どうも、メカニックです!!
日本国土開発(1887)のIPOが新規承認されました。
2019/03/05に上場予定で事業内容は”土木・建築工事の施工管理及び建築設計業務を中心とした総合建設業“です。
このページでは日本国土開発(1887)のIPO詳細や仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もし、IPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
日本国土開発(1887)のIPO詳細
銘柄 | 日本国土開発株式会社 |
---|---|
市場 | 未定 |
上場日 | 2019/03/05 |
コード | 1887 |
公募 | 12,080,000株 |
売出し | 1,376,000株 |
OA | 2,018,400株 |
想定価格 | 500円 |
吸収金額 | 約77.4億円(想定価格ベース) |
時価総額 | 約491.3億円(想定価格ベース) |
株主優待 | なし |
BB期間 | 2019/02/15~02/21 |
公開価格決定日 | 2019/02/22 |
日本国土開発(1887)ってどんな会社??
今回新規承認されたのは1951年に設立された東京都に本社をおく日本国土開発株式会社です。
この社名を聞いてピンと来る方もいるのではないでしょうか??
そう、この会社、実は再上場案件です。
沿革を見ると昭和39年に上場、シンガポールに海外進出するなどしましたが、平成10年に経営が悪化し会社更生法適用を申し立て。
翌年の11年に上場廃止となっています。
その後、経営を立て直し今回再上場という運びになりました。
現在の従業員はグループ会社含め1,003人、上場会社の従業員平均年収は約810万円となっています。
事業内容は総合建設事業で、系統図は下記の通り。
具体的には下記の4つから構成されています。
- 土木事業
- 建築事業
- 関連事業
- 関係会社
土木事業ではダムやトンネル、道路、上下水道などなど幅広い工事を行っています。
建築事業では住宅、ホテル、事務所、店舗などの設計や施工を管理。
関連事業は不動産売買や再生エネルギー事業が中心です。
関係会社では子会社で土木工事や建設用機械の製造・販売・賃貸事業を行っています。
そして、それぞれのセグメント別の売上高構成は下記の通り。
土木事業と建築事業が売り上げの大半を占めているのがわかりますね。
また、主な取引先は”環境省”で平成30年は22%を占めていたようです。
日本国土開発(1887)のIPOスペック
続いて日本国土開発(1887)のIPOスペックを見ていきましょう。
想定価格は500円と低価格になります。
上場予定市場は未定で、吸収金額は約77.4億円となっています。
日本国土開発(1887)のIPOにおけるマイナス要素
日本国土開発(1887)のマイナス要素から考えていきます。
やはり一番は再上場案件ということですね。
再上場案件は投資家から嫌われる傾向にあり、大きなマイナス要素になってしまいます。
過去の再上場案件のパフォーマンスを見てもお世辞にもいいとは言えません。
また、もし東証2部で決まった場合は大型規模となり需給面では相当不利になります。
業種も地味ですし、残念ですがマイナス要素は多いです。
日本国土開発(1887)のIPOにおけるプラス要素
プラス要素として考えれるのは業績でしょう。
一時は大幅な赤字になり上場廃止まで追い込まれましたが、現在の業績はV字回復しています。
直近の数年は右肩上がりで売り上げが伸びていますよ。
また株主にベンチャーキャピタルはおらず、ロックアップもがっちりかかっていますので上場後の売り圧力もそれほどありません。
枚数が多いので当選者の売りは多くなりそうですけどね。
日本国土開発(1887)のIPO仮条件
想定価格は500円でしたので10円の上ブレ。
そこまで機関投資家の評価は悪くなかったようです。
日本国土開発(1887)のIPO公開価格
※決定後に更新
日本国土開発(1887)のIPO初値結果
初値売りで1.14万円の利益でした。(+22%)
日本国土開発(1887)のIPO割当枚数と当選期待度
続いて日本国土開発(1887)のIPO幹事団と各社における割当枚数を紹介します。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
121,106枚
|
12,110枚
|
1
|
幹事 | みずほ証券 |
8,073枚
|
807枚
|
3
|
大和証券 |
2,691枚
|
539枚
|
4
|
|
極東証券 |
1,345枚
|
0枚
|
–
|
|
マネックス証券 |
1,345枚
|
1,345枚
|
2
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
松井証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
楽天証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
auカブコム証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
日本国土開発(1887)の主幹事
日本国土開発(1887)の主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券。
2019年の株式IPOでは初の主幹事です!!(リートではすでに主幹事案件あり)
大手証券の中では比較的当選しやすいですし今回は当選枚数も多いため、ネット組でも当選は十分狙えると思います。
ただ、一つ注意してほしいのはペナルティです。
当選後にキャンセルすると一ヶ月間IPOに申し込めなくなってしまうので、ここだけは注意しましょう。
もしキャンセルして、3月に再度三菱UFJモルガン・スタンレー証券がハイスペックIPOで主幹事になったら泣くに泣けないですから。
購入する人だけ申し込むようにしてくださいね。
その他狙い目の証券会社
主幹事以外で狙い目になりそうなのは上位幹事のみずほ証券、そして100%抽選配分のマネックス証券になりそうです。
また三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事なのでauカブコム証券でも取扱があるかもしれません。
グループ会社ということもあり、いつもより割当枚数が多くなると思いますよ。
そうなったら当選のチャンスです!!
今回はネットから申し込めるのが4社、そして想定価格が500円と低価格なので資金が少ない人でも申込しやすい銘柄なのは嬉しいところですね。
また、最近IPO投資を始めた方はIPOの当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてありますのでこちらも是非一読してみてくださいませ。
自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてあります。
日本国土開発(1887)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
最後に日本国土開発(1887)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
不参加
|
幹事 | みずほ証券 |
不参加
|
大和証券 |
不参加
|
|
極東証券 |
ネット申込不可
|
|
マネックス証券 |
不参加
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
不参加
|
GMOクリック証券(?) |
不参加
|
|
ライブスター証券(?) |
不参加
|
|
松井証券(?) |
不参加
|
|
楽天証券(?) |
不参加
|
|
auカブコム証券 |
不参加
|
現時点では未定です。
理由は2つあって、まず一つ目は想定価格が低いところ。
おそらく利益が出たとしても100株あたり1万円未満だと思いますので、面白みはほとんどありません。
そして二つ目は再上場案件かつスペックが微妙なところ。
この感じだと公募割れの可能性も否定できないんですよね〜。
ネット組は当選しても1枚、運が良くて2枚が限度でしょうから無理して参加する必要はないかなというのが正直なところです。
最終的なBBスタンスは仮条件決定後に再考します。
追記
最終的に安全策をとり、スルーする方向で決めました。
日本国土開発(1887)のIPO初値予想
日本国土開発(1887)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
日本国土開発(1887)のIPO個人的評価
【総合評価】
22/35
【スタンス】
中立
当ブログでは株式投資型クラウドファンディングの国内最大手「FUNDINNO」と特別キャンペーンを実施しています。
下記リンクからの口座開設で2,000円相当のアマゾンギフト券をプレゼント!!
ファンディーノではエンジェル税制が適用される案件が多く、取り扱いをした琉球アスティーダスポーツクラブは国内で唯一となるIPOイグジットをしています。
応援出資した企業が時価総額1,000億円超えのユニコーンになれば数十倍のリターンも夢ではありません。
10万円から有望なベンチャー企業に応援出資ができますので新たな投資を是非体験してみてください。
さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。