どうも、メカです。
改悪が続いている楽天グループのサービスですが、久しぶりにクレカ積立でいい改善がありました。
今までは最低還元率0.2%でしたが、最低0.5%に引き上げ!!
しかもカード券種によって還元率が異なる仕様になりました。
今回は楽天証券のNEWクレカ積立を深堀していきます。
楽天証券のクレカ積立とは??
まずは復習として楽天証券のクレカ積立について簡単に紹介していきます。
積立できる投資信託や金額については下記の通り。
積立設定可能額 | 毎月100円~50,000円 |
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対象口座 | 特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISA |
対象商品 | 楽天証券が取り扱う積立可能な投資信託 |
締切日 | 毎月12日までの積立設定で翌月の積立注文 |
買付日 | 毎月1日 or 毎月8日 |
還元率 | 最大1% |
注意点としては金額です。
上限は50,000円と決まっていて、もし複数ファンドを積み立てる場合はその合計額となります。
1ファンドごとではありませんので勘違いしないように。
還元率についてはファンド毎にことなり、楽天証券が受け取る手数料が0.4%(税込み)以上の銘柄にたいしては買い付け金額の1%となっています。
それ以外のファンドについては0.2%が適用されていましたが、今回はこの部分が改善となりました。
楽天証券のクレカ積立の還元率が最低0.5%に
これまではどのカード券種で還元率に違いはありませんでしたが、これからは楽天カードの種類によって大きく還元率が異なります。
- 楽天カード → 最低0.5%
- 楽天ゴールドカード → 最低0.75%
- 楽天プレミアムカード → 1.0%
年会費無料の楽天カードでは0.2%だった還元率が0.5%に!!
楽天ゴールドカードでは0.75%、楽天プレミアムカードでは1%が適用されます。
つまり楽天プレミアムカードではどのファンドを選んでも買い付け金額の1%分の楽天ポイントが付与されるようになりました。
もちろん、人気のeMAXISシリーズもオッケーです。
毎月上限まで買い付けた場合に得られるポイント
参考までに各カードで人気の投資信託であるeMAXIS Slim 全世界株式を毎月5万円積立した場合に得られるポイントを計算してみました。
- 楽天カード → 250P(年間3,000P)
- 楽天ゴールドカード → 375P(年間4,500P)
- 楽天プレミアムカード → 500P(年間6,000P)
楽天カードは年会費が無料ですので実質的な還元は年間3,000Pです。
楽天ゴールドカードは年会費が2,200円ですので、実質的な還元は2,300P。
楽天プレミアムカードは11,000円ですので5,000円分のマイナスとなり、こちらはクレカ積立だけでは元がとれませんので注意してください。
ただ楽天プレミアムカードは楽天市場での還元率が最大7倍、さらに世界の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パスが無料で付帯しています。
5,000円でこれらの特典が得られると考えれば、むしろお得です。
今までは楽天プレミアムカードでも還元率は最低0.2%でしたので、現在保有している人にとっては非常に大きな改善と言えますね。
楽天キャッシュ積立とも併用可能
楽天証券では楽天キャッシュでも投資信託の積立が可能で、こちらは楽天カードの積立とも併用できます。
楽天キャッシュでの積立も月間上限額は5万円ですので、併用することで毎月10万円まで楽天ポイントを得ながら積立が可能です。
ちなみに楽天キャッシュはチャージを工夫することで実質的な還元を受けられます。
楽天カードからチャージするとチャージ額の0.5%分の楽天ポイントが付与されますが、一工夫すると還元率を2.5%にまでアップさせることが可能です。
三井住友カード ゴールド(NL)のマスターカードブランドからau PAYにチャージして、au PAY プリペイドカードのApple PayでWAONにチャージ。
そのWAONを使ってミニストップで楽天ギフトカードを購入してください。
5万円購入した場合、750P分のVポイントと500PのWAON POINTが手に入ります。
ただし、三井住友カード ゴールド(NL)を100万円ぴったり使った場合の還元率ですので注意してください。
他にも楽天ギフトカードの購入方法を工夫する方法はいろいろありますので気になる方は下記記事もあわせてどうぞ。
他のクレカ積立と比較
改善された楽天証券のクレカ積立と他の証券会社のクレカ積立と比較してみました。
- 三井住友カード プラチナプリファード → 最大5%
- 三井住友カード ゴールド(NL) → 最大1%
- 三井住友カード (NL) → 最大0.5%
- マネックスカード → 最大1.1%
- au PAYカード → 最大1.0%
- エポスカード → 最大0.5%
- SAISON CARD Digital CONNECT → 最大0.5%
残念ながらSBI証券と三井住友カードのタッグには到底かないません。
最大5%という国内屈指の還元率を誇ります。
年会費は33,000円かかりますけどね。
さらにマネックスカード、au PAYカードは実質年会費無料なのに1%以上の還元率です。
これらと比較すると楽天カードのクレカ積立は今回の改善でギリギリ横に並べたレベルかもしれません。
まとめ
個人的には楽天カードのクレカ積立の還元率をここでアップさせてくるとは思っていませんでした。
おそらく新NISAの加入者を集めたいんでしょうね。
ただ、他のクレカ積立と比較すると残念ながら少し見劣りする感は否めません。
現在楽天プレミアムカードを保有している人には大きな改善といえるかもしれませんが、他のカードユーザーには正直微妙です。。
自分だったらもし友達が今から投資信託の積立を始めるならSBI証券かマネックス証券のどちらかをおすすめすると思います。