不祥事が続くソーシャルレンディング業界。
直近ではクラウドリースも延滞が発生し、投資家を悩ませています。
問題が起こっているのは業界最大手であるmaneo関連の会社ばかりなので、このままいくと業界の勢力図は大きく変わってくるかもしれません。
そんな状況が続いていることもあり、既存投資家はもちろんこれからソーシャルレンディングを始めようとしている方もどこが信用できる業者なのかわからなくなっていると思います。
そこで、今回はTwitter上で信用できるソーシャルレンディングはどこなのかレンダーのみんなにアンケートを実施してみましたよ。
方向性が定まらなくなっている方は是非参考にしてみてください。
今回アンケートに選出したのはこの3社!!
Twitterでは残念ながら最大4つまでしか回答を追加できません。
なので今回は悩んだ末、下記の事業社を選出しました!!
だいたい利用しているのはこの3社が中心かなと。
一応、他でも投資している人がいると思いましたので”その他”枠も作ってみました。
クラウドバンクは過去に行政処分を受けていますが、運用の問題ではありませんでしたし、現在は改善されています。
実績もついてきて、投資家からの評価も上々なので選出した次第です。
オーナーズブックとSBIソーシャルレンディングは、いうまでもないですよね。
アンケート結果発表!! 果たして1位は??
では早速アンケートの結果を紹介しますよ!!
みなさん、ソーシャルレンディング事業社ってどこを信用してます??(どこで投資してます??)
だいたいこの3つかなと思っているんですが。。
その他の人はコメントに事業社名を記載してくれると嬉しいです。— メカニック@複業家 (@ipomechanic) 2018年12月28日
1位はダントツでSBIソーシャルレンディング
1位はSBIソーシャルレンディングでした!!
割合は49%ですので約半数の人が選んだということになりますね。
80人の方が投票してくれたので39人くらいかな。
SBIソーシャルレンディングは3社の中では最も老舗の企業ですし、その辺りも影響したかもしれません。
直近の決算ではついに黒字化していて、運営も磐石です。
https://ipomechanic.com/post-28665/
2位は上場企業が運営のオーナーズブック
そして2位はオーナーズブック。
こちらも30%なので高い支持率です。
やはりサービスインしてから元本割れが1件もないですし、上場企業が運営しているという安心感があります。
オーナーズブックを運営するロードスターキャピタルは不動産取引がメインで、業績も安定していますからね。
3位はサイトが利用しやすいクラウドバンク
3位はクラウドバンクで支持率は10%。
最下位になってしまいましたが、ウェブサイトは非常に使いやすく、常に投資できるファンドがあるのは大きなメリットだと思います。
やはり、過去の行政処分の印象がまだ拭い切れていないのかもしれません。
その他ではこんな事業社名も!?
ちなみにその他では、ポケットファンディングという意見もいただきました。
その他でポケファンです。
— モー@キッチントレーダー (@doctorkei39) 2018年12月28日
ポケットファンディングは沖縄初のソーシャルレンディング会社で知名度は低いですが、最近は積極的にセミナーも実施して人気化してきています。
案件も一瞬で満額調達になってしまい、最近自分もなかなか思うように投資できていません。
担保物権に対するLTVが70%なので、こういう部分が評価されているのかも。(オーナーズブックはLTV80%未満)
発足して1年以上が経過して実績もついてきたので、今後ますます人気化しそうです。
今後期待している事業者は??
今回取り上げた3社も期待していますが、やはり個人的に期待しているのはクラウドポートがリリースしたFundsです。
正確にいえばソーシャルレンディングではなく、社債を意識した貸付投資になります。
このFundsで自分が特にすごいと思っているのは営業者単位で分散投資ができるところ。
実は他の事業者では営業社は1社しかないのでいくらファンドで分散投資をしても、営業社に何かあった場合、全てのファンドでデフォルトが起こる可能性があるんです。
それがFundsなら様々なファンド組成企業があり、営業社も分散されているので、リスクがかなり低減されているんですよね。
つまり、Fundsのスキームならクラウドバンクやオーナーズブックのファンドを並べることも不可能ではないんです。
本当の意味での分散投資ができるのは今の所Fundsだけですよ。
たった1円から投資できるのも大きな魅力だと思います。
まとめ
今回は信用できるソーシャルレンディング事業者のアンケート結果を紹介しました。
直近では不祥事が多いので、とにかく分散投資すればいいという状況ではありません。
信頼できる事業者に絞って投資するというのが一番のリスクマネジメントになると思います。
もちろん今回紹介した事業者が100%安全というわけではないのでそこは注意してくださいね。
個人的にはFundsが救世主になってくれることを祈ります。