2018年で最もインパクトを残したIPOといえばやはりソフトバンクではないでしょうか??
メルカリやMTGなど有名ユニコーンが上場しましたがやはりソフトバンクには敵いません!!
あれだけ上場前にいろんな出来事が起こった銘柄は過去を見てもないですからね 笑
そしてそんなソフトバンクですが、どうやら各社の抽選割合もかなりイレギュラーだったことがわかりました。
今回は少し遅くなりましたが、ソフトバンクのIPOを各社がどのように個人へ配分していたのかをデータを見ながら紹介していきたいと思います。
特に最後に紹介するPayPay証券は面白いですよ 笑
【主幹事編】IPOソフトバンクにおける個人への割当枚数
では、早速ソフトバンクにおける個人への割当枚数をチェックしていきますよ。
いつも通り、「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」を利用していきます。
まずは主幹事からいきましょう!!
野村證券における割当枚数
野村證券は抽選割合が1.7%しかありません。
やはり裁量配分を中心に配ったようですね。
これは予想通り。
ただそれでも28,000人以上の人が当選しています。
10%配ったら確実に全プレでしたね 笑
大和証券における割当枚数
おおっと大和証券ではびっくりするような抽選割合となっています。
なんと0.8%しかありません。
1%未満だったのか。
ちなみにチャンス抽選は0%です!!
今回は申込枚数が「規則に基づく抽選」の配分数量に満たなかったので変更したとのことです。
SMBC日興証券におけるソフトバンクの割当枚数
おぉ、これはまた抽選割合がすごいことになってます。
なんと1.7%です!!
通常は10%前後ですから1/10ほどしか回していません。
店頭を中心に配分したことがよくわかります。
申込番号はかなり積み上がっていましたが、もしかしたら実際はそれほどなかったのかもしれませんね。
SMBC日興証券が裁量配分中心にするのはなかなか珍しいです。
みずほ証券におけるソフトバンクの割当枚数
おおっとみずほ証券はなんと抽選に0.4%しか回しませんでした!!
幹事の中では最低の数字です。
大和証券のわずか半分。
でも当選した人は損失が出たわけですし、抽選組にとっては結果よかったのかもしれません。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券におけるソフトバンクの割当枚数
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は0.9%ですね。
主幹事の中ではまずまずの割合です。
SBI証券におけるソフトバンクの割当枚数
大量の当選者を出したSBI証券ですが、結果を見るとすごい数字になってます。
13.7万人の人が当選していたようです。
そして一人当たりの当選数は2.7単元。
中には10単元以上当選した人もいましたが平均するとこのくらいだったということでしょうね。
【平幹事編】IPOソフトバンクにおける個人への割当枚数
続いて平幹事における抽選配分枚数をチェックしていきますよ。
岡三証券におけるソフトバンクの割当枚数
岡三証券は1単元ずつ配分して抽選割合は10%。
通常の配分だったようです!!
東海東京証券におけるソフトバンクの割当枚数
東海東京証券はしっかりと10%を抽選配分に回しています。
1人あたりの平均単元は2.6人なので複数当選した人が多くいましたね。
岩井コスモ証券におけるソフトバンクの割当枚数
後期型の岩井コスモ証券では合計9,000枚以上が個人に割当されたようです。
そして、注目するところは1人辺りの平均単元数です。
なんと2.5単元となっています。
つまり抽選枠でも複数当選した人がいたということです。
岩井コスモ証券でも複数配分することがあるとは知らなかった。
これは新たな発見です!!
西日本TT証券におけるソフトバンクの割当枚数
西日本TT証券は11%ですが1人平均5.9単元も配分しています。
ちなみにネットからはIPOに参加できません。
水戸証券におけるソフトバンクの割当枚数
水戸証券は11%と通常配分ですかね。
ネットからIPOに参加できないのでまぁどうでもいいか 笑
松井証券におけるソフトバンクの割当枚数
松井証券は平等に1人1単元配分。
抽選割合も80%とほぼ通常通りですね。
マネックス証券におけるソフトバンクの割当枚数
マネックス証券はいつも通り100%抽選配分。
特に変わったところはありませんでした。
ただ、ふと感じたんですがマネックス証券って申込者が少なかった場合はどうするんですかね。
誰かにお願いするわけにもいかないし。
あかつき証券における割当枚数
あかつき証券はネットから申込することはできませんでした。
上記の抽選枠は店頭から申込をした人が対象だったのかなと思います。
この辺りは自分の不得意分野ですので、あかつき証券から申込をした人がいたら教えてくださいますと幸いです。
【委託幹事編】IPOソフトバンクにおける個人への割当枚数
最後に委託幹事を見て行きますよ。
auカブコム証券における割当枚数
auカブコム証券は安定の100%抽選配分でした。
ただ、一人当たりの平均単元数は2.7なので、こちらもどうやら複数配分があったようです。
岡三オンライン証券における割当枚数
岡三オンライン証券を見ると6,660枚も割当があったようです。
通常でいえば主幹事並みの枚数。
抽選では2,128人の人が当選したことがわかりました。
そのほかは優遇抽選対象者への配分でしょう。
優遇抽選ではかなり当選しやすかったと思います。
One Tap Buyにおける割当枚数
最後はソフトバンクからIPOに新規参入したOne Tap Buyです!!
なんと2,557単元の配分があり、当選者数は6,560人!!
1人あたりの平均単元数は0.3です!!
とうことは30株ということですね。
それにしても1単元未満の数字を初めてみました 笑
1株単位でIPOに申し込めるということでかなり注目されましたが、その後の取り扱いは今のところありません。
最近、業績低迷で社長も変わりましたし、多分今後IPOを取り扱うことはないのかなと思います。
面白いサービスだったので是非続けて欲しかったんですけどね。。
まとめ
遅くなりましたがソフトバンクにおける各社の個人への配分状況をチェックしてみました。
やはり大手証券はほとんどを店頭で捌いてようですね。
どんな意図があったのかはわかりませんが、公募割れしましたし抽選組にとっては功を奏しました。
また、いつもは1単元しか配分しない証券会社が多いですが今回は複数配分していた会社が多かったように思います。
auカブコム証券や東海東京証券が複数配分するってかなり珍しいです。
そして、面白かったのはOne Tap Buyですかね。
平均30株配分という歴史を作ってくれました 笑
1株から配分するという発想は個人的にかなりいいと思うので、この意志を他の証券会社が受け継いでくれたら面白いのですが。
委託販売が中心の証券会社なんかが導入したら面白いと思います。
そんなこんなで想定外の事が多く起こったソフトバンクは抽選割合もかなり想定外でした。
こんなIPOはもう2度と出てこないかもしれませんね。
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