IPOが一番当選しやすいのは主幹事。
これは一部の例外を除いて、ほぼ全てのIPOに通じる絶対的な理といっても過言ではないでしょう。
当選したいIPOに主幹事から申込をしない人って聞いたことがありません。
でも、主幹事をつとめる証券会社によって当選確率は大きく変わってきます。
一般的に大手だと当選しにくく、マイナーな中堅証券だと当選しやすいと言われていますよね。
で、個人的に当選しやすいかどうかを決める大きなポイントは二つあると思っています。
ひとつは抽選割合、そしてもう一つは参加者、言い換えれば口座開設数といってもいいでしょう。
抽選割合はほとんどの人がしっていると思いますが、各証券会社の口座開設数って意外と知りませんよね??
ということで今回は主幹事になれる証券会社の最新口座数を調べて見ました!!
果たして最も穴場の証券会社はどこなのか??
そもそも主幹事になれる証券会社ってどこなの??
まずは意外と知らない人も多いと思うので主幹事になれる証券会社を紹介したいと思います。
大手証券が主幹事になることが多いんですが、実は中堅証券で主幹事になれるところも多いんです。
東証に記載されている主幹事候補証券会社一覧は下記の通り。
- 藍澤證券株式会社
- いちよし証券株式会社
- エイチ・エス証券株式会社
- SMBC日興証券株式会社
- 株式会社SBI証券
- 岡三証券株式会社
- ゴールドマン・サックス証券株式会社 ※
- JPモルガン証券株式会社 ※
- 大和証券株式会社
- 東海東京証券株式会社
- 東洋証券株式会社
- 野村證券株式会社
- マネックス証券株式会社
- みずほ証券株式会社
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
- メリルリンチ日本証券株式会社 ※
- UBS証券株式会社 ※
合計17社です。
ただネットから申込できない証券会社も多いのでご注意ください。
※が付いている証券会社はネットから申込ができません。
あまり知られていないところだと東洋証券、藍澤証券とかですかね。
数年に1回くらいのペースなので主幹事案件はかなり激レアです!!
主幹事になれる証券会社の口座数
では早速主幹事になれる証券会社の口座数を紹介します。
野村證券 | 533万(残あり口座数) |
---|---|
SBI証券 | 513.9万 |
大和証券 | 335.8万(残あり、オンライン) |
SMBC日興証券 | 345.5万 |
三菱UFJモルガンスタンレー証券 | 不明 |
みずほ証券 | 128万 |
東海東京証券 | 33.6万 |
いちよし証券 | 15.6万 |
岡三証券 | 39.8万(オンライン6.9万) |
東洋証券 | 19.0万 |
マネックス証券 | 184万 |
エイチエス証券 | 不明(10万前後!?) |
藍澤證券 | 24.4万(オンライン6.9万) |
口座数が最も多いのは野村證券
一部不明のところがありましたが、だいたいはリサーチできました。
中身を見ていくとNO.1はやはり野村證券でした。
大手証券の中ではダントツの数字です。
しかし、猛烈に追いかけている証券会社があります。
それはネット証券大手のSBI証券。
なんとすでに500万オーバー!!
口座開設社数はどんどん伸びているのでこの勢いだと野村證券を追い抜くのは時間の問題だと思います。
まさかSBI証券がこれほどまでに大きくなっていたとはちょっと驚きました。
穴場になりそうなのはやはり中堅証券
そして口座数が少ないのはやはり中堅証券です。
特にいちよし証券と東洋証券はかなり少ないのがわかります。
いちよし証券はここ最近主幹事になることが多いですし、こう考えると当選のチャンスはそれなりに高いような気がします。
また、よく言われる東海東京証券もやはり口座数が少ないですね。
ちなみにエイチエス証券の口座開設数がわかりませんでしたが、おおよそ10万前後という情報がネットに書かれていました。
まとめ
今回のデータは自分も知りたくて興味があったので調べながら「おぉ〜」とかついつい声がでちゃいました。
それにしてもこう見ると大手証券は大手といっているだけありますね。
でも、SBI証券の口座数もびっくりしませんでしたか!??
まさか国内NO.1に手をかけているとは全く知らなかったです。
そして、あくまで調べられた口座数だけで見れば最もライバルが少ないのはいちよし証券だということがわかりました。
ネットからIPOに申込ができるようになりましたが、それ以前は電話からしか受付していなかったので、その時はかなり当選しやすかったんじゃないかなと思います。
やっぱり電話からの申込だとネットと比較するとハードルはあがりますから。
また、いくら口座数が少なくても主幹事にならなければ意味ありません。
主幹事数も考慮すると東海東京証券もかなり狙い目と言えるでしょう。
2019年は主幹事数が4件もありましたし、毎年1件はなんだかんだであるんですよね。
ちなみにIPOの当選は冒頭でもいったように抽選割合も大事になってきますので、その辺も含めてしっかりと考えたいところです。
ということで今回は証券会社になれる証券会社の口座数というちょっとマニアックなネタをお送りしました 笑
参考になりましたら幸いです!!
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