どうも、メカニックです。
先日記事にさせていただいたSMBC日興証券における抽選割合の検証記事が非常に高評価でした。
その記事がこちら。
やはり定期的にデータなどはチェックしていなかければいけないなと感じた次第です。
実はSMBC日興証券がIPOルールを変更しましたが、その前に大和証券もIPOルールを変更していたのを覚えていますでしょうか??
今回は第二弾として大和証券の抽選割合が本当に変更になっているのか抜き打ちチェックしてみましたよ。
結論を先にいうと、大和証券は個人にかなり優しい証券会社だということが判明しました!!
大和証券のIPOルールとは??
まずはさらっと大和証券のIPOルールについて確認していきましょう。
大和証券は割り縦枚数のうち、最大25%を抽選にまわします。
残りの75%は裁量配分です。
そして抽選配分のうち15%は一般抽選、残りの10%はチャンス抽選という優遇抽選で当選者を決めます。
ちなみにチャンス抽選枠はルール変更前が5%でしたので2倍に増えました。
また、チャンス抽選はチャンス回数に応じて当選確率が変わっていき、10回の人が最も当選を期待できるんです。
チャンス回数を増やすにはポイントを貯める必要がありますよ。
そして、大和証券のIPOは下記の条件が適用される場合は抽選割合が変わってきます。
- 個人への配分予定数量が20億円以上の場合は一般抽選が10%
- 申込数量が販売予定数量未満の場合、チャンス抽選は5%。
上記のように大型IPOの場合は一般抽選枠が10%に減らされてしまうんです。
今回はこの辺りを含めて検証していこうかなと思っていますよ。
詳しいIPOルールは下記記事にまとめています。
さらに詳しく知りたい人は是非こちらもチェックしてみてください。
大和証券のIPOにおける抽選割合を検証してみた
では早速大和証券の抽選割合の抜き打ちチェックをしていきましょう 笑
今回もいつも通り、「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」を利用して確認していきます。
2019年4月のデータをチェック
まずは最も新しい2019年4月のデータです。
規則に基づく抽選配分」と「先以外の抽選配分」の二つがありますが、それぞれこういうこことです。
- 規則に基づく抽選配分 = 一般抽選
- 左記以外の抽選配分 = チャンス抽選
それを踏まえて見て行きますと、一般抽選ではしっかりと15%以上を抽選にまわしていることがわかりますね。
いや、ちょっと待ってください!!
っというか20%超えているIPOもあるではありませんか!?
むしろ16%以上がありません 笑
これは嬉しいサプライズ!!
続いてチャンス抽選枠をチェックしていきます。
こちらは数字が表示されていませんので、具体的な数字を計算すると…
- ヴィッツ → 12.3%
- グッドスピード → 13.7%
- トビラシステムズ → 10.8%
なんとこちらも全て10%以上!!
グッドスピードに関しては13.7%もありました。
ん!?
ってことはグッドスピードは一般抽選と合計すると34%も抽選に回したことになります。
あれ!? 最大で25%じゃなかったでしたっけ??
大和証券さん大盤振る舞いすぎやしませんかね 笑
2019年3月のデータをチェック
4月はIPOの数がすくなかったので3月のデータもチェックしてみました。
それがこちら。
一般抽選枠を見るとこちらも15%未満はありません。
むしろ多いくらいです。
ただ、コプロホールディングスだけ10%台と極端に低くなっているのがわかるかと思います。
これはおそらく、先ほど紹介した「個人への配分予定数量が20億円以上」になったからだと思われます。
実際に計算してみると大和証券はコプロホールディングスの9,902枚を個人に配分しています。
公募価格は2,090円でしたので20.7億円。
うん、20億円以上になってますね。
そして、3月IPOにおけるチャンス抽選の割合を計算すると下記の通り。
日本国土開発 | 10.5% |
---|---|
ダイコー通産 | 10.6% |
サーバーワークス | 10.9% |
カオナビ | 10.7% |
コプロ・ホールディングス | 10.7% |
Welby | 11.4% |
どれも10%以上と全く問題なし!!
大和証券は素晴らしいです。
2019年度の管理人における大和証券の当選実績は??
一応、2019年度の大和証券における当選実績も紹介したいと思います。
といっても恥ずかしながらまだ1社も当選できておりません 笑
ただ、7月に未成年口座で久しぶりにフィードフォースというA級IPOが当選しました。
期待以上のパフォーマンスではなかったものの堅調な初値形成となり、嬉しかったです。
10万円以上の利益にはなりましたよ。
とはいえあくまで未成年口座であり自分ではありません。
大和証券は上記データのように抽選割合が高いですが簡単に当選できるわけではないので、そこは勘違いしないように。
最近はライバルも多くなっているので当選するのは難しくなってきています。
まとめ
今回は大和証券を抜き打ちチェックしてみましたが、全く問題はありませんでしたね。
というかどれも公表している数字よりも高いことが判明しました 笑
25%どころではなく30%越えのIPOがあるのにはほんとびっくり。
嘘をついていたことになりますが、こういう嘘なら大歓迎です!!
というか大和証券もこれだったら最大30%とかっていっても全然問題はないのに。
前回のSMBC日興証券をチェックした時はステージ抽選に回していない銘柄もあったわけですし。
「最大」という冠言葉をつけとけばとりあえず嘘ではなくなりますからね。
また、普段から大和証券が主幹事のIPOは当選しやすいなと思ってはいましたが、今回は数字がそれを証明したように感じます。
大手証券でこれだけ抽選に回してくれるのはほんとありがたいですよね。
ということで、今後もA級IPOで大和証券が主幹事になった時は素直に喜んじゃいましょう♪
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