どうも、新規上場という言葉が大好きなメカニックです!!
ワールド(3612)のIPOが新規承認されました。
2018/09/28に上場予定で事業内容は”婦人・紳士・子供服等の企画販売等”です。
このページではワールド(3612)のIPO詳細や仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
ワールド(3612)のIPO詳細
銘柄 | 株式会社ワールド |
---|---|
市場 | 未定 |
上場日 | 2018/09/28 |
コード | 3612 |
公募 | 14,850,000株 |
売り出し | 1,833,000株 |
OA | 1,809,000株 |
想定価格 | 3,630円 |
吸収金額 | 約671.3億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約1,314.1億(想定価格ベース) |
株主優待 | なし |
BB期間 | 2018/09/11~09/14 |
公開価格決定日 | 2018/09/18 |
ワールド(3612)ってどんな会社??
少し前から上場観測がありましたが、ついにワールドの新規承認されました。
すでに知っている人も多い企業で説明不要かもしれませんが、一応どんな企業なのかサクッと説明していきますね。
ワールドは1959年に設立されたアパレル関連の企業です。
今回の新規承認以前にも1993年に大阪証券取引所、1998年には東京証券取引所に上場し、2005年に企業価値の最大化を図るため上場を廃止したという経緯があります。
従業員数は子会社も含めると11,274人。平均年収は約633万円。(提出会社の従業員のみ。)
連結子会社は日本だけでなく、中国、韓国、タイなど10社以上。
これだけの情報だけでも大手企業ということがわかるかと思います。
従業員数10,000人越えはインパクトありますよね。
そして、具体的な事業を見ていくと主に4つのセグメントから構成されています。
- ブランド事業
- プラットフォーム事業
- デジタル事業
- 投資事業
ブランド事業ではアパレルや雑貨など様々なジャンルのブランドを商業施設を中心に出店。
簡単にいえば洋服の小売です。
主要ブランドはOZOCやTAKEO KIKUCHIなど。
56ブランド、2488店舗で展開中です。
プラットフォーム事業では長年の経験から生み出された生産から店舗までのノウハウをグループ外の他社へ提供しています。
デジタル事業は総合ファッションモールやワールドのオンラインショップを運営、他社のECサイトも運営受託しているとのこと。
投資事業は自社会社を他社にバイアウトしたり、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)として新しいファッションサービスを中心に投資をしています。
投資案件の中にはサブスク型(サブスクリプション)のSUSTINAを運営しているOMNISにも出資しているようですね。
そしてセグメント別の売上げがこちら。
ほとんどブランド事業で稼いでいる状態。
デジタル事業とプラットフォーム事業の売上げはほんの僅かです。
ワールド(3612)のIPOスペック
続いてワールド(3612)のIPOスペックをご紹介します。
想定価格は高めの3,630円。
上場予定市場は未定で吸収金額は約671億円です。
お、大型だ。
ちなみに市場は未定ではありますが時価総額が250億円以上の場合は東証1部への上場となります。
想定価格ベースで計算すると時価総額は1,300億円以上。
これらならどう転んでも1部に上場でしょう。
正直、東証1部に決まってもそれなりの規模ですから需給面での厳しさは否めませんが。。
また、業種も初値に影響を与える要素になりますが残念ながらアパレル事業ということで目新しさはなし。
9月に上場するナルミヤ・インターナショナルとも被る部分があり、この辺りもお互いにとってマイナスになりそうです。
そして、なんといっても一番のマイナス要素は再上場案件という部分。
IPOでは再上場案件は投資家から嫌われる傾向にあり、公募割れする場合が非常に多いんです。
今回は9月後半の過密スケジュールの中での上場でもあるので、かなり厳しい結果になるのではないかなと予想しています。
ワールド(3612)のIPO仮条件
想定価格は3,630円でしたので大幅な下ブレとなりました。
残念ながら機関投資家からの評価は悪かったようです。
スペックも地合いもよくありませんので、これは妥当な結果だと思います。
ワールド(3612)のIPO公開価格
残念ながら下限で決定しました!!
