「ソーシャルレンディングやってみたいけど、事業者が多くてどこを選んで良いかわからない!!」
こう考えている人も多いのではないでしょうか??
少し前はソーシャルレンディング事業社も少なかったので、数社から選択すればよかったんですが、現在は20社近くもあるので、初心者の方はどこを選択したらいいのか迷うと思います。
各社それぞれで、取り扱っているファンドも違いますし、最低投資金額が違いますからね。
勢いで口座開設してしまうと「やっぱりあっちの方がよかったかな~」と後悔する可能性も大いにあります。
そこで今回はこれから始めようとしている方におススメの事業社をピックアップ。
ソーシャルレンディング経験4年、20社以上で投資している自分が厳選してみました♪
現在どこを選択したらいいか迷っている人、これから投資を考えている人は参考にしてくださればと思います!!
また、この記事の動画VerをYouTubeでも公開中です。
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結論:まずはFundsがおすすめ!!
結論からいうと、まずはFundsに口座開設することをおすすめします。
理由は下記の通り。
- 1円から投資可能
- 貸付先は上場企業ばかり
- 元本割れは一件もなし
- 先着と抽選がある
- 入金タイミングが選べる
- メルペイで投資が可能
- 優待付きの案件がある
Fundsは数あるソーシャルレンディングサービスの中で唯一、1円から投資が可能。
貸付先は上場企業が中心なので、デフォルトリスクは低いです。
もちろん今の所、元本割れは一件もありませんよ。
抽選方式も採用しているため、時間に自由がきかない人でも投資できるチャンスがあるんです。
入金タイミングも選べるので投資効率も最適化できるメリットがあります。
さらに優待付きのファンドもあり!!
投資案件によってはお得な優待券も手に入ります。
自分は現在Fundsで62万円ほど投資しており、分配金は合計で118,000円ほどいただけました。
まずはFundsから始めてみましょう!!
そもそもソーシャルレンディングとは??
ソーシャルレンディングを知らない人もいると思うので簡単に紹介します。
ソーシャルレンディングとはインターネット上でお金を借りたい人(企業)とお金を貸したい人(企業)を結びつけるサービスのこと。
簡単にいえばネット上でお金の貸し借りを行うことです。
別名「融資型クラウドファンディング」とも呼ばれています。
貸した人は借りた人から元本と利息を貰うことができるので、この利息分が利益になりますよ。
利回りは5%前後が平均で、1万円を貸したら1年間で500円の利益がでるといった感じです。
さらに詳しく知りたいという人は下記記事を一読してみてください。
クラウドファンディングとの違いまで詳しく解説しています。
ソーシャルレンディングでリスクを抑える方法
ソーシャルレンディングを行う上で最も大事なのはリスク管理です。
ソーシャルレンディングに限らず投資にはリスクが付き物ですが、ちょっとした工夫でリスクをおさえることができますよ♪
事業者を選ぶ時には下記で紹介することも含めて検討してみてください。
小額から始める
小額から投資するということが非常に大事です。
やはり金額が少なければ少ないほどリスクは低くなりますので、初心者の方はまず…
5万円未満で始めることをおススメします。
中には1万円から投資できるソーシャルレンディング事業社もありますので、「極限まで投資金額を下げたい!!」という方はこういう事業社を選択するようにしてください。
ソーシャルレンディングに限らず、初めての投資する分野に対しては、どのくらいのリスクがあるかわかりませんから、低額から始めるというのが定石だと思いますね♪
分散投資をする
個人的に一番大事だと思っていることが分散投資です。
事業社も1つだけでなく、数社に分けたほうがいいですし、さらにその事業者の中で投資するファンドも1つだけではなく、複数に分けた方がその分リスクが分散されます。
例えば10万円を投資しようと思ったら、Aという事業社のファンドに10万円投資するよりも、A社、B社、C社、D社、E社の5社で2万円づつ投資したほうがいいということです。
