今回は8月と9月IPOにおける各社の抽選配分枚数結果をご紹介していきたいと思います。
今回はアクアライン、STUDIOUS、ベステラの3銘柄です
また、8月IPOの第1弾、第2弾の結果は下記にありますので、気になる方は読んで下さいますと幸いです
【補足】
IPOの各社割当枚数は新規承認時の目論見書に記載されていますが、機関投資家やその他証券会社に配分するために「目論見書に記載の割当枚数 = 個人へ配分する枚数」ではありません。
今回紹介するのは純粋に各証券会社が個人投資家にどれだけ配分したかというデータになります
“目論見書に記載の割当数” と “個人への配分数” でどのくらいの差があるかチェックしてみるのもいいかもしれません
IPO アクアライン(6173)における各社の抽選配分枚数結果
【目論見書に記載の割当】
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | いちよし證券 |
2,250枚
|
225枚
|
1
|
SMBCフレンド証券 |
240枚
|
24枚
|
3
|
|
SMBC日興証券 |
150枚
|
15枚
|
4
|
|
東洋証券 |
120枚
|
12枚
|
5
|
|
みずほ証券 |
90枚
|
9枚
|
6
|
|
マネックス証券 |
30枚
|
30枚
|
2
|
|
岩井コスモ証券 |
30枚
|
3枚
|
7
|
|
エース証券 |
30枚
|
3枚
|
7
|
|
極東証券 |
30枚
|
3枚
|
7
|
|
岡三証券 |
30枚
|
3枚
|
7
|
|
委託 | 安藤証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
【個人への配分】
証券会社 | 割当枚数 | 抽選配分枚数結果 | 当選人数 | 抽選割合 | |
---|---|---|---|---|---|
主幹事 | いちよし證券 |
1,776枚
|
176枚
|
176人
|
9.9%
|
SMBCフレンド証券 |
243枚
|
26枚
|
26人
|
10.6%
|
|
SMBC日興証券 |
150枚
|
26枚
|
26人
|
10.6%
|
|
東洋証券 |
104枚
|
11枚
|
11人
|
10.5%
|
|
みずほ証券 |
96枚
|
10枚
|
10人
|
10.4%
|
|
マネックス証券 |
33枚
|
33枚
|
33人
|
100.0%
|
|
岩井コスモ証券 |
33枚
|
4枚
|
4人
|
12.1%
|
|
エース証券 |
33枚
|
3枚
|
3人
|
9.0%
|
|
極東証券 |
33枚
|
0枚
|
0人
|
0.0%
|
|
岡三証券 |
33枚
|
4枚
|
4人
|
12.1%
|
|
委託 | 安藤証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
8月のオーラスIPOだったアクアラインですがやはり小型マザーズらしく、人気化したことがわかる結果となりました
それにしても抽選にまわった枚数が少ないですね(^^;;
主幹事のいちよし証券でさえも176枚しか当選枚数がありませんでしたので、当選はかなり困難だったと思います
運がよければSMBC日興証券、マネックス証券で当選できた方が少しいるくらいでしょうか??
ただ、当選が困難だったにもかかわらず初値売りの利益は27,000円しかでなかったので若干当選者泣かせのIPOだったのかもしれません
ちなみに極東証券が0枚になっていますがこちらはネットからIPOに参加はできないようです(^^;;
IPO STUDIOUS(3415における各社の抽選配分枚数結果
【目論見書に記載の割当】
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | SMBC日興証券 |
3,007枚
|
300枚
|
1
|
SBI証券 |
167枚
|
75枚
|
2
|
|
みずほ証券 |
100枚
|
10枚
|
4
|
|
マネックス証券 |
66枚
|
66枚
|
3
|
|
委託 | 安藤証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
【個人への配分】
証券会社 | 割当枚数 | 抽選配分枚数結果 | 当選人数 | 抽選割合 | |
---|---|---|---|---|---|
主幹事 | SMBC日興証券 |
2,507枚
|
270枚
|
270人
|
10.7%
|
SBI証券 |
142枚
|
66枚
|
66人
|
46.4%
|
|
みずほ証券 |
88枚
|
10枚
|
10人
|
11.3%
|
|
マネックス証券 |
61枚
|
61枚
|
61人
|
100.0%
|
9月第一弾でベステラと同日上場だったSTUDIOUSですが、こちらも各社いつもどおりの抽選割合ということで、アクアライン同様マザーズIPOらしく人気化したことがわかります
