どうも、メカニックです!!
オルツ(260A)のIPOが新規承認されました。
2024/10/11に上場予定で、事業内容はデジタルクローン P.A.I.の開発を最終目的とした要素技術の研究開発とそれらを応用した製品群( Communication Intelligence「 AI
GIJIROKU」等)の展開、AIソリューションの提供です。
このページではオルツ(260A)のIPO詳細や初値結果、仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もしIPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
また、下記のYouTube動画でも紹介しています。
最新の投資情報、キャッシュレス情報を紹介していますので、気に入っていただけたらチャンネル登録していただけますと幸いです。
結論:オルツ(260A)の初値は期待できそう
吸収金額 | |
---|---|
市場 | |
公募売出比 | |
事業内容 | |
業績 | |
地合い | |
スケジュール |
【総合評価】
24/35
【スタンス】
やや強気
時間がない人向けにオルツのIPOについて要点をピックアップしてまとめました。
結論からいうと、初値は公募価格以上になりそうです。
- 生成AI関連事業
- 10/11に上場
- 想定価格は510円
- 上場市場はグロース
- 吸収金額は約52.8億円
- 売上好調だが赤字
- 株主はVCだらけ
- 主幹事は大和証券
オルツはAI事業を行っている企業です。
パーソナルAIの開発技術を利用した議事録、コールセンター、翻訳など、様々なプロダクトを提供しています。
グロースへの上場を予定していて、想定価格は510円、吸収金額は52.8億円。
売上は好調ですがいまだに赤字が続いています。
株主はVCが多く、公募価格の1.5倍でロックアップが解除される株主もいる点は注意が必要です。
規模が大きく、赤字の点は気になりますが成長性も高く、人気のAI関連ということで自分は参加方向で考えています。
幹事団を見ると最も当選しやすい証券会社は主幹事の大和証券です。
大和コネクト証券でも委託販売が期待できるのでこちらも狙い目になります。
また、最近IPO投資を始めた方向けに当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
さらに最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)を中心とした株式投資型クラウドファンディングの人気が加速中!!
企業と投資家が一緒になってIPOまで目指せる新しい方法なので、興味がある人は是非チェックしてみてください。
自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
オルツ(260A)のIPO初値予想と初値結果
オルツ(260A)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
(公募価格の0.9倍〜1.3倍)
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
投票のお力添えをお願いいたします。
期限は上場日前日までです。
初値結果
オルツ(260A)のIPO詳細
銘柄 | 株式会社オルツ |
---|---|
市場 | 東証グロース |
上場日 | 2024/10/11 |
コード | 260A |
公募 | 7,500,000株 |
売り出し | 1,500,000株 |
OA | 1,350,000株 |
想定価格 | 510円 |
吸収金額 | 約52.8億(想定平均価格ベース) |
時価総額 | 約170.0億円(想定平均価格ベース) |
仮条件 | 510円から540円 |
公開価格 | 540円 |
オルツ(260A)ってどんな会社??