さらにA社の中でもFファンドとGファンドに1万円づつ投資すれば”なおベスト”ですね♪
こうすることにより、もし事業社が一つ倒産したとしても最小の損失で済ますことができます。
多くの事業社に口座開設するのは少し時間がかかるかもしれませんが、ここは面倒くさがらずに開設しておいた方が確実にいいと思います。
担保、保証が設定されているファンドを選ぶ
ファンドには保証か担保のどちらか、もしくはその両方が設定されています。
もちろん担保と保証の両方が設定されていれば、もし借り主が返済不能になったとしても担保を売却する、又は連帯保証人に返済してもらうなどの措置がとれますので、両方設定されているファンドは安心感があります。
無事、返済される可能性が高いです。
また、担保だけだったとしても不動産が担保設定されていればそれも魅力的です。
特に、”流動性が高く”、”資産価値が高い”、都市部の不動産は担保としての信頼度が抜群です。
都市部の不動産が担保設定されているファンドは比較的リスクが低いので、まずはこういうファンドを選択するのがいいと思います。
上場企業が絡んだファンドを選択する
2019年から上場企業に対して貸付するファンドが増えてきました。
特に多いのが下記の事業者。
- Funds
- クラウドバンク
- FUELオンラインファンド
特にFundsは案件の半数以上が上場企業への貸付となります。
上場企業の場合は四半期に一度決算報告があり業績を確認可能。
さらに東証のお墨付きをもらっています。
中小企業への貸付に比べて相対的にリスクは低くなりますよ。
行政処分がおりた事業者は要注意
現在、ソーシャルレンディングでは不祥事が続いており、行政処分が下されている事業者が多いです。
特に気をつけてほしいのは下記の5社。
- みんなのクレジット
- ラッキーバンク
- ガイアファンディング
- グリーンインフラレンディング
- トラストレンディング
- クラウドリース
みんなのクレジットとラッキーバンクに至っては、投資家を騙していたといっても過言ではありません。
みんなのクレジットはキャッシュバックなどの派手なキャンペーンを打ち、投資家をどんどん集めていましたが、結局は自転車操業だったことが判明。
最終的には全てのファンドがデフォルトとなり、債権をサービサーに額面の3%ほどで売却という最悪の結果になりました。
つまり、みんなのクレジットで投資した人は最大97%ほどの損失を被ったことになります。
担保や保証の情報もデタラメで、日本のソーシャルレンディング事業者の中でも歴代ワーストワンです。
そしてラッキーバンクは古参の1社でしたが、2018年に行政処分がくだります。
ファンドの融資先のほとんどがラッキーバンクの社長の親族が経営する会社だったことが判明。
しかもその親族の会社の経営状態がよくないことを知っていたのにも関わらず、融資していたんです。
こちらも、最終的にはみんなのクレジット同様にサービサーに売却という残念な結末に。。
売却額は額面の3割ほどでしたのでみんなのクレジットよりは投資家の被害は少ないですが、ラッキーバンクでは全案件に不動産担保がついていてこの被害額ですから、担保機能が十分に機能していませんでした。
このようにソーシャルレンディングに絶対安全はありませんので、投資する時は事業者の信用と実績を最優先でチェックしましょう。
危険なソーシャルレンディング事業者は下記にランキング形式でまとめていますので、こちらも合わせてご覧ください。
初心者におすすめのソーシャルレンディング事業社
では以上のポイントを含め、初心者におすすめのソーシャルレンディング事業者を紹介していきたいと思います。
勿論、下記で紹介する事業者は自分も現在投資しているところですよ。
おすすめ1:Funds(ファンズ)なら上場企業のファンドに1円から投資可能
個人的に今一番おススメなのはFunds(ファンズ)です。
Funds(ファンズ)は独特のスキームを利用した社債風の貸付投資になります。
骨組みはソーシャルレンディングの仕組みを利用していますが、リスクを大幅に低減した画期的なスキームを採用しているんです。