これは人気なかったんでしょうね。
初値は厳しい結果になりそうです。
ワールド(3612)のIPO初値結果
初値売りで1.45万円の損失となりました(公募比-5.0%)
※Yahoo!ファイナンスより
初値形成後は一旦上昇するものの、ずるずると下落。
最終的には初値を下回りました。
いいところは一瞬だったようです。
※Yahoo!ファイナンスより
ワールド(3612)のIPO割当枚数と当選期待度
続いてワールド(3612)のIPO幹事団と各社における割当枚数を紹介します。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
81,156枚
|
8,116枚
|
1
|
幹事 | SMBC日興証券 |
17,054枚
|
1,705枚
|
2
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
17,054枚
|
1,705枚
|
2
|
|
みずほ証券 |
7,390枚
|
739枚
|
3
|
|
SBI証券 |
1,136枚
|
512枚
|
4
|
|
委託 | 岡三オンライン証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
松井証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
安藤証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
auカブコム証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
主幹事は野村證券で大手証券が多めの構成となっています。
狙い目なのはやはり主幹事の野村證券ということになると思いますが、当選枚数も多いので平幹事からの当選も期待できるかもしれません。
公募分の1/3は海外募集をするので、そこだけは念のため頭にいれておきましょう。
また、野村證券は不人気のIPOの場合は抽選枚数を絞る可能性もあるので、蓋を開けたら意外と当選者が少なかったとなる可能性もあります。
スルーする人も多いと思いますが、最低でもSBI証券からは申込をしてIPOチャレンジポイントだけはゲットするようにしてくださいね。
コツコツと貯めていけばいつかは数十万円の利益が見込めるIPOに当選することができますよ。
また、最近IPO投資を始めた方はIPOの当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてありますのでこちらも是非一読してみてくださいませ。
ワールド(3612)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
最後にワールド(3612)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社
|
抽選結果
|
|
---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
不参加
|
幹事 | SMBC日興証券 |
不参加
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
不参加
|
|
みずほ証券 |
不参加
|
|
SBI証券 |
落選
|
|
委託 | 岡三オンライン証券 |
不参加
|
松井証券(?) |
不参加
|
|
安藤証券(?) |
不参加
|
|
ライブスター証券(?) |
不参加
|
|
GMOクリック証券(?) |
不参加
|
|
auカブコム証券(?) |
不参加
|
今の所はSBI証券以外は全力でスルーする予定です!!
大型規模で再上場案件ときたら、普通に考えて避けるでしょう。
公募割れリスクが非常に高い銘柄だと思いますし、プラスになったとしても大した額にはならないはず。
ハイリスク・ローリターンの銘柄だと感じているので、よほどのことがない限り、最後まで弱気のスタンスを継続するつもりです。
IPO投資を始めたばかりの人は無理して申し込む必要はないかと。
ワールド(3612)のIPO初値予想
ワールド(3612)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
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ワールド(3612)のIPO個人的評価
【総合評価】
18/35
【スタンス】
弱気
(市場)
5点=マザーズ 4点=ジャスダック 3点=東証一部 2点=東証2部 1点=その他
(吸収金額)
5点=小型 4点=中小型 3点=中型 2点=大型 1点=超大型
(業種)
5点=オンリーワン 4点=ネット系 3点=特殊 2点=普通 1点=不人気
(公募売出比)
5点=公募のみ 4点=公募 〉売出 3点=公募=売り出し 2点=公募〈 売出 1点=売出のみ
(業績)
5点=右肩上がり 4点=黒字(波があらい) 3点=横ばい 2点=赤字 1点=赤字(成長性なし)
(地合い)
5点=イケイケ 4点=いい流れ 3点=普通 2点=雰囲気悪い 1点=最悪
(スケジュール)
5点=単独&長期空白明け 4点=単独 3点=過密 2点=同日上場 1点=同日上場&過密
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