まずは今回新規承認されたオルツがどんな企業なのか簡単に紹介します。
2014年にパーソナル人工知能の開発を目的に設立しました。
多くのVCや事業会社から資金調達を行い、シリーズDとなる資金調達では海外の投資家も巻き込み42億円を調達しています。
子会社設立、特許を取得しながら事業を着実に進捗させ、設立からおよそ10年でのIPOとなりました。
現在の従業員数は20名、提出会社の平均年間給与は1,093万円です。
事業内容はAI事業です。
ビジネスモデルは下記の通り。
パーソナル人工知能の開発技術を用いた様々なプロダクトを提供しています。
- AI GIJIROKU
- AIコールセンター
- CloneDev
- altBRAIN
- CloneM&A
- EMETH GPU POOL
この中で最も売上に貢献しているのはAI GIJIROKUです。
要素技術、LLM、インフラストラクチャーなど、生成AIのバリューチェーンに必要な技術を保有しています。
最終目標は「P.A.I」(パーソナル人工知能)の開発とのことです。
ちなみに「P.A.I」は自分たちの意思をデジタル化し、それをクラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的としたAIです。
相手先や販売実績
AI Products事業が稼ぎ頭です。
前年度比152%としっかりと伸びています。
相手先には株式会社ジークスに売上の半分ほどを依存しているようです。
業績
売上は8期から大きく伸びています。
ただ純損益は赤字です。
これで黒字なら文句のない業績でしたが、成長性は感じるのでギリギリ及第点といったところでしょうか。
オルツ(260A)のIPOスペック
続いて、IPOスペックを見ていきましょう。
想定価格は510円。
上場予定市場はグロースを見込んでおり、吸収金額は約52.8億円となっています。
オルツ(260A)のIPOにおけるマイナス材料
吸収金額の大きさは気になります。
グロースで50億円越えは大型規模に分類されるので、需給面では不利です。
また業績が赤字続きなのも少し残念なポイント。
株主もVCが多く、ロックアップが公募価格の1.5倍で解除される点も注意しなければいけません。
オルツ(260A)のIPOにおけるプラス材料
事業内容が生成AI関連ということで、これは間違いなく人気化します。
今はAIブームということでAI関連の企業は注目度が高いです。
今後も市場は爆発的に伸びていくでしょうから、業績の拡大余地はまだまだあります。
スケジュールも10月は閑散期ということでこちらも非常に恵まれています。
オルツ(260A)の幹事団と当選期待度
続いて、IPO幹事団と各社における期待度を紹介します。
証券会社 | 個人期待度 | |
---|---|---|
主幹事 | 大和証券 |
1
|
幹事 | SBI証券 |
2
|
野村證券 |
5
|
|
あかつき証券 |
–
|
|
松井証券 |
3
|
|
丸三証券 |
4
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
–
|
楽天証券(?) |
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
–
|
|
SBIネオトレード証券(?) |
–
|
|
DMM株(?) |
–
|
|
大和コネクト証券(?) |
–
|
幹事数は6社と少数精鋭の構成です。
この中だと一番の狙い目は主幹事の大和証券で間違いありません。
未成年口座からもIPOに参加できるので、大家族ほど有利な抽選が受けられます。
また、もう一つ挙げるとすれば大和コネクト証券です。
大和証券が幹事入りする時は委託販売が期待できますし、主幹事の時はさらにチャンスがひりがります。
当選を目指す人はこの2社は必ず押さえておきましょう。
オルツ(260A)のスケジュールや購入方法
仮条件決定日 | 2024年9月25日 |
---|---|
申込期間 | 2024年9月26日から10月2日まで |
公開価格決定日 | 2024年10月3日 |
購入申込期間 | 2024年10月4日から10月9日まで |
仮条件は2024年9月25日に決定します。
申込期間は2024年9月26日から10月2日までですので、IPOが欲しい人はこの期間内に証券会社から申込しましょう。
公開価格は2024年10月3日に決まり、夕方から抽選結果が判明します。
購入期間が2024年10月4日から10月9日までとなっているので、当選、補欠当選した人はこの期間内に購入申込をしてください。
当選しても購入申込を忘れると購入できませんので注意しましょう。
IPO投資における手順は下記の通り。
- 証券会社に口座開設
- ネットからIPOに申し込み
- 抽選結果発表
- 当選したら購入
- 上場日に売却
この5ステップです。
さきほども言った通り、IPOは主幹事からの申し込みが最も当選確率が高いので第一優先で申し込みしましょう。
オルツ(260A)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
オルツ(260A)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 大和証券 |
補欠当選
|
幹事 | SBI証券 |
補欠当選
|
野村證券 |
落選
|
|
あかつき証券 |
ネット申込不可
|
|
松井証券 |
補欠当選
|
|
丸三証券 |
不参加
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
取り扱いなし
|
楽天証券(?) |
参加予定
|
|
GMOクリック証券(?) |
取り扱いなし
|
|
SBIネオトレード証券(?) |
取り扱いなし
|
|
DMM株(?) |
取り扱いなし
|
|
大和コネクト証券(?) |
落選
|
新規承認時におけるBBスタンス
規模が大きい点が少し気になりますが、参加で考えています。
生成AI関連と言えば今最も熱い市場ですから大丈夫でしょう!!
すでにそこそこの時価総額ですが上値予知はまだあると思います。
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