さらに1円から投資ができる上に営業社単位での分散投資も可能。
しかもファンドは三菱UFJ銀行、メルカリ、ぐるなび、ユーグレナや福岡銀行など信用力が高い上場会社が組成しているファンドのみ。
さらにファンドの中には優待券付きのファンドもあります。
こちらは大阪王将を運営しているイートアンドが組成したファンドに出資をして、頂いた優待券です。
有効期限内ならばなんどでも10%オフになる優待券になります。
さらにメルカリのファンドに至ってはメルペイでの投資が可能になりました。
今、投資家から一番期待されているサービスですよ。
Funds(ファンズ)の運用実績
参考までに自分の運用実績を紹介します。
現在は合計62万円を投資中。
予定利回りは約2.3%です。
今までにFunds(ファンズ)からもらった分配金は下記の通り。
2019年 | 15,047円 |
---|---|
2020年 | 34,139円 |
2021年 | 31,773円 |
2022年 | 24,804円 |
2023年 | 12,837円 |
トータル利益はおおよそ10万円。
もちろん、今まで損失が出たことはありません。
出資した案件は全て順調に運用されています。
おすすめ2:オーナーズブックなら1万円から不動産投資ができる
オーナーズブックでは全案件不動産担保付き、しかも不動産は流動性が高い都内の物件が多いので、担保としては文句無しなしです。
また、ソーシャルレンディング事業社は赤字運営のところもありますが、オーナーズブックを運営するロードスターキャピタルはそんなことはありません。
業績は下記の通りで、2020年度は純利益23億円以上を見込んでいます。
しかもマザーズに上場済み!!
すでに東証からお墨付きをもらっています。
さらに、オーナーズブックでは全案件1万円から投資できるので、金額的なリスクも最小限に抑えることが可能です!
現在あるソーシャルレンディング事業者でも信頼度は高いと思っています。
ソーシャルレンディングでは初となるエクイティ型というハイリスク・ハイリターンのファンドを募集開始したりと、常に新しい投資体験を提供してくれますよ。
でも、初心者の方はローリスクの融資型ファンドから始めるようにしましょう。
オーナーズブックの運用実績
オーナーズブックの運用実績を紹介します。
現在は貸付型に71万円を投資中です。
投資してからもらった分配金はこの通り。
投資月 | 利益(税引後) | 投資金額 |
---|---|---|
2016年 | 613円 | 3万円 |
2017年 | 4,263円 | 20万円 |
2018年 | 15,346円 | 117万円 |
2019年 | 20,891円 | 117万円 |
2020年 | 34,366円 | 121万円 |
2021年 | 20,393円 | 121万円 |
2022年 | 420,463円 | 85万円 |
2023年 | 31,353円 | 79万円 |
2024年1月 | 0円 | 79万円 |
2024年2月 | 90円 | 79万円 |
2024年3月 | 0円 | 79万円 |
2024年4月 | 5,777円 | 79万円 |
2024年5月 | 0円 | 79万円 |
2024年6月 | 0円 | 79万円 |
2024年7月 | 6590円 | 79万円 |
2024年8月 | 0円 | 79万円 |
2024年9月 | -円 | 81万円 |
合計利益は61万円を超えました。
オーナーズブックではファンドからの分配金は3ヶ月に1度です。
これにより分配金が貰えない月もあります。
こちらもFunds(ファンズ)同様に損失が出たことは一度もなく、4年間問題なく運用ができています。
おすすめ3:クラウドバンクなら1万円から米ドルでも運用可能
1万円から投資ができるクラウドバンクもおススメです。
過去に行政処分を受けましたが、現在は累計応募金額が1,000億円を超える事業社にまで成長しました。
全案件1万円から投資ができる上に、千円単位で投資金額を決められるのも地味に嬉しいポイント。
