2017年にFUNDINNO(ファンディーノ)から始まった株式型クラウドファンディングも国内では今の所3社。
FUNDINNO、エメラダ・エクイティ、GoAngelの3社全て合わせればプロジェクト自体は30を超えています。
この感じだと2018年度中には少なく見積もっても50社は超えてくるでしょう。
プロジェクト数に比例してだんだんと投資家数も増加中です。
さて、このあたりで少し国内の株式型クラウドファンディング市場のデータを少しまとめてみました。
現時点までの国内で成立したプロジェクト数は??
まずは2018年4月現在までにの3社で成立したプロジェクトを調べて見ました。
- FUNDINNO・・・23案件
- エメラダ・エクイティ・・・5案件
- GoAngel・・・6案件
上記の中には追加で資金調達した会社もいますので、純粋に会社数で計算すると33社となります。
やはり3社の中では先立って開始したFUNDINNOの数が頭一つ抜けていますね。
ただ、一番後発でスタートしたエメラダ・エクイティがGoAngelに近づいてきていますので今後エメラダ・エクイティが巻き返してくるのではないかと感じています。
エメラダ・エクイティに関してはプロ投資家が投資している案件のみを紹介するというスタンスなので、他サービスと比較して案件の調達に苦労するかもしれませんが頑張って欲しいところです。
またGoAngelは一番存在感がないので何かしらの手をうってこなければ今後2社に大きく遅れをとってしまうかもしれません。
投資家の数も一番少ないでしょうしね。
各サービスにおける投資家1人辺りの平均投資金額は??
各サービスで投資家1人辺りの平均投資金額を算出してみました。
結果はこんな感じ。
- FUNDINNO・・・15.27万円(直近10社)
- エメラダ・エクイティ・・・22.86万円
- GoAngel・・・算出不可
残念ながらGoAngelについては案件毎に投資家数が掲載されておらず、数字は算出できませんでした。
ただ、今までは投資コースが25万円と50万円という二つのコースしかなかったので基本的にはこの間ぐらいになると思われます。
最新の案件では10万円から投資可能になりましたから、今後は少し下がるかもしれません。
さて、上記の数字をみると1社に対してそこまで多くの金額を投資していないことがわかりますね。
株式型クラウドファンディングでは1人につき1社あたり最大50万円まで投資できますから、そう考えると半分未満です。
特にFUNDINNOではほとんどの人が一番低いコースを選択しているものと思われます。
一方エメラダ・エクイティでは一番低いコースで14万円、真ん中のコースが35万円、最も高いコースが49万円なので、上位コースを選択している人もそれなりに多そうです。
各社で投資金額のコースが違うので純粋に比較はできませんが、もしフラットにできたとしたらエメラダ・エクイティが一番高い傾向にあるのかなと感じました。
といってもまだまだデータが少ないので、あまり参考にはならないと思います。
「ふーん、こんな感じなんだ」ぐらいに思っておいてください。
まとめ
今回はちょっとデータ的なものを算出してみました。
日本ではまだまだ始まったばかりということもあり、株式型クラウドファンディングのデータって全然ないんですよね。
ソーシャルレンディングはクラウドポートが色々とデータ取りをやってくれていますが、株式型クラウドファンディングはそういう会社がありません。
今後でてきてほしいな。
今はまだ3社なので個人でも集計できますが、今後さらにいろんなところが進出してきたらとても集計できませんし。。
ちなみに今回紹介した株式型クラウドファンディングはトップクラスにリスクが高い投資です。
投資先がイグジットできなければ投資額がそのままごっそり損失になる可能性もありますので、このことはしっかりと理解して投資をしましょう。
投資未経験者の方にはあまりオススメしません。
ただ、現状を考えるとどこがイグジットできるかなんて見極めることはほぼ不可能なので、お金のことは一旦おいて、自分がその企業を純粋に応援したいかどうかで判断するのがいいと思います。
そうすれば損失が出たとしても自分の中で納得できるはずですからね。
自分はすでに150万円以上投資しているプチエンジェル投資家になってますが。実験的に投資している部分もありますので、あまり真似はしないように。
でも、今後イグジットする会社は間違いなくでてくる(?)と思います。
そして投資先がそうなるのを経験してみたいです♪
もし自分と同じ考え方でどのように出資先を決めたらいいのかわからないという方がいましたら下記記事を一読してみてください。
今後の戦略を記載していますよ。
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こんにちは。クラウドファンディングに興味津々でたびたび質問させてもらっています。
最近は流行りなのか特徴のない似たような会社が多いように思ってきました。
それはともかく、長い目で会社を応援するつもりが全く会社の状況を連絡してこない会社もあり、裏切られたようで少し熱が覚めてきました。
メカニックさんの投資先はいかがでしょうか?