主幹事のSMBC日興証券では公募価格が2,870円と高かったこともあり、吸収金額の割に当選枚数が少なかったので270人の当選者しかいません
しかし、SBI証券、さらにはマネックス証券でも60人近くの当選者がいましたのでこの3社を合わせれば400人ほどは抽選で当選できたことになります
そう考えればアクアラインよりは全然当選しやすかったIPOだったでしょう(^ ^)
また、STUDIOUSは幹事数が全部で4社と少ないですが、やはりSBI証券、マネックス証券が幹事入りしてくれると抽選にまわる枚数が多くなるので幹事の大切さがわかる結果になったと思います
IPO ベステラ(1433)における各社の抽選配分枚数結果
【目論見書に記載の割当】
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 東海東京証券 |
2,054枚
|
205枚
|
1
|
SBI証券 |
156枚
|
70枚
|
2
|
|
みずほ証券 |
156枚
|
15枚
|
4
|
|
SMBC日興証券 |
156枚
|
15枚
|
4
|
|
マネックス証券 |
26枚
|
26枚
|
3
|
|
日本アジア証券 |
26枚
|
-枚
|
–
|
|
エイチ・エス証券 |
26枚
|
3枚
|
5
|
|
委託幹事 | 安藤証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
【個人への配分】
証券会社 | 割当枚数 | 抽選配分枚数結果 | 当選人数 | 抽選割合 | |
---|---|---|---|---|---|
主幹事 | 東海東京証券 |
1,476枚
|
148枚
|
148人
|
10.0%
|
SBI証券 |
141枚
|
62枚
|
62人
|
43.9%
|
|
みずほ証券 |
137枚
|
15枚
|
15人
|
10.9%
|
|
SMBC日興証券 |
134枚
|
15枚
|
15人
|
11.1%
|
|
マネックス証券 |
23枚
|
23枚
|
23人
|
100.0%
|
|
日本アジア証券 |
24枚
|
3枚
|
3人
|
12.5%
|
|
エイチ・エス証券 |
21枚
|
3枚
|
3人
|
14.2%
|
続いてはベステラです!!
こちらは東海東京証券が主幹事のマザーズIPOでした!!
個人への配分を見ると、東海東京証券では目論見書との枚数にかなり差がありますので、結構な枚数が機関投資家などに流れてしまっているのがわかります
25%ほど少なくなってしまっているので、当選者は148人しかいませんでした( ; ; )
プラチナIPO並みの枚数ですね(^^;;
その他平幹事でも割当枚数は少なかったのでベステラも相当当選が困難だったと思います
当選者はかなりの狭き門を通過した人となりますので、当選者この結果を見たら「よく当選できたな〜」少し驚くかもしれませんねww
また、エイチエス証券ではベステラの抽選倍率が発表されています。
それについては下記の記事でまとめていますので気になる方は一読してみてくださいませ(^ ^)
まとめ
アクアライン、STUDIOUS、ベステラと、どのIPOも当選が困難でした
やはりマザーズIPOはほとんど、どんなスペックでも人気化して当選が困難になってしまう傾向がありますね(^^;;
ただ、この3社は上場した時期の地合いが悪かったこともあり、どのIPOも初値が芳しくなく、当選難易度の割には利益が少なかったように思います
やっぱり、”小型マザーズIPO = 初値暴騰” というイメージは誰もが持っていると思いますので、騰落率50%以下では少し物足りなく感じてしまうのが正直なところです
また、ここ何回か割当枚数の結果記事を書いていますが、よほどの銘柄でない限り全て抽選割合が各社10%台になっていますので、全て人気化していることがわかります
日本郵政グループ以降にIPO投資の人気が上がったと思っていましたが、もしかしたら7月、8月辺りからすでに若干過熱感があったのかもしれませんね(^^;;
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さて、2016年の第1弾IPOラサールロジポート投資法人に参加するための準備はできていますか??
特に、幹事入りしたSMBC日興証券は今年も無双的な活躍をしそうですww
管理人は昨年5つのIPOがSMBC日興証券で当選して25万円以上の利益を上げることができましたので今年も密かに昨年以上の当選を目指しています
IPO投資では必須の証券会社ですので、まだ口座をお持ちでない方は必ず準備しておくようにしてくださいね♪
詳しいIPOルールは下記記事で説明していますので、まずはしっかりと理解してから口座開設するようにしましょう(^ ^)
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