千円単位で投資金額を決められるのはクラウドバンクを含め2社しかありません。
さらに米ドルで投資ができる日本唯一のサービスです。
自分がソーシャルレンディングを始めたのもクラウドバンクなので、個人的にも思い入れがあります。
クラウドバンクの運用実績
クラウドバンクは自分がソーシャルレンディング投資を始めたきっかけになった事業者です。
すでに5年ほど投資をしていて、総投資金額は61万円。
今までにもらった分配金の水位がこちらです。
投資年月 | 円利益(税引後) | 米ドル利益 |
---|---|---|
2014年 | 2,097円 | 0ドル |
2015年 | 4,179円 | 0ドル |
2016年 | 5,945円 | 0ドル |
2017年 | 13,226円 | 0ドル |
2018年 | 18,835円 | 5.08ドル |
2019年 | 16,569円 | 25.74ドル |
2020年 | 16,972円 | 71.35ドル |
2021年 | 17,548円 | 43.49ドル |
2022年 | 22,111円 | 17.18ドル |
2023年 | 19,602円 | 34.37ドル |
2024年1月 | 1,597円 | 4.37ドル |
2024年2月 | 1,890円 | 4.53ドル |
2024年3月 | 1,684円 | 4.53ドル |
2024年4月 | 1,524円 | 4.23ドル |
2024年5月 | 1,377円 | 4.53ドル |
2024年6月 | 1,402円 | 4.37ドル |
2024年7月 | 1,956円 | 4.53ドル |
2024年8月 | 1,891円 | 4.37ドル |
2024年9月 | 1,935円 | 4.53ドル |
2024年10月 | -円 | -ドル |
合計利益は約77,000円。
さらに米ドルでも運用しているのでそれに加えて35ドルの分配金を頂いています。
これからも円とドル、両方で運用していくつもりですよ。
おすすめ4:バンカーズなら1万円から商業手形のファンドに投資ができる
最後に紹介するのはソーシャルレンディングのは後発のバンカーズです。
比較的新しい事業者ですが、ソーシャルレンディングでは珍しく、セイムボード出資(親会社)が行われており、投資家とリスクを共有します。
ファンドの運営がうまくいかないと自分たちも損失を被るため、銀行、VC、証券出身の経営陣がファンドの内容を厳しく審査します。
ファンドの内容としては利回りは3%〜5%ほどで、運用期間は6ヶ月〜24ヶ月ほどと他社とあまりかわりませんが、日本初となる商業手形を組み込んだファンドを提供しています。
先に紹介した3社と比較するとまだまだ知名度はありませんが、そのこともあり、投資はしやすい状況です。
個人的には今後伸びてくる事業者だと思っています!!
キャンペーンも頻繁に行なっていますので、まずは公式サイトをチェックしてみてください!!
詳しく知りたい人は下記記事をどうぞ!!
まとめ
今回紹介した事業者はどれも自分のいままでの経験と知識からピックアップしたものになります。
当然ですが、紹介した業者では一度も分配金の遅延が発生していませんし、毎月分配金が振り込まれていますよ。
ちなみに今回紹介した事業者は利回りはそれほど高くありません。
どこも5%〜8%が中心です。
しかしながら、利回りが高い方がもちろんリターンが大きいですが、その分リスクも高くなります。
実は自分は最近までリターンを優先に考えていたんですが、最近ソーシャルレンディング事業者で行政処分がでたこともあり、リスクの方が大事だと考えを改めました。
ですので、初心者の方は損失をできるだけ出さないように初めはリターンよりもリスクの方を重要視してもらいたいです。
まずは、分配金を確実にもらうことを優先してほしいと思います。
まだまだソーシャルレンディングは一般的な投資とは言えませんが、これから日本でもスタンダードな投資になっていくはずですので、興味がある方は早めにチャレンジしてみてくださいね
「それでもまだどこで投資すればいいか決められない…」という方はFundsから始めることをオススメしますよ♪