大和証券といえば抽選割合が高く、個人投資家でもIPOが当選しやすい証券会社と有名です
スタンダードなIPOだけでなくREITも取り扱いしてくれるので本当助かりますよね♪
今回は大和証券のIPOルールから当選確率をアップさせるちょっとした裏技まで徹底解説していきます。
大和証券とは??
大和証券は日本の大手証券の一つ。
大手証券といえば店頭での取引を思い浮かべる人が多いと思いますが、ネットからでも取引が可能です。
日本株式はもちろん投資信託やETF、外国株式、債券、ファンドラップ、先物オプションまで、さまざまな金融商品を取り扱っています。
個人投資家にはIPOはもちろん立会外分売が当選しやすいことでも有名です。
大和証券のIPOルール
では早速、大和証券のIPO抽選ルールを紹介していきます。
ルール1:一般抽選割合は10%
大和証券は個人への割り当て枚数の10%を抽選にまわします。
もし、当選枚数が100枚あったとしたら裁量配分が90枚、抽選に10枚といった感じ。
通常10%ほどしか抽選にまわさない証券会社が多いのでこれは平均的な数字となります。
ちなみに以前は15%ほどを回しましたが2021年4月から改悪されました。
ルール2:チャンス抽選制度もあり!!
大和証券ではさらにチャンス抽選というものがあります。
こちらは初めの抽選に落選した人を対象として、個人への割り当て枚数の最大10%分をチャンス抽選により当選者を決めるものです。
「なんだかよくわからないな〜」という方は、チャンス抽選という名の”敗者復活戦”が用意されていると思っていただければいいと思いますよ。
ちなみに2018年の10月以前はチャンス抽選の割合は5%でした。
追記:チャンス抽選は廃止
残念ながらチャンス抽選は廃止となりました。
ルール3:キャンセルしてもペナルティはなし
もし当選後に地合いが悪くなったらキャンセルしたくなりますよね??
でも大和証券ではキャンセルしてもペナルティはありません。
ペナルティしたからといってもその後に当選しにくくなるといってことはないので心配しないでくださいね。
無理して購入して損失が出たら意味がないので、「ダメそう」と感じたらキャンセルしましょう。
ルール4:前受け金が必要だが同一資金で重複BBが可能!!
大和証券ではIPOに申込する際には前受け金が必要です。
申込金額30万円が必要なIPOに参加したい場合は、事前に30万円入金する必要があります。
しかし、同一資金で複数のIPOに申込ができます。
口座に30万円が入金されていたとしましょう。
同じ期間に下記3つのIPOが申込できたとします。
- A → 必要資金10万円
- B → 必要資金30万円
- C → 必要資金40万円
残念ながらCのIPOには申込できませんが、AとBのIPOには30万円で両方申込ができます。
銘柄ごとに必要な場合は10万円+30万円で40万円必要になるので、10万円節約ができますね。
ちなみにSMB日興証券やマネックス証券では重複BBが不可能で銘柄ごとに資金が必要になります。
管理人における大和証券の当選実績
大和証券における管理人の当選実績は下記の通りです。
当選銘柄 | 株数 | 利益 | 上場年 |
---|---|---|---|
サントリー食品インターナショナル
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100株
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0.2万円
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2013年
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100株
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11.5万円
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2013年
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1口
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1.4万円
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2014年
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1口
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1.0万円
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2014年
|
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1口
|
1.2万円
|
2014年
|
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100株
|
9.5万円
|
2014年
|
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1口
|
3.5万円
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2015年
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100株
|
9.3万円
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2015年
|
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100株
|
12.5万円
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2015年
|
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100株
|
1.97万円
|
2015年
|
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100株
|
2.3万円
|
2015年
|
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100株
|
-1.55万円
|
2016年
|
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1口
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0.14万円
|
2016年
|
現在までに13社のIPOが当選しています。
合計利益は約53万円。
主幹事数が多い上に抽選割合が20%、さらにリート系のIPOにも申し込めるので当選しやすい証券会社の一つです。
利益を計算していて50万円を超えていたことには自分でもびっくりしました。
大和証券は未成年口座からもIPOに申込が可能
大手証券の中ではめずらしく、未成年口座からもIPOに申込が可能です。
なので子供がいる方は申込数を一つ増やすことができるので当選確率をアップさせることができますよ。
自分は店頭にいって口座開設してきました。
その時の様子を下記記事にまとめていますので気になる方は一読してみてください。
注意点などもまとめてあります。
大和コネクト証券からも参加可能
大和証券グループはスマホ証券の大和コネクト証券をスタートさせました。
こちらでもIPOの取り扱いがあり、大和証券が幹事をつとめるIPOを委託販売します。
もちろん大和証券が主幹事をつとめるIPOの場合は委託販売数が多いため、いつも以上の当選の期待が持てますよ。
大和証券とは別物になるため、大和証券でIPOに参加して大和コネクト証券からもIPOに参加することができます。
チャンス抽選システムがなくなった今、大和コネクト証券からのIPO参加が今後大事になってくるはずです。
詳しいIPOルールに関しては下記にまとめていますのでこちらを参考にしてください。
大和証券のIPOまとめ
大和証券のIPOについてまとめます!!
