どうも、メカニックです!!
デルタフライファーマ(4598)のIPOが新規承認されました。
2018/10/12に上場予定で事業内容は”医薬品等の研究開発、製造、販売“です。
このページではDelta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPO初値結果、詳細や仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
デルタフライファーマ(4598)のIPO詳細
銘柄 | Delta-Fly Pharma株式会社 |
---|---|
市場 | マザーズ |
上場日 | 2018/10/12 |
コード | 4598 |
公募 | 700,000株 |
売り出し | 0株 |
OA | 105,000株 |
想定価格 | 4,670円 |
吸収金額 | 約37.6億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約201.0億(想定価格ベース) |
株主優待 | なし |
BB期間 | 2018/09/25~10/01 |
公開価格決定日 | 2018/10/02 |
Delta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)ってどんな会社??
10月IPOもこれで3社目。
順調すぎるペースでちょっと怖いくらいです。
このまま12月までコンスタントに新規承認がでてきてくれるといいですよね。
さて、今回新規承認されたのは久しぶりのバイオ系ベンチャー。
Delta-Fly Pharmaという主に抗がん剤を作っている会社です。(デルタフライファーマと読むそうですがなんかかっこいい。)
本社は徳島県徳島市、従業員は11人、平均給与は約550万円。
主にモジュール創薬というコンセプトで製品を開発しています。
モジュール創薬とは効果と副作用のバランスがとれていないものをもう一度見直し、効果と安全性をより高い次元でバランスを取らせたものに改善していく方法との事。
ちなみにまだ製品として市場に出回っているものはありませんが開発パイプラインとして下記の5つがあります。
開発パイプラインとは簡単にいうと新薬候補のこと
- DFP-10917(がん細胞周期調整作用)
- DFP-14323(がん免疫機能調整作用)
- DFP-11207(がん細胞代謝調整作用)
- DFP-14927(抗がん剤高分子デリバリー)
- DFP10825(核酸医薬デリバリー)
治験として一番進んでいるのはDFP-10917で、すでに米国において第三相試験を準備中。
ちなみに治験のステージとしては第三相試験が最後で、問題がなければこの後に薬として承認されます。
販売一歩手前まで来ているのは凄いですね。
あとの4つは2相や1相目になるので、薬として承認されるのはもう少しかかりそうです。
Delta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPOスペック
続いてDelta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPOスペックをご紹介します。
上場予定市場はマザーズで吸収金額は約37.6億円です。
これは素直に中型規模に分類されますので、少し重たさを感じますね。
残念ながら需給面での有利性はほとんどありません。
また、業種は上記でも紹介したようにバイオ関連となり、直近だと不人気の分野になります。
リプロセルが上場したときなんかはバイオブームで軒並み高騰しましたが、最近では見る影もありません。
世の中のためになる薬を開発しているので頑張って欲しい気持ちはあるんですが、この辺りは難しいですね。
どうしてもIPOでの評価は低くなってしまいます。
そして、想定価格はなんと4,670円と高価格です!!
高スペックなIPOの場合はハイリターンが狙えますが、微妙な場合は逆にハイリスクになります。
当然、赤字運営ですのでこちらもマイナス要素になりそう。
このスペックだと最悪は数万円の損失になる可能性も否定できませんね。。
ロックアップはかかっていますが、株主にこれでもかというぐらいVC(ベンチャーキャピタル)がいることは覚えておきましょう
Delta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPO仮条件
想定価格が4,670円ですので、上限に100円の幅をもたせた格好です。
投資家の需要をしっかりという判断なんでしょう。
地合いが好調ですが、下限で決まる可能性もあるためまだ油断はできませんね。
Delta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPO公開価格
仮条件の上限で決定しました。
Delta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPO初値結果
初値売りで38,500円の損失となりました。(公募比-約8.1%)
※Yahoo!ファイナンスより
しかし初値が底となり、それからはぐんぐん上昇!!
