どうも、メカです!!
信託報酬引き下げが加熱している投資信託ですが、なんと先進国株式を対象とした信託報酬わずか0.077%の商品がでてきました。
その名はSOMPO123先進国株式です。
今回はこのSOMPO123先進国株式のポートフォリオや購入できる証券会社など徹底解説していきます。
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SOMPO123先進国株式とは??
SOMPO123先進国株式は2021年12月21日に運用を開始した、先進国株式の主力大型株を中心に投資を行うアクティブファンドです。
委託会社はSOMPOアセットマネジメントです。
アクティブファンドと言えば信託報酬が高いという印象があると思いますが、このSOMPO123先進国株式はその印象を大きく覆す低コストを実現しています。
SOMPO123先進国株式のポートフォリオ
SOMPO123先進国株式のポートフォリオ(組み入れ銘柄)を紹介します。
商品名からもわかる通り、日本を除く先進国の株式123銘柄程度に分散投資を行っています。(原則として概ね123銘柄)
組み入れ上位10銘柄と組み入れ比率は下記の通りです。
- アップル → 5.8%
- マイクロソフト → 4.9%
- アルファベット → 4.1%
- アマゾン・ドットコム → 2.9%
- メタ・プラットフォーム → 2.0%
- エヌビディア → 1.9%
- ASMLホールディングス → 1.4%
- エンブリッジ → 1.4%
- ダイムラー → 1.3%
- ホーム・デポ → 1.2%
上位銘柄を見ると、オランダ、カナダ、ドイツが1社ずつ入っているのみで、ほとんどが米国の銘柄です。
トップ5は誰もが知る有名企業が名を連ねています。
また、一番の特徴は人気銘柄のテスラを組み入れていない事です。
組み入れる銘柄は時価総額の大きさで選んでいるわけではなく、個々の企業におけるクレジットリスクを踏まえて購入しています。
SOMPO123先進国株式の基準価額のチャート
SOMPO123先進国株式の基準価額におけるチャートは上記の通りです。
2021年12月21日に基準価額10,000円、純資産総額400百万円でスタートしました。
2022年2月の時点では基準価額9,814円、純資産額は750百万円です。
残念ながら基準価額は下落していますが、純資産額は着実に積み上がっています。
参考までに、2017年から2020年のシミュレーション結果をみると、MSCIコクサイ・インデックスと比較してもほぼ変わらないパフォーマンスをだしています。
ちなみにMSCIコクサイ・インデックスは日本を除く先進国の株価動向を示す代表的なインデックスで、日本を除く先進国22ヵ国に上場する大・中型株のうち、約1,300銘柄で構成されています。
SOMPO123先進国株式の信託報酬
SOMPO123先進国株式の信託報酬は0.077%です。
0.09%を切っています。
これは投資信託では破格の数字です。
例えば個人投資家に人気のeMAXIS Slim 先進国株式インデックスは信託報酬が0.1023%程度、SBI・V・S&P500インデックスファンドでも、0.0938%程度です。
この信託報酬を実現できたカラクリはファンドの種類です。
SOMPO123先進国株式は代表的な指数に連動するインデックスファンドではなく、アクティブファンドです。
アクティブファンドは銘柄を自社で決められるため、購入コストを抑える事ができ、余分な手数料を払う必要がありません。
アクティブファンドはインデックスファンドと比較すると高いというイメージがあるかもしれませんが、実はコストの調整が柔軟です。
また、運用しているSOMPOアセットマネジメントでは短期で解約する人が減り、長期で運用する人が多い今の時代ならば収益があげられるという考えがあるようです。
ただし、運用を開始してからまもないということもあり、実質的なコストはまだわかりません。
信託報酬が低くても、その他の手数料が高い可能性も否定できませんのでその点は理解しておきましょう。
SOMPO123先進国株式を購入できる金融機関
SOMPO123先進国株式を購入できる金融機関をまとめました。
証券会社が3社、銀行が1社です。
楽天証券では今のところ取扱がありませんので注意してください。
ただ、人気が出ればそのうち取り扱うよう気もしています。
個人的にこの4社の中ならSBI証券で購入するのがオススメです。
投信マイレージがあるため、保有しているだけでポイントが付与されますし、もし他の商品に乗り換えたくなっても、商品ラインナップが豊富です。
さらに三井住友カードで購入すれば最大2.0%が還元されます。
迷ったらSBI証券で購入しましょう。
クレカ積立については下記記事にまとめてありますので、こちらを参考にしてください。
まとめ
では、SOMPO123先進国株式についてまとめます。
- アクティブファンド
- 信託報酬は0.077%
- 組み入れ銘柄は先進国の123銘柄
- 購入できるのはSBI証券や松井証券など
個人的には非常に面白い商品だと感じました。
123銘柄のみということで、分散という面ではやや劣りますが、信託報酬の低さは魅力です。
まだ運用開始して間もないこともあり、今後どうなるかはわかりませんが、組み入れ銘柄はアップルやマイクロソフトなど米国の大手企業が中心なので、他の人気ファンドと比較してもパフォーマンスが乖離することはないと思います。
インデックスファンドの信託報酬引き下げもそろそろ限界に近づいてきていることもあり、今後はこのような低コストアクティブファンドの時代がくるかもしれませんね。
凄い参考になりました。
いつもありがとうございます。
SBI・iシェアーズ・米国バランス(2資産均等型)もでますね。両方検討します。
参考になったとのこと、ありがとうございます!!
インドの投資信託でましたね。これから過ごそうインドですね~記事をお願いします
インドは面白そうですね。時間見つけて記事作成します!!
アムディジャパンから3本、本日運用開始です。
また、記事まってます。
情報いただきありがとうございます!!
オルカン高配当、大型成長、インドの3本です。
オルカン高配当は分配金がでますね。
大和アセットからiEreeベトナム投資信託もでましたよ。