どうも、メカニックです。
日本インシュレーション(5368)の仮条件が決まりましたので、いつも通り初値予想をしていきたいと思います。
詳細なIPOデータは下記記事にまとめ済み。
上場日直前には最新の初値予想も更新予定です。
当選できた方は是非こちらもチェックしてくださいね。
結論:日本インシュレーション(5368)は公募割れも否定できない
時間がない人向けにこの記事の内容をサッとまとめました!!
【仮条件】 | 920円 〜 940円 |
---|---|
【初値予想 】 | 850円 〜 1,050円 |
【スタンス 】 | 参加 |
【狙い目】 | 大和証券 |
想定価格は920円でしたので、20円上ブレの仮条件となりました。
やや強気です。
これにより吸収金額は11.4億円にアップ。(想定ベースでは11.1億円)
IPOでは人気のない東証2部ではありますが、需給面での優位性は非常に高いです。
また売り出しはなく、公募のみという点も投資家から評価されるでしょう。
配当性向30%を目指すところも好印象です。
しかし業績は黒字ではありますが成長性は感じません。
さらにスケジュールもゼネテック、関通とバッティングしており過密ぎみ。
地合いもコロナの影響でとても良いとはいえません。
ハイスペックと言って良いでしょう。
プラスリターンになる可能性は高いですが公募価格付近での初値形成が濃厚です。
ちなみに当選を目指す場合は主幹事の大和証券が狙い目。
抽選割合も高いうえに、敗者復活のチャンス抽選もあるのでネットからの申込でもチャンスはあると思います。
そして、IPO投資を始めたばかりの人は当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめました。
IPOに申し込みする前に是非チェックしてみてください。
さらに最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)も注目されていますよ。
日本インシュレーション(5368)のIPO仮条件
ではここからは自分の考えを織り交ぜながらゆっくりとチェックしていきますね。
まずは日本インシュレーション(5368)の仮条件からみていきます。
承認時の想定価格は920円。
仮条件はこのように決まりました。
【仮条件】
これまた狭いですね~。
僅か30円のレンジしかありません。
ただ、この地合いの中でやや強気設定できたのはグッドです。
上げすぎな感じはありませんし、これぐらいならば問題なく上限で決まるでしょう。
日本インシュレーション(5368)のIPO直感的初値予想
続いて本題である日本インシュレーション(5368)のIPO直感的初値予想をしていきます。
下記の初値予想は公募価格が仮条件の上限で決まったと仮定したものになります。
万が一、上限未満で決まった場合は公募価格にそれぞれの掛け率を乗じた初値予想だと思ってくださいませ。
850円 〜 1,050円
(公募比約0.9倍〜公募比1.1倍)
公募価格前後の初値予想としました。
日本インシュレーション(5368)のIPOスペック考察
それでは日本インシュレーション(5368)のスペックをもう一度確認していきましょう。
初値に影響を与える”規模”、”業種”、”スケジュール”、”業績”の4つに焦点をあてて説明していきますね。
まず、上場市場は東証2部。
吸収金額は仮条件が上ブレしたので最大11.4億円になりました。
想定価格ベースでは11.1億円でしたので0.3億円ほどのアップです。
日本インシュレーション(5368)のIPOにおけるブル要素
まずはブル要素からご紹介。
最も初値に影響をあたるのは需給面だと思います。
東証2部で11億円はかなりの小型規模。
ここまで小さい銘柄は極めて稀です。
公募価格が1,000円未満で購入しやすい価格なのも好まれる傾向にあります。
また、売出がゼロで公募のみという点も好感が持てますね。
配当性向も30%を目指すとのことなので上場後も安定したキャピタルゲインを得られそうです。
日本インシュレーション(5368)のIPOにおけるベア要素
プラス要素もありますがマイナス要素もあります。
残念ながら東証2部となり、他と比較すると初値パフォーマンスが悪い市場です。
さらにスケジュールは3社同一上場の上に過密日程。
地合いもコロナの影響でガタガタです。
業種も耐火・断熱材料の製造と堅い印象を受けますがIPOで人気化は難しいでしょう。
日本インシュレーション(5368)のIPO業績
【売上げ】
【純利益】
現在は75期目に入っています。
売上げは低調、純利益も黒字ですが波がありますね。
老舗企業なのでしょうがないといえばしょうがないですが、できれば成長性を感じたかった!!
東証2部ですのでマイナス要素にはならないかなという印象です。
日本インシュレーション(5368)のIPO初値予想アンケート途中結果
関通における初値予想アンケートの途中結果も簡単にご紹介。
結果を見る場合は左下にある “View Results” をクリック、または投票していただいても結果が表示されます。
ご協力くださいますと幸いです。
参考までに現在の結果を紹介すると1位は公募価格の1.0倍〜1.5倍となっています。
スペック的には「まぁそうなるよな~」という納得の結果です。
一応、公募割れにも票が入っているので油断はできません。
日本インシュレーション(5368)のIPOが当選しやすい証券会社は??
続いて、日本インシュレーション(5368)が当選しやすい証券会社を紹介していきます。
IPOの各社割当枚数は下記の通りです。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 大和証券 |
9,660枚
|
2,415枚
|
1
|
幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
315枚
|
32枚
|
3
|
SBI証券 |
315枚
|
142枚
|
2
|
|
岩井コスモ証券 |
210枚
|
21枚
|
4
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
松井証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
DMM株(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
楽天証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
auカブコム証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
1番当選しやすいのは主幹事の大和証券
もちろん、1番当選が期待できるのは主幹事の大和証券になります。
大和証券は抽選割合が15%、さらにチャンス抽選も最大10%と、大手証券の中では最も一般投資家に優しい証券会社です。
その上、日本インシュレーションは当選枚数も多いですし、今回はいつも以上に期待できると思います。
ちなみに自分は現在チャンス回数が8回です。
久しぶりのチャンス当選を目指しますよ♪
また、大和証券はIPOルールが複雑なので理解していない人は下記記事をチェックして、しっかりと勉強しましょう!!
その他狙い目の証券会社
平幹事は3社しかいませんが枚数を見るとやはり1番はSBI証券ですかね。
落選してもIPOチャレンジポイントは必ずゲットできますし、スルーする人も忘れずに申込みしましょう。
あとは上位幹事の三菱UFJモルガンスタンレー証券も意外と穴場になりそうな感じがします。
また、岩井コスモ証券は後期型の特徴を利用すれば投資資金を節約できますので、少ない資金でIPO投資をしている人はこちらも必ず抑えておくようにしてくださいませ。
日本インシュレーション(5368)のIPO最終BBスタンス
最後に日本インシュレーション(5368)における最終的なBBスタンスを紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 大和証券 |
選外
|
幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
不参加
|
SBI証券 |
落選
|
|
岩井コスモ証券 |
不参加
|
|
委託幹事 | 楽天証券(?) |
取り扱いなし
|
松井証券(?) |
取り扱いなし
|
|
岡三オンライン証券(?) |
取り扱いなし
|
|
GMOクリック証券(?) |
取り扱いなし
|
|
ライブスター証券(?) |
取り扱いなし
|
|
DMM株(?) |
取り扱いなし
|
|
auカブコム証券(?) |
取り扱いなし
|
悩んだ末にフルエントリーとしました。
全く油断できない銘柄ですが公募価格も低く、小型規模なのでなんとかなるのではないかと。
でも当選してもなんか微妙な雰囲気になりそうです。
リスクはありますのでしっかりと考えてから申込するようにしましょう。
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さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。