
どうも、メカです。
国内の大手航空会社であるANAまでもキャッシュレス決済に乗り込んできました。
その名はそのままANA Payです。
少し前から提供していましたが、今回はより使いやすくアップデートされています。
ということで、この記事ではANA Payのメリット、デメリットを中心にお得なチャージ方法まで徹底解説していきます。
最大還元率6%以上も夢ではありませんので是非マスターしましょう。
また、この記事の動画VerをYouTubeで公開中です。
是非、こちらのご視聴とチャンネル登録もよろしくお願いします。
ANA Payを10秒で解説

タイムパフォーマンスを重視する方のためにまずはANA Payについて簡単にまとめます。
- ANAが提供するキャッシュレスサービス
- 最大0.5%分のANAマイルが貯まる
- クレジットカードチャージできる
- Apple Pay、Google Payに対応
- ANAマイルを1P = 1円としてチャージ可能
- iOS、Androidどちらでも利用可能
ANA Payは航空会社大手のANAが提供しているキャッシュレスサービスです。
還元率は最大0.5%で、利用金額200円ごとに1マイルが貯まります。
クレジットカードやセブン銀行ATM、さらにはANAマイルからもチャージが可能です。
Apple PayやGoogle Payにも対応しているため実店舗でも利用できるようになりました。
クレジットカードからのチャージや、ファミペイ、トヨタウォレットなど、複数のキャッシュレスサービスを利用することでポイントを幾重にも取得でき、最大6.6%の還元率を達成できます。
現在、ANAマイルを積極的に貯めている人には必須のキャッシュレスサービスです。
ANA Payとは?

ANA Payは、航空会社であるANAが提供する事前チャージ式のキャッシュレス決済サービスです。
現在はiPhone、Androidどちらでも利用できます。
ANA Payで利用できる決済手段は下記の3つです。
- iD
- Visaのクレジットカード
- コード払い
実物カードはありませんので、実店舗で利用する場合はスマホでのタッチ決済、コード決済となります。
オンラインショッピングで利用するにはバーチャルカードのカード番号を入力する形です。
ただし、2023年の11月からはコード決済が利用できなくなります。
ANA Payの利用料

ANA Payの利用は無料です。
チャージ手数料も一切かかりません。
もちろんスマホの通信費はユーザーが負担する形となります。
ANA Payのチャージ方法

ANA Payではチャージ方法が多彩です。
- クレジットカード
- Apple Pay
- セブン銀行ATM
- ANAマイル
クレジットカードについてはVisa、MasteCard、JCB、ダイナーズクラブに対応しています。
アメックスには対応していない点は注意が必要です。

また、iPhoneに登録したクレジットカードやキャッシュレス決済からApple Payを通してもチャージが可能です。
セブン銀行のATMからのチャージにも対応しています。
クレジットカード、Apple Pay、セブン銀行ATMの3つを選択した場合はANA Payキャッシュ残高へのチャージです。
そして、ANAマイルは1マイル = 1円相当としてANA Payマイル残高にチャージできます。
各種口座におけるチャージと口座の上限額

ANA Payの口座には上限が決められています。
本人確認の実施状況により異なります。
残高の有効期限はANA Payキャッシュの場合、使用後4年間、ANA Payマイルは使用後1年間です。
本人確認実施済みの場合
本人確認実施済みの場合のチャージ上限額と口座上限額は下記の通りです。
ANA Payキャッシュ | 1回:1,000円〜10万円 1日:上限10万円 1カ月:上限30万円 残高上限:30万円 |
---|---|
ANA Payマイル | 1回:1マイル〜1万マイル 1日:上限1万マイル 1カ月:上限5万マイル 残高上限:5万円 |
本人確認未実施の場合
本人確認実施済みの場合のチャージ上限額と口座上限額は下記の通りです。
ANA Payキャッシュ | 1回:1,000円〜2万円 1日:上限2万円 1カ月:上限10万円 残高上限:10万円 |
---|---|
ANA Payマイル | 1回:1マイル〜5,000マイル 1日:上限5,000マイル 1カ月:上限3万マイル 残高上限:3万円 |
ANA Payにおける付与ポイントや還元率

