資産運用の入り口としておつり投資が人気です。
特に意識することもなく自動的に運用できるということで急速に広まっている気がします。
今回はそんなおつり投資を主要3サービスで徹底比較。
- マメタス
- トラノコ
- dカードおつり積立
この記事を読めばあなたにぴったりのおつり投資が見つかるはず!!
結論:おすすめはマメタスとdカードおつり積立
結論から先にいうとオススメはWealthNaviが運営しているマメタス。
そしてTHEOが運営するdカードおつり積立です。
何故、おすすめが二つあるかというと一番のおすすめなはdカードおつり積立なんですが、残念ながらこのサービスはdocomo携帯の契約者しか使えないサービスだからです。
docomo契約者以外の人はマメタスがおすすめですよ。
一つ言えるのはトラノコだけはオススメしません。。
マメタスとdカードおつり積立、この2社なら間違いないです!!
おつり投資とは??
まずはおつり投資を知らないという人もいると思うので簡単に解説していきますね。
おつり積立はクレジットカードや電子マネーでの会計時に擬似的におつりを作り出し、その分を資産運用にまわすというもの。
クレジットカードで支払った場合って普通はおつりでませんよね??
なので400円の会計だったら500円払ったと仮定して、100円の擬似的なおつりを生み出します。
こんな感じ。
仕組みはいたって簡単です。
おつり投資は何があるの??
現在、日本国内にあるおつり投資のサービスで人気があるのは下記の3つ。
- マメタス
- トラノコ
- dカードおつり積立
マメタスはロボアドバイザー利用者数国内NO.1のWealthNavi(ウェルスナビ)が運営。
https://ipomechanic.com/post-28608/
トラノコはベンチャー企業のトラノテック株式会社です。
dカードおつり積立はNTT ドコモがTHEOのシステムを借りて運営しています。
それぞれのサービスを知らない方はまずは各記事をチェックしてみてください。
では様々な角度から比較していきましょう。
始め方で比較
まずは始め方で比較していきます。
- マメタス → WealthNaviに口座開設
- トラノコ → トラノコに口座開設
マメタスとトラノコは口座開設するだけなのでいたって簡単。
注意するのはdカードおつり積立です。
- ドコモケータイの利用者
- dカード保有者
dカードおつり積立だけは上記2つを満たす必要がありますよ。
dカードは年会費無料で誰でもすぐに発行できますが、ドコモ回線を契約するのは色々と面倒でお金もかかります。
よって、ドコモ回線を利用していない人は必然的にマメタスかトラノコの2社に限られてしまいます。
手数料で比較
続いて手数料を見ていきましょう。
- マメタス → 1.0%
- トラノコ → 0.3% + 月額300円(税込)
- dカードおつり積立 → 1.0%
全て預け資産に対する年率です。(税抜き表示)
もし1万円預けていたら1年で100円(税抜き)の手数料がかかるということになります。
マメタスとdカードおつり積立については非常にわかりやすいので説明する必要はないと思いますが、注意すべきはトラノコです。
こちらは月額が300円かかってきますので、預け資産が少ない場合は大損をしてしまいます。
1万円預けていたら330円ほどなので割高ですよね。
ただし、50万円以上を預ける場合は一転してトラノコの方が手数料が安くなりますよ。
ここは覚えておくといいかもしれません。
また、トラノコは22歳以下の人は学割が適用されて月額が無料になります。
よって0.3%の手数料しかかかりません。
学生はトラノコで運用するのがオススメです。
最低投資金額で比較
最低投資金額も大事ですよね。
「どうせなら少ない金額で始めたい」という人もいると思います。
3社を比較するとこの通り。
- マメタス → 1万円
- トラノコ → 0円
- dカードおつり積立 → 1万円
マメタスとdカードおつり積立はまず1万円を入金する必要があります。
トラノコだけは入金する必要がありません。
ただ、1万円はそれほど大きな金額ではないと思うので各社で大きな差はないと思います。
連携できる家計簿アプリを比較
連携できる家計簿アプリを比較します。
- マメタス → マネーツリー
- dカードおつり積み立て → dカード
- トラノコ → マネーツリー、マネーフォワード、Zaim
各社で大きく差があるのがわかると思います。
一番対応数が多いのはトラノコです。
主要な家計簿アプリである3社をしっかりと抑えていますね。
マメタスは残念ながら今のところマネーツリーのみ。
dカードおつり積み立てはdカードから情報を取得する方式を採用しているので、dカードで支払った分のおつりを計算して積み立てが行われます。
家計簿アプリで比較するとトラノコが非常に優秀です。
運用方法で比較
運用方法はどうなっているかというと、マメタスとdカードおつり積立は特にこちらが選択することはありません。
全て自動で行ってくれますよ。
トラノコだけは自分で運用方針を決める必要があります。
- 大トラ
- 中トラ
- 小トラ
大トラになるにつれてリスクとリターンが高くなりますよ。
ガンガン攻めたい人は大トラ。
無難にいきたい人は中トラ。
控えめに運用したい人は小トラといった具合に選ぶのがいいと思います。
運用実績で比較
では最後に運用実績を比較していきます。
マメタスとdカードおつり積立に関しては、WealthNaviとTHEOの実績を紹介させていただきますね。
マメタス(WealthNavi)の運用実績
まずはマメタスを運用しているWealthNaviの実績から紹介。
自分は現在56万円を投資中で毎月1万円を積み立てしています。
資産評価額はというと日本円で約94,000円(14.57%)のプラス、ドルベースで1,061ドル(17.86%)のプラスです。
短期で見れば下がっている部分もありますが、全体的に見れば右肩上がりで伸びていますよ。
トラノコの運用実績
続いてトラノコです。
おつり総額は236,971円です。
運用残高は244,066円ですので7,095円のプラスとなっています。
ただ、これには月額利用料が入っていません。
今まで支払った月額費の合計手数料は34ヶ月で10,200円。
つまり合計では3,015円の損失となります。
プラスになる気配がない。。
dカードおつり積立(THEO)の運用実績
最後はdカードおつり積立です。
こちらはTHEOが運用しているのでそちらの実績を紹介しますね。
現在の運用状況がこちら。
日本円で約32,000円(7.36%)のプラス、ドルベースでは414ドル(10.28%)のプラスです。
投資開始してから半年くらいまではヨコヨコの展開でしたが、その後はほぼプラス圏で推移しています。
一旦、2018年の12月とコロナショックでジャスティスをくらいましたが、またそこから回復しました!!
トラノコとは全然違うのが分かると思います。
まとめ
今回はおつり投資の主要3サービスを比較してきました。
冒頭でもいった通り、オススメは…
マメタスとdカードおつり積立
この2つです。
上記実績をみたら一目瞭然でしょう。
とにかくトラノコだけはオススメしません。
おつり積立は少額から始めるのが大きなメリットなのに、それに対して月額300円かかるのは大きな痛手です。
もし、毎月1,000円しか投資に回せない状況で300円も取られたらその時点では30%以上のマイナスですからね。
ドコモ回線を利用している人はdカードおつり積立、それ以外の人はマメタスを選択してくださいね。