匿名さんコメントありがとうございます。
投資先のIRですが、会社によって様々です。
1ヶ月に1回必ず報告してくれるところもあれば、1回しか報告がないところもあります。
自分としては当然、前者の方を応援したいと思いますね。
ベンチャー企業なので忙しいとは思うのですが、やはり投資家としては企業に不安感を覚えます。
投資家に後悔を与えないで欲しいですよね。
届くかわかりませんが、Twitterでつぶやいておきます 笑
回答ありがとうございます。
オールユアーズみたいな会社はほんと応援したくなります。
メカニックさんが呟いてくれれば絶対響きます!やっぱ凡人とは声の大きさが違う(笑)ありがとうございます。
確かにベンチャーは忙しいと思いますが、売上等はわかるはずですし、予定との差くらいは…と思います。
しかしIPOを目指すとはよく言ったものだと。ファンディングの会社も催促しなきゃと。
あっ!愚痴になってしまいました↘↘
引き続きブログ楽しみにしております。
匿名さんコメントありがとうございます。
伝わったかわかりませんがTwitterで呟いておきました。
言わなければ伝わることは永遠にないですからね。
ダメ元です 笑
自分もせめて最低限の情報は欲しいなと思います。
株価というものがありませんから、今は投資家の満足度を上げるのが仕事の一部ではないかなと。
ベンチャーキャピタルみたいに運営にあれこれいわないわけですし、そのあたりはしっかりして欲しいですよね。
あ、自分も愚痴みたいになってしまいました(^^;;
ファイナンシャルテクノロジーシステム株式会社に申し込みしましたか?ファンディーノは、最初1号とかに選ばれた案件とかの方が期待できるんでしょうか?何でも最初が1番いいとかいいますし..。
テイクさんコメントありがとうございます。
心から応援したいとは感じなかったのでフィナンシャルテクノロジーシステムは見送りました。ちょっとBank Invoiceと似ている部分もありますしtoBということでイメージがしにくかった部分もあります。
投資目的だとしても現在VCはいないようですし、無理する必要はないという判断です。
でも証券会社に導入が決まりそうということで面白そうな企業かなとは思いました。
メカニックさん返信ありがとございます。私もバンクインボイスに似ていると思いました。後はプロの投資家が入っているかどうかですねよ?
やはりエメラダの物件の方が魅力的に感じます。エメラダでは、3,4案件が良かったので投資しました。
ですね。
投資目的ならばやはりプロ投資家が入っている案件に投資をしたいというのが正直なところです。
今回はFUNDINNO側でも特にアナウンスしてきていないので、第三者割当増資は実施していないかなと思います。
株式会社エスティライフが、承認されましたね。取引先がパナソニックとか大企業がありますね。面白そうなので投資してみようかと思います。
テイクさんコメントありがとうございます。
野村証券、ベネフィットワンとも業務提携していて面白そうな企業です。
社長もイグジット経験ありということでこれは投資吟味ありですね。
エスティライフに申し込みしましたよ。ファイナンシャルテクノロジーシステムより魅力的に思います。メカニックさんはどうしましたか?
テイクさんコメントありがとうございます。
おぉ!! 申し込みしましたか!?
自分は悩んだ末にスルーしました。
でも期待度は高い案件だと思います。
社長がイグジット経験あるというのはやはり大きいです!!