ANA PayはANA Payキャッシュ残高から支払いをすると200円ごとに1マイル貯まります。
還元率は最大0.5%です。
一方、ANA Payマイル残高からの支払いではマイルがたまりません。
利用する残高によって還元率が変わる点は注意しましょう。
ANA Payの使い方

ANA Payの使い方を解説します。
- ANAマイレージクラブに登録
- ANAマイレージクラブのアプリをインストール
- ANA Payの利用登録
- Apple Payに登録
- チャージ
- ANA Payで支払い
まずはANAマイレージクラブに登録し、その後アプリをインストールします。
アプリのメニューにある「Pay」マークをタップして、ANA Payの利用登録を済ませましょう。
Apple Payに登録することでオンラインだけでなく、店舗でも利用できるようになります。
その後、チャージをすることで決済が可能です。
ANAマイレージクラブは無料ですので未保有の方は登録しておきましょう。
ANA Payのメリット
ANA Payのメリットをまとめました。
- ANA マイルが貯まる
- クレジットカードで2重取りが可能
- ANAマイルでチャージできる
メリット1:ANAマイルが貯まる

ANA Payキャッシュから支払いをするとANAマイルが貯まります。
先ほども言ったように200円利用ごとに1マイルのため、還元率は最大0.5%です。
メリット2:クレジットカードチャージで2重取りが可能

クレジットカードからチャージが可能です。
これによりチャージと利用でポイントの2重取りができます。
もしPayPayカードからチャージして利用した場合、1%分のPayPayポイントと0.5%分のANAマイルを貯めることができ、還元率を大幅に高めることが可能です。
もちろんANAマイルが欲しければANAカードからチャージすることで、ANAマイルを加速度的に貯められます。
ANAカードでのチャージではクレジットカードの種類によってポイント付与率が異なるので注意しましょう。
1,000円チャージごとにもらえるマイルは下記の通り。
- ANAカード (一般)→ 1マイル
- ANAカード (ゴールド) → 6マイル
- ANAカード (プレミアム) → 11マイル
グレードの高いカードほどザクザク貯まっていきます。
メリット3:マイルでチャージできる

ANAマイルをチャージすることで、1P = 1円相当として支払いに使えます。
今までANAマイルは端数を効率よく利用する手段が多いとは言えませんでした。
ANA Payなら1マイルからチャージができるので、余ったポイントを利用するのにぴったりです。
ただし、ANAマイルは特典航空券で利用することで1マイル = 1円以上の価値になるので、ANA Payで利用するとポテンシャルを最大限発揮できません。
個人的にはあくまで端数分の使用にとどめておくのがいいと思います。
ANA Payのデメリットや注意点
ANA Payのデメリットや注意点をまとめました。
- 還元率が低い
- チャージ方法が限定的
デメリット1:還元率が低い
ANA Payの最大還元率は0.5%です。
国内のキャッシュレス決済では1%以上の還元率を提供しているものが多くあります。
クレジットカードでは楽天カードとPayPayカードが1%、リクルートカードに至っては1.2%です。
残念ながら還元率についてはお世辞にも高いとは言えません。
また、200円利用ごとに1マイル貯まるため、199円以下は切り捨てとなります。
月間利用額ではなく、支払いごとです。
実質0.5%よりも下がることは頭に入れておきましょう。
デメリット2:チャージ方法が限定的

ANA Payでは様々なチャージ方法を利用できますが、クレジットカードではアメックスが利用できません。
また、銀行口座からのチャージにも対応していない点も注意が必要です。
直近ではVISAやMastercardのクレジットカードを保有していない人は少ないのであまり気にする必要はないと思いますが、念の為覚えておきましょう。
ANA Payを利用した裏技的チャージ方法

