthNaviの派生サービスのWealthNavi for AEON CARDとTHEOの派生サービスであるTHEO+docomo、楽天証券のらくらく投資の3つのみ。
WealthNaviはイオンカードユーザーを対象にWealthNavi for AEON CARDを提供。
現在は本家WealthNaviのユーザーは利用できませんので注意してください。
THEO+docomoはdカード決済によるdカード積立を開始。
投資額をdカード決済することで最大1%分のdポイントが進呈されます。
こちらについても本家THEOのユーザーは利用できませんのでクレカ積立したい場合はTHEO+docomoに移行しましょう。
らくらく投資は楽天カードで積立が行え、積立額の1%分のポイントがもらえます。
どのサービスも現金で積立できますが、ポイント分損することになるのでかならずカードから積立しましょう。
ちなみにTheo+docomoだけはdカード積立を行うと、割引プログラムが適用されなくなってしまいます。
先ほども紹介しましたがTheoでは資産評価額に応じて、最低0.715%まで手数料を下げられますが、こちらが適用されません。どちらがいいかしっかりと検討してから始めるようにしてください。
詳しくは下記記事で紹介しています。
ポイント付与を比較
サービス名 | ポイント付与 |
---|---|
WealthNavi | なし |
THEO | dポイント |
楽ラップ | なし |
らくらく投資 | なし |
ON COMPASS | なし |
ROBO PRO | なし |
SUSTEN | なし |
SBIラップ | SBIラップマイレージ |
運用でポイントが貯まるかも比較していきます。
現在、ポイントが貯まるのはTHEO+docomoとSBIラップの2つのみ。
THEO+docomoでは運用額の最大0.15%分のdポイントが貯まります。
ドコモ回線を利用している人なら0.15%、それ以外は0.1%。
SBIラップではSBIラップマイレージが適用され、月間平均運用資産の最大0.2%のポイントが付与されます。
1,000万円未満で0.1%、1,000万円以上で0.2%。
SBIラップマイレージではdポイント、Vポイント、Pontaポイントの3つから好きなポイントを選択可能です。
ロボアドバイザー投資の確定申告を比較
確定申告についても比較していきます。
サービス名 | 特定口座 |
---|---|
WealthNavi | 開設可能 |
THEO | 開設可能 |
楽ラップ | 開設可能 |
ON COMPASS | 開設可能 |
ROBO PRO | 開設可能 |
SUSTEN | 開設可能 |
SBIラップ | 開設可能 |
らくらく投資 | 開設可能 |
特定口座(厳選徴収あり)というのは確定申告をする必要がありません。
そのサービスを運営する会社が勝手に確定申告をしてくれます。
今の所、全サービスで特定口座に対応していますよ。
以前はON COMPASSだけ特定口座が開設できませんでしたが、2019年の3月から対応しました。
ロボアドバイザー投資のNISAを比較
サービス名 | NISA口座 |
---|---|
WealthNavi | NISA |
THEO | 非対応 |
楽ラップ | 非対応 |
らくらく投資 | NISA つみたてNISA |
ON COMPASS | 非対応 |
ROBO PRO | 非対応 |
SUSTEN | 非対応 |
SBIラップ | 非対応 |
NISA口座の対応も比較します。
今のところ対応しているのはWealthNaviとらくらく投資の2つのみ。
らくらく投資の場合は一般NISAとつみたてNISAどちらにも対応しています。
NISA口座でロボアド投資を行いたい人はこの2社から選択しましょう。
ロボアドバイザーの運用実績を比較
ではここからは6社における運用実績を比較していきたいと思います。
ちなみに下記で紹介するのは全て自分が実際に運用した実績です。
WealthNavi(ウェルスナビ)の運用実績
まずは人気のWealthNavi(ウェルスナビ)からいきましょう。
現在88万円を運用中で毎月1万円ずつ自動積立をしています。
運用開始は2017年の4月で、5年以上が経過中です。
そんなWealthNaviのパフォーマンスがこちら。
円ベースでのパフォーマンスは+42%、ドルベースでは16%という結果になっています。
新型コロナウイルスの影響で利益が大きく削られましたが、再度回復してきました。
V字回復しているのがグラフを見ていただければおわかりいただけますよね。
まさかここまで戻ってきてくれるとは想像していなかったのでびっくりです。
不死鳥のごとく復活してくれましたので、さらなる飛躍を期待しています!!
https://ipomechanic.com/post-28608/
THEO+docomoの運用実績
続いてはWealthNaviと人気を二分するTHEO(テオ)の運用実績です。
運用開始は2016年の4月で5年以上が経過中。
現在69万円を運用していて、WealthNaviと同じく毎月1万円を自動積立していますよ。
途中からTHEO+docomoに移行しました!