※Yahoo!ファイナンスより
最終的にはストップ高までいくというセカンダリー組には最高の展開となりました。
Delta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPO割当枚数と当選期待度
続いてDelta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPO幹事団と各社における割当枚数を紹介します。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | みずほ証券 |
6,020枚
|
602枚
|
1
|
幹事 | SMBC日興証券 |
350枚
|
35枚
|
2
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
210枚
|
21枚
|
4
|
|
SBI証券 |
70枚
|
32枚
|
3
|
|
いちよし証券 |
70枚
|
7枚
|
5
|
|
エース証券 |
70枚
|
0枚
|
–
|
|
岩井コスモ証券 |
70枚
|
7枚
|
5
|
|
藍澤証券 |
70枚
|
7枚
|
–
|
|
香川証券 |
70枚
|
0枚
|
–
|
|
委託 | 岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
松井証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
安藤証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
楽天証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
auカブコム証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
マネックス証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
幹事数は全部で9社。
そして主幹事はまたまたみずほ証券です。
もうだれにもこの勢いは止められない 笑
みずほ証券は過去にもいくつかバイオ系銘柄の主幹事をつとめているので、得意分野なのかも。
デルタフライファーマでは一番当選が期待できる証券会社なので、公募で取得したい人は第一優先で申込してくださいね。
その他、上位幹事のSMBC日興証券や三菱UFJモルガンスタンレー証券そしてSBI証券の3社も狙い目です。
今回は申込をしない人もいると思いますがSBI証券からは申込をして、IPOチャレンジポイントだけはゲットしておきましょう。
「IPOチャレンジポイントって何??」という方は下記記事にまとめてあります。
また、最近IPO投資を始めた方はIPOの当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてありますのでこちらも是非一読してみてください。
0円でIPOに申込できる証券会社もオススメです。
追記
マネックス証券での委託販売が確定しました。
Delta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
最後にDelta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社
|
抽選結果
|
|
---|---|---|
主幹事 | みずほ証券 |
不参加
|
幹事 | SMBC日興証券 |
不参加
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
不参加
|
|
SBI証券 |
落選
|
|
いちよし証券 |
不参加
|
|
エース証券 |
ネット申込不可
|
|
岩井コスモ証券 |
不参加
|
|
藍澤証券 |
不参加
|
|
香川証券 |
ネット申込不可
|
|
委託 | 岡三オンライン証券(?) |
不参加
|
松井証券(?) |
不参加
|
|
安藤証券(?) |
不参加
|
|
ライブスター証券(?) |
不参加
|
|
GMOクリック証券(?) |
不参加
|
|
楽天証券(?) |
不参加
|
|
auカブコム証券(?) |
不参加
|
いまのところはSBI証券からのみ申込みする予定です。
バイオ系は過去に公募割れを引いていて痛い目をみていますし、そもそも事業が良いか悪いかの判断がいまいちわかりません。
抗がん剤の作成は素晴らしいと思いますが、既存のものとどれくらい差があるかが判断できないんです。
よって、スペックも魅力的ではありませんし、今回はディフェンシブにいくことに決めました。
バイオ系は上級者向けな気がします。
Delta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPO初値予想
Delta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
投票のお力添えをお願いいたします。
Delta-Fly Pharma[デルタフライファーマ](4598)のIPO個人的評価
【総合評価】
21/35
【スタンス】
やや弱気
(市場)
5点=マザーズ 4点=ジャスダック 3点=東証一部 2点=東証2部 1点=その他
(吸収金額)
5点=小型 4点=中小型 3点=中型 2点=大型 1点=超大型
(業種)
5点=オンリーワン 4点=ネット系 3点=テーマ性あり 2点=普通 1点=不人気
(公募売出比)
5点=公募のみ 4点=公募 〉売出 3点=公募=売り出し 2点=公募〈 売出 1点=売出のみ
(業績)
5点=右肩上がり 4点=黒字(波があらい) 3点=横ばい 2点=赤字 1点=赤字(成長性なし)
(地合い)
5点=イケイケ 4点=いい流れ 3点=普通 2点=雰囲気悪い 1点=最悪
(スケジュール)
5点=単独&長期空白明け 4点=単独 3点=過密 2点=同日上場 1点=同日上場&過密
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