どうも、メカニックです。
2018年はソフトバンクという史上最大規模のIPOが話題になりましたが2019年も大物が上場するかもしれません。
その名は東芝メモリ。
東芝の不正会計事件の時にやたらとニュースで連呼されていたあの会社です。
IPOに向けて準備しているということで、様々な情報が飛び交うようになりました。
そこで今回は知っている限りで東芝メモリの主幹事や上場日、さらには規模などを徹底まとめ。
IPO投資家は是非チェックしてください!!
東芝メモリがIPOする背景
そもそも東芝メモリは東芝のメイン事業の一つで大きな稼ぎ頭でした。
しかし東芝は原発事業で巨額の損失を被ったために、何かしらの資本政策を採らなければいけない状況になります。
そこでこの東芝メモリを分社化し、2018年の6月にベインキャピタルを中心とした米日韓連合に2兆円で売却。
当然ですが、ファンドは東芝メモリがエグジットしなければ利益を得られませんのでIPOをさせたいという訳です。
ちなみにベインキャピタルが絡んだ企業は過去にいくつも再上場しており、すかいらーくやマクロミル、ベルシステム24などが上げられます。
IPO東芝メモリの上場日はいつ??
東芝メモリの上場日については下記の3つが有力候補とのことです。
- 2019年9月
- 2019年11月
- 2020年中
この中で一番有力なのが2019年の11月です。
以前は9月と言われていましたが様々な理由で間に合わない可能性がでてきたとのこと。
11月といえばIPOが多く出てくる時期。
他のIPOにも影響がでてきそうですね。
9月も多いので個人的にはどちらもいい印象はうけません。
東芝メモリ自体もバッティングして良いことはないので、閑散期に上場してほしいのですが…
大人の事情もあるでしょうから難しいかもしれませんね。
IPO東芝メモリの上場規模は??
続いて上場規模です。
どうやら時価総額は2兆円規模になるのではないかと言われています。
2兆円と言われてもピンと来ない方もいると思うので国内における2兆円前後の企業をまとめてみました。
- 東芝
- セコム
- 大塚ホールディングス
- SUBARU
- オリックス
- 住友商事
- 第一生命ホールディングス
知名度抜群の企業ばかり。
東芝とほぼ同じくらいの時価総額になるのはちょっと面白い 笑
ちなみに2018年に上場したソフトバンクは6兆円ほどなので、そちらと比較すれば1/3以下です。
また、吸収金額はどのくらいかわかりませんが少なくても数千億規模になることは間違い無いでしょう。
ここ数年における大型IPOの吸収金額は下記の通り。
ソフトバンク | 2.64兆円 |
---|---|
メルカリ | 1,306億円 |
SGホールディングス | 1,276億円 |
JR九州 | 4,160億円 |
LINE | 1,328億円 |
日本郵政 | 6,930億円 |
ゆうちょ銀行 | 5,980億円 |
かんぽ生命保険 | 2,138億円 |
ソフトバンクが頭一つ抜けているのがわかりますね。
IPO東芝メモリの主幹事は??
東芝メモリの主幹事は野村證券と三菱UFJモルガン・スタンレーの2社が濃厚です。
両社とも大型IPOに強い証券会社。
野村證券は過去にソフトバンクやジャパンディスプレイ、メルカリなどの実績があります。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券といえば記憶に新しいのはやはり日本郵政グループですかね。
申込した人全員が当選する神対応を見せてくれました!!
今のところは共同主幹事をつとめる可能性が大きいようですよ。
IPO投資家としては「当選できるのか」が重要になると思いますが、おそらく三菱UFJモルガン・スタンレー証券では
それぞれのIPOルールは下記にまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
こちらが野村證券。
下記が三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。
東芝メモリのIPOは儲かる?? 大型IPOの初値結果を紹介
一番大事になってくるのが東芝メモリが儲かるか??ですよね。
参考までに過去の大型IPOにおける騰落率を紹介します。
ソフトバンク | -2.5% |
---|---|
メルカリ | 66.7% |
SGホールディングス | 17.3% |
JR九州 | 19.2% |
LINE | 48.5% |
日本郵政 | 16.5% |
ゆうちょ銀行 | 15.9% |
かんぽ生命保険 | 33.1% |
リクルート | 2.3% |
実は好成績を残しています。
しかし!!
一番直近で上場したソフトバンクはマイナス。
今までの不敗神話に大きくどろを塗ってくれました。
個人的にはこのソフトバンクで今後の大型IPOの流れは大きく変わったと思っていて、東芝メモリも楽観視はできないと思っています。
正直、まだスペックが全く判明していない状況ですが儲かる可能性は低いんではないでしょうかね。
自分は不参加になる可能性が高いです。
IPO東芝メモリのまとめ
では、最後に東芝メモリについて分かっている情報をまとめます。
- 上場日は2019年11月が濃厚
- 主幹事は野村證券と三菱UFJMS
- 時価総額は2兆円規模
東芝メモリは東芝が経営危機になった時に注目度が一気に上がった会社です。
訳ありな会社だけに投資家の判断はわかれそうですね。
どちらにしてもイグジット的な要素が強く、日本郵政グループのような国策でもありません。
今出ている情報だけで考えると、利益は上げるのは難しそうな気がします。
とはいえ新規承認されれば注目度はトップクラスになるはず。
盛り上がることは間違いないでしょうね。
どんなスペックでくるのか個人的にはちょっと楽しみです!!
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