そんなTHEO+docomoのパフォーマンスがこちら。
円ベースでは22%、ドルベースでは0%と大きな差がついています。
これは為替が円安に振れている影響です。
THEO+docomoでもウェルスナビ同様に回復しているのがグラフからもわかりますよね??
ポートフォリオはこんな感じで株式が中心。
株式がメインで51%ほどを占めています。
リスクはそれなりにとっているため、よくも悪くも株式市場の影響がダイレクトに反映されます。
また、THEO+docomoでは毎月運用額1万円に対して1Pのdポイントが付与されます。
こちらもしっかりといただきました!!
楽ラップの運用実績
3つ目は楽ラップです。
投資資金は10万円で、投資してからもうすぐ3年が経過しようとしています。
現在の実績はこんな感じになっています。
最新の運用実績はというと…
21,626円ほどの含み益です。
絶好調の一言!!
今までの推移をみると2020年の2月からコロナの影響が出始め、3月にガクッと落ちています。
そこから徐々に回復して、現在は過去最高水準です。
ポートフォリオが株式中心になっているため、世界の株式市場が復活してくればそれに比例して上がる形です。
実は楽ラップはTHEOやWealthNaviと比較するとパフォーマンスはそこまで良くはなく、微妙だなと感じていました。
ただ、債券を上手く取り入れているため下落相場でも強い印象を受けています。
実際、自分が実践しているロボアドの中では回復が一番早かったです。
これはこれでありですね。
ON COMPASSの運用実績
4社目はマネラップON COMPASSの運用実績です。
現在1.8万円で、毎月1,000円を積立中。
パフォーマンスはこちらです。
239円ほどのプラス。
なんとかプラスといった感じで、自分が運用しているサービスの中では1番パフォーマンスが悪いです。
ポートフォリオを見ると株式が中心の構成となっています。
国内よりも海外の比率が高いです。
ROBO PROの運用実績
最後はFOLIOのROBO PROを紹介したいと思います。
国内では唯一AIを採用しているプロ投資家向けのロボアドバイザーを個人に適用したものです。
そんなROBO PROは2020年の5月から10万円で運用をスタート。
毎月1万円を積立投資しています。
現在の状況がこちらです。
70,538円ほどのプラス!!
右肩上がりで伸びており絶好調をキープしています。
ポートフォリオはこんな構成です。
上位3つは新興国株が34%、金が29%、そして米国株が20%となっています。
ちなみに先月のポートフォリオは米国株が42%、金が29%、新興国株が20%という比率でした。
こんな感じでROBO PROはアクティブにポートフォリオを変えて、今一番利益を出せるセグメントに投資をします。
詳しく知りたい人は下記をチェックしてくださいませ。
SUSTENの運用実績
SUSTENでは10万円を投資しています。
2023年3月の運用実績は下記の通りです。
-1,989円のプラスです!!
投資して1年以上経過しましたが鳴かず飛ばずの結果になっています。
ただ、完全報酬型なので過去最高でる107,804円を越えなければ手数料を払う必要はありません。
利益を出した時のみということで、納得して払えるのは魅力的なポイントです。
SBIラップの運用実績
SBIラップでは2022年の3月から10万円を投資中です。
こちらの運用実績はこちら。
-3,432円のマイナスです。
投資してからの推移はこうなっています。
始めてから含み損になったり含み益になったり、行ったり来たりの状況です。
SBIラップはFOLIO ROBO PROと同様にAIを利用しており、利益が狙える商品構成に定期的にポートフォリオをリアロケーションします。
参考までに今月と先月のポートフォリオはがこちら。
構成が大幅に入れ替わっているのがわかるかと思います。
長期はもちろん短期的でも利益を狙えるロボアドです。
まとめ:結局はどのロボアドバイザー投資がオススメなの??
今回はロボアドバイザー投資について手数料や運用実績など徹底比較してきました。
最終的にオススメなのは一番始めにもいった通り…
FOLIO ROBO PROです。
AIの効果で短期でも長期でも利益を狙え、他のロボアドバイザーサービスよりも高いパフォーマンスを出しているという実績もあります。
どのロボドバイザー投資を選んだらいいのかわからない人にはロボプロを第一候補にしましょう。
詳しく知りたい人は下記をチェックしてくださいませ。