- 抽選割合は10%
- キャンセルしてもペナルティはなし
- 同一資金で重複申込が可能
- 未成年口座からもIPOに参加可能
- 主幹事が多い
大和証券はIPOでは幹事入りも多く、しかも主幹事も多数!!
未成年口座も用意して家族総出で参加すれば当選確率を飛躍的にアップさせることができます。
IPOでは必須の証券会社になりますので、まだ口座をお持ちでない方は是非口座開設してみてくださいね。
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ファンディーノではエンジェル税制が適用される案件が多く、取り扱いをした琉球アスティーダスポーツクラブは国内で唯一となるIPOイグジットをしています。
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さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。
チャンス当選ですが、使い方とかあるのでしょうか?
SBIのポイントならば、S級銘柄にドカンと使えますが
大和のチャンス回数を10回貯めても大和主幹事のB又はC級銘柄で
当選してしまってはもったいないと思うのですが・・・?
B級でもとりあえず申し込みますよね
あと、チャンス回数が10回貯まっても、1当選につき1つ減るんですかね?
A銘柄当選
チャンス回数10回が0回になる
チャンス回数10回が9回になる
どちらのパターンになるのでしょう?
ハナビンビンさんコメントありがとうございます。
非常にややこしいんですが、大和証券のチャンス回数はSBIのIPOチャレンジするポイントとは仕組みが違ってきます。
“使う”という概念がありません。
大和証券のチャンス回数は保有ポイントで決まってきますが、このポイントを保有している限りは無くなりません。
なので、ポイントがある限りは何回IPOに申込しても回数は10回のままです。
指摘されて気づきましたが、証券各社で独自の様々なシステムがあって、ちょっとわかりにくいですよね(^^;;
質問なのですが、大和証券のポイントプログラムでチャンス回数を増やそうと思ったら大和証券で大和証券の株を保有しなければならないのでしょうか?
例えばパスワードが送られてきて、それを大和証券にログインして入力するのであれば他の証券会社で保有してても大丈夫かと思うのですが。
できればネット証券で購入してそのままネット証券で保有管理したいです。
タローさんコメントありがとうございます。
一応、記事中にもその旨を記載しており、auカブコム証券やSBI証券がオススメということを書いております。
ネット証券で保有管理できますよ。
わかりにくい記事で申し訳ありません。。
返信ありがとうございます。安心しました。
もう1つ教えていただきたいのですが、大和証券はどうやって他社で保有していることを把握しているのでしょうか?
住所氏名で照らし合わせて大和証券の口座にポイントを反映させているのですか?
何度も質問してすみません。
タローさんコメントありがとうございます。
他社で保有していることを把握する方法はちょっとわかりかねますが、株主保有者にはカタログが送られてきてそれから手続きする形です。
こちらの記事を見ていただければポイントが反映されるまでの流れがわかるかと思います。
丁寧なご回答ありがとうございます。参考になりました。
いえいえ、また何かありましたらどうぞご質問ください♪