実はANA Payを利用してお得にチャージする裏技的な方法があります。
なんとこの方法を利用すれば夢の4重取りが可能。
還元率は最大6.6%にも到達します。
まずは、必要なものです。
- エポスゴールドカード
- MIXI M
- ファミペイ
- ANA Pay
- トヨタウォレット
- Suica
では実際の方法を紹介します。
ステップ1

まずエポスゴールドカードからキャッシュレス決済サービスのMIXI Mにチャージしてください。
チャージする時に大事なのは選べるポイントアップショップを利用すること。
こちらは指定した3ショップまで、ポイント付与率を3倍にできるエポスカード独自の特典です。
このショップにMIXIを選択すると、エポスゴールドカードの還元率0.5%が3倍の1.5%に大幅アップします。
しかもエポスゴールドカードは年間100万円達成すると、年会費5,000円が無料に、さらに10,000ポイントのボーナスポイントが付与されます。
さらにファミリーカードも作成すると、さらに1,000Pが付与。
これにより最大還元率は2.6%です。
ステップ2

MIXI Mへのチャージが完了したら次はApple Payからファミペイにチャージしてください。
MIXI Mは還元率が0%ですのでこのチャージに対してはポイント還元は受けられません。
ステップ3

続いてファミペイからApple Pay経由でANA Payへチャージします。
ファミペイは利用額の200円につき1Pのファミペイボーナスが付与されますので、0.5%分の還元です。
ステップ4

ANA Payへチャージできたら次はトヨタウォレットへチャージします。
先ほども言ったようにANA Payは支払いに対して0.5%分のANA マイルが貯まります。
ステップ5

トヨタウォレットへのチャージが完了したら最後はApple Payを通じてSuicaへチャージ。
トヨタウォレットは利用額の1%分のキャッシュバックが受けられます。
ステップ6

最後はこの様々なサービスを通してチャージしてきたSuicaを利用すれば完了です。
電車に利用した場合、50円につきJREポイントが1P貯まるため、還元率は最大2%です。
最後にこの方法を利用した場合の還元率をまとめるとこんな感じ。
- エポスゴールドカード → 最大2.6%
- MIXI M → 0%
- ファミペイ → 最大0.5%
- ANA Pay → 最大0.5%
- トヨタウォレット → 最大1%
- Suica → 最大2%
最大6.6%です。
もし1万円チャージした場合で得られるポイントは下記の通り。
- エポスポイント → 260P
- ANAマイル → 50マイル
- ファミペイボーナス → 50円分
- キャッシュバック → 100円分
- JREポイント → 200P
最大660円分となります。
かなり手間ですが、上級者はこの方法を利用して最大限ポイ活していきましょう。
ただし、ANA Payからトヨタウォレットへのルートなど、どこかのルートが今後閉められるかもしれません。
追記
残念ながら2023年8月31日にエポスゴールドカードの選べるポイントアップショップが改悪されてMIXI Mへのチャージでポイント3倍が適用されなくなります。
これにより最大還元率は5.6%になってしまいました。
ANA Payのまとめ
では、最後にまとめます。
- ANAが提供するキャッシュレスサービス
- 最大0.5%分のANAマイルが貯まる
- クレジットカードチャージできる
- Apple Pay、Goole Payに対応
- ANAマイルを1P = 1円としてチャージ可能
残念ながら還元率が低いため、単体で利用する場合はあまりメリットがありません。
必ずクレジットカードからチャージして最低でもポイントの2重取りを行いましょう。
そして、マイルチャージできますが、正直もったいないです。
特典航空券で利用すれば1マイル=2円以上は達成できるので、ANA Payで利用する場合は端数分にとどめておくことをおすすめします。
また、上級者はANA Payと他のキャッシュレス決済を複数合わせることでポイントの4重取りも可能です。
ルートが閉められるまではかなりお得ですので、今のうちに積極的に利用していきましょう。

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