どうも、株式投資型クラウドファンディング専門家のメカニックです。
ファンディーノでここ最近面白そうな案件が多く出ているのでピックアップして紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは「テレワーク・テクノロジーズ株式会社」です。
社名から分かる通り、今後増えるテレワーク関連に会社になります。
では早速、テレワーク・テクノロジーズが実施する株式投資型クラウドファンディングについて詳しく紹介していきますね。
FUNDINNO(ファンディーノ)について知らない方は先に下記記事をチェックしてください。
テレワーク・テクノロジーズ株式会社の要点まとめ
時間がない人向けにテレワーク・テクノロジーズ株式会社の要点だけをまとめます。
- テレワーク関連の「テレスペ」を運営
- 2020年2月に設立
- 社長はシリアルアントレプレナー
- 目標金額は1,701万円!!
- 転換価額上限は2.5億円
- 新株予約権方式での募集
- 売上147億円を達成し2027年のIPOを計画
- 募集開始は2020/11/14の10時〜
- 株主が超豪華
テレワーク・テクノロジーズ株式会社は空いているワークスペースを見つけられる「テレスペ」を運営しています。
8/7にβ版をリリースし、40店舗に導入され、ユーザー数は約1,300人ほど。
今回のクラウドファンディングでは目標金額1,701万円、上限応募額は6,006万円に設定し、集めた資金で開発と営業を加速させていく予定です。
募集方式は新株予約権で、転換価額上限は約2.5億円です。
マイルストーンは2027年までに売上を約147億円まで伸ばして、その後IPOよるイグジットを目指しています。
社長がシリアルアントレプレナー、さらには株主がガイアックス、元ZOZOの田端氏など豪華な面々がそろい踏み。
11/14の10時に募集が開始されるので、出資したい人はFUNDINNOに口座開設をしましょう!!
最短当日に口座開設が可能ですよ。
ちなみに当ブログはFUNDINNOとタイアップしており、下記リンクからの口座開設でアマゾンギフト券が1,000円上乗せされます。
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テレワーク・テクノロジーズ株式会社ってどんな会社??
テレワーク・テクノロジーズ株式会社は街中の空いているワークスペースを簡単に見つけられる「テレスペ」を運営している企業です。
LINE上のミニアプリとして起動するため、友達登録することですぐに利用可能です。
2020/8/7にβ版をリリースしたところ、テレビで紹介されたこともありユーザー数は一気に1,300人まで増加しました。
ユーザー側はテレスペを導入している店舗での空き状況を利用できるため、「せっかく行ったのに満員で座れなかった」ということがなくなります。
店舗側はテレスペを導入することで空いているスペースを貸し出すことができるため、新規顧客獲得に繋がり、キャッシュポイントを一つ増やせる可能性があります。
つまり、テレスペを導入することで空席が多くなりやすい時間帯にもお客さんを呼び込むことが可能になるんです。
導入済み店舗は40件を超え、今後は大手カラオケ店や大手ファミリーレストランでのテスト導入を予定しています。
テレワーク・テクノロジーズ株式会社の社長はどんな人??
テレワーク・テクノロジーズ株式会社の社長は荒木賢二郎氏。
経歴は下記の通りです。
1980年11月生まれ
2003年 大学卒業と同時にウェブサイト制作会社を創業、営業、デザイン、プログラミング、採用、マネジメント、経営戦略と、ほぼ全ての職種を経験。13年間経営後に譲渡
2015年 バーを開業。昼間に間借りでかき氷店の運営を行ったことをきっかけに、全国11店舗までFC展開。飲食業の現場と運営側の難しさを全般的に体験
2018年 時間軸を足した4次元ではスペースが空いていることをテーマに、株式会社よじげんを創業。銀行、不動産、飲食店などからスペースが大量に持ち込まれ、キッチンだけではなく客席のシェアに興味を持つ。2019年末に間借り型のコワーキングスペース「Selfwork」の実験を開始
2020年 テレワーク・テクノロジーズ株式会社創業
その他:東京農工大学工学部卒業、早稲田大学MBA修了、趣味は会員制無人バー運営。元々IoTキーや監視カメラと入退室履歴を連動させた無人「テレスペ」を作ろうとしたが加盟店に嫌がられて泣き崩れる。
生粋の起業家ということがわかりますね。
まさにシリアルアントレプレナー(連続起業家)です。
すでに事業譲渡の経験があり、MBAを取得している点も安心感があります。
テレワーク・テクノロジーズ株式会社の募集金額と資金用途について
テレワーク・テクノロジーズ株式会社の目標募集額は1,701万円。
上限募集額は6,006万円です。
株式投資型クラウドファンディングでは1億円までしか資金調達しかできませんので、中型規模ということになります。
そして投資家から調達した資金は下記の目的に充てる予定です。
- 開発外注費
- 営業外注費
- 営業人件費
- 日本クラウドキャピタルへの手数料
メインは開発費と人件費です。
事業スケールにはテレスペのアップデート、そして導入を促す営業部隊、この2つが非常に大事ですからね。
テレワーク・テクノロジーズ株式会社の業績
直近試算表(2020年9月30日)における売上は29千円で営業損失です。
また、設立時貸借対照表(2020年2月17日)における純資産は100千円、直近試算表(2020年9月30日)における純資産は、△1,660千円と債務超過の状態に陥っています。
テレワーク・テクノロジーズ株式会社における現在のバリュエーション
続いて、テレワーク・テクノロジーズ株式会社の転換価額の上限を紹介していきます。
今回は2.5億円です。
発行済み株式総数が113,333株で1株2,200円として計算しています。
転換価額の上限は時価総額ではありませんがほぼ同じ意味で捉えてもらって大丈夫です。
2.5億円という数字はファンディーノの案件の中では平均的なサイズ感。
プロダクトができたばかりのシード期ですのでリスクとリターンは高めです。
テレワーク・テクノロジーズ株式会社に出資しているプロ投資家
テレワーク・テクノロジーズ株式会社には下記のエンジェル投資家と事業会社が出資しているようです。
- 株式会社ガイアックス
- 大川 弘一
- 岡 広樹
- 曽我 健
- 児玉 昇司
- 田端 信太郎
なんと、ガイアックス、さらには有名エンジェル投資家が出資しています。
しかも元ZOZOでインフルエンサーの田端さんも出資しているとのことです。
株主陣はかなり豪華な顔ぶれですね。
テレワーク・テクノロジーズ株式会社における投資金額のコースと株数
テレワーク・テクノロジーズ株式会社の投資は下記のコースが用意されています。
- 70,000円コース (7個)
- 140,000円コース (14個)
- 210,000円コース (21個)
- 280,000円コース (28個)
- 350,000円コース (35個)
- 420,000円コース (42個)
- 490,000円コース (49個)
最低投資金額は7万円、最高は47万円。
ファンディーノでは最低出資額が10万円からという案件が多いので、7万円というのは投資しやすくて良いですね。
今回は新株予約権方式での資金調達ですのでエンジェル税制は適用されません。
テレワーク・テクノロジーズ株式会社のマイルストーン
テレワーク・テクノロジーズ株式会社のマイルストーンは上記の通りです。
現在は1期目ですので全て見込みとなっています。
今期は10万円ほどで、来期が1,500万円ほどを予定。
最終的には2027年に147億円まで伸ばしてからIPOでのイグジットを計画中です。
かなり強気なマイルストーンですが、果たしてこの通りに進むのでしょうか!?
ちなみにベンチャー企業のほとんどはマイルストーン通りに進捗しません。
超有名ベンチャーの多くでも同じ状況なんです。
あまり参考にしないことをおすすめします。
テレワーク・テクノロジーズ株式会社がEXITしたらどのくらいの利益になるの??
テレワーク・テクノロジーズ株式会社が計画通りにIPOしたらどのくらいの利益が見込めるか計算していきましょう。
IPO時の売上は147億円を予定しています。
どんなに少なく見積もっても時価総額250億円以上は堅いでしょう。
となると現在の時価総額は2.5億円ですので100倍以上!!
7万円投資したら700万円になる可能性も秘めています。
かなり夢がありますね〜。
もし売上を下方修正したとしても現時点で出資すれば10倍以上のリターンは期待できそうです。
ただし、これらは全てイグジットできればという条件付き。
国内の企業でIPOできるのはほんの一握り。
むしろ倒産する確率の方が高いです。
リスクが高い点はしっかりと理解するようにしてくださいね。
リターン目当てでの投資でも全然ありですが、ECFを利用した企業でIPOした会社は一社もいません。
倒産しても後悔しないように応援したいかどうかで決めるのもありだと思います。
成長ストーリーを購入する感覚で投資するのも新しい形といえるかもしれません。
またリターンの計算方法は下記にまとめてありますので詳しく知りたい人はこちらをチェックしてください。
まとめと管理人の感想
最後にテレワーク・テクノロジーズ株式会社の資金調達についてもう一度まとめます。
- テレワーク関連の「テレスペ」を運営
- 2020年2月に設立
- 社長はシリアルアントレプレナー
- 目標金額は1,701万円!!
- 転換価額上限は2.5億円
- 新株予約権方式での募集
- 売上147億円を達成し2027年のIPOを計画
- 募集開始は2020/11/14の10時〜
- 株主が超豪華
今後、世界的にテレワークが加速していくのは間違いありません。
しばらく追い風が続くでしょうから事業的には有利に進められる可能性が高いです。
社長は実力もありそうですしSNSでも積極的に発信(行き過ぎなところも感じますが)、さらに株主の豪華さも魅力的。
マイルストーンが強気すぎるのは気になるところですが、ビジネスモデル的には面白と感じました。
導入店舗も空き時間にだけ利用できるなら、グルメサイトのような手数料搾取にもならないし、どうしても手数料を取られるのが嫌なら店舗側は導入しなければいいわけですから。
ただ、この分野はライバルも多く参入障壁が高いとはいえません。
そして自分はすでにテレワーク関連はいいオフィスに出資済み。
できればポートフォリオをバラエティ豊にしたいと思っているので、同一カテゴリということで出資は見送ります。
ちなみに募集開始は2020年の11月14日の10時からです!!
人気化する可能性もあるので、出資する人は募集開始したらすぐに申込することをおすすめしますよ。
また、ファンディーノはeKYCを導入しているので口座開設は最短で即日です。
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まだ保有していない方で出資を検討している人は是非ご活用くださいませ。
Avacusとインバウンドテクノロジーならメカさんならどっちが投資したいですか?
インバウンドテクノロジーはエメラダの案件のやつですね。2019年にIPOの予定ではなかったですか?かなり遅れてますね。フォルテが12月30日にテレビにでますね。フォルテの方が上場に近い気がします
2019年の上場を目標にしてましたね。
だいぶずれ込んでいるようです。
自分としてはどちらも面白いと思いますが、インバウンドテクノロジーはすでに時価総額が20億円を超えており、上場一歩手前といった印象です。
ただ、この段階でECFを利用する意味がちょっと不明ではありますが。。