どうも、メカニックです!!
日本インシュレーション(5368)のIPOが新規承認されました。
2020/3/19に上場予定で事業内容は”耐火性能を有するゾノトライト系けい酸カルシウムを基材とする耐火・断熱材料の製造・販売・施工及びその他周辺工事の施工“です。
このページでは日本インシュレーション(5368)のIPO詳細や初値結果、仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もしIPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
また、動画でもまとめていますのでよろしければこちらもどうぞ。
結論:日本インシュレーション(5368)のIPOは初値高騰は難しい!!
時間がない人向けに日本インシュレーション(5368)のIPOについてさっとまとめます。
結論からいうと、初値は公募価格近辺での初値形成が濃厚です!!
- 耐火・断熱材料の製造
- 想定価格は920円
- 上場市場は東証2部
- 吸収金額は約11.1億円
- 業績は低調で黒字運営
- 配当性向30%を目指す
- ロックアップはがっちり
- 3社同日上場
- 主幹事は大和証券
日本インシュレーションは耐火・断熱材料の製造を行っている会社です。
業績は黒字ですが売上げは低調気味。
3/19に東証2部に上場し、市場からの吸収金額は11.1億円を予定しています。
10億円オーバーですが東証2部では小型の部類に入り、需給面では非常に有利です。
また、配当も実施済みで今後は配当性向30%を目指すとのこと。
ただし、最大のネックはスケジュールです。
過密の上に3社同日上場とタイミングとしては最悪クラス。。
雰囲気的には需給面頼りの展開になるかと思います。。
当選を目指す場合は主幹事の大和証券からしっかりと申し込みましょう!!
なんとかプラスリターンが狙えるかな 笑
また、最近IPO投資を始めた方向けに当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
さらに最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)を中心とした株式投資型クラウドファンディングの人気が加速中!!
企業と投資家が一緒になってIPOまで目指せる新しい方法なので興味がある人は是非チェックしてみてください。
自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
日本インシュレーション(5368)のIPO詳細
銘柄 | 日本インシュレーション株式会社 |
---|---|
市場 | 東証2部 |
上場日 | 2020/3/19 |
コード | 5368 |
公募 | 1,050,000株 |
売り出し | 0株 |
OA | 157,500株 |
想定価格 | 920円 |
吸収金額 | 約11.1億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約80.1億円(想定価格ベース) |
BB期間 | 2020/2/27~3/4 |
価格決定日 | 2020/3/5 |
日本インシュレーション(5368)ってどんな会社??
まずは今回新規承認された日本インシュレーションがどんな企業なのかを簡単に紹介していきます。
かなりの老舗企業で、設立されたのは1949年と70年以上も前。
しかも前身は1914年に個人事業として開始した大阪パッキング事業社だそうです。
そこから計算すると100年も経っていることになりますね。
倒産する会社が多い中でこれだけ続いているだけでもかなり凄いです。
法人設立後は営業所と工場をガンガン建てていき、直近ではベトナムにも進出しました。
グループとしては子会社を含む2社で構成されており、従業員は合計373名まで成長しています。
さて、そんな日本インシュレーションの事業内容は耐火・断熱材料の製造・販売です。
事業系統図は下記の通り。
大きく分けると下記の2つに分類できます。
- 建築関連
- プラント関連
事業1:建築関連
建築関連ではゾノライト系けい酸カルシウム材を基盤として、耐火被膜財、内装建材、多機能材を提供しています。
さらに材料の販売だけでなく、施工請負までフルサポート。
アスベストの分析業務から除去工事まで行っています。
事業2:プラント関連
プラント関連ではゾノライト系けい酸カルシウム材を基盤として作成された保温材の製造・販売がメインです。
さらに鉄骨耐火被膜材も提供しており、こちらも施工請負までを一貫して提供しています。
販売実績
販売実績をみるとプラント関連の方が売上げは大きいですが、建築関連もしっかりと売上げが立っていますね。
成長性がやや物足りない数字ですが。。
日本インシュレーション(5368)のIPOスペック
続いて日本インシュレーション(5368)のIPOスペックを見ていきましょう。
想定価格は920円。
上場予定市場は東証2部で吸収金額は約11.1億円となっています。
日本インシュレーション(5368)のIPOにおけるマイナス要素
まず注意したいのは上場市場です。
東証2部はIPOでは不人気の市場で、過去の実績を見てもパフォーマンスが良くありません。
公募割れしたIPOも非常に多いんですよね。
残念ながらこの段階で初値高騰はかなり厳しいです。
そして、業績は黒字ですが成長性を感じません。
むしろ売上げが下がっているので頭打感がヒシヒシと伝わってきます。
業種も目新しさがないですし、スケジュールも最悪。
正直、目立つマイナスポイントは多いです。
日本インシュレーション(5368)のIPOにおけるプラス要素
プラス要素はやはり需給面です。
吸収金額は僅か11億円と東証2部ではかなりの小型規模。
東証2部でこの規模は珍しいです。(記憶にないぐらい)
あとは売出がなく公募のみという姿勢はあっぱれですね。
ここからさらに成長させていこうという気持ちが伝わってきます!!
マイナスポイントが多いですが地合い次第では需給面でなんとかなるかもしれません。
でも、公募割れしなければ大健闘の銘柄だと思います。
日本インシュレーション(5368)のIPO仮条件
※仮条件決定後に更新
日本インシュレーション(5368)のIPO公開価格
※公開価格が決定次第更新します。
日本インシュレーション(5368)のIPO初値結果
初値売りで7,100円の損失でした。(-7.6%)
日本インシュレーション(5368)のIPO割当枚数と当選期待度
続いて日本インシュレーション(5368)のIPO幹事団と各社における割当枚数を紹介します。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 大和証券 |
9,660枚
|
2,415枚
|
1
|
幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
315枚
|
32枚
|
3
|
SBI証券 |
315枚
|
142枚
|
2
|
|
岩井コスモ証券 |
210枚
|
21枚
|
4
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
松井証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
DMM株(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
楽天証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
auカブコム証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
日本インシュレーション(5368)の主幹事
主幹事は大和証券です。
2020年は第一弾のジモティーを取り扱ったので期待していましたが、そこから後が続きませんでした。
もう少し活躍してほしいのが正直なところです。
大和証券は大手の中では抽選割合が15%、さらに敗者復活システムもあるため、ネット組みでも当選が期待できるんですよね~。
当選後のキャンセルもペナルティがありませんので、悩んだらとりあえず申し込みしておくのも悪くありません。
その他狙い目の証券会社
平幹事は合計3社と少数精鋭。
ということで狙い目は特にありませんね。
強いて言えば全社です 笑
公募価格も高いわけではありませんので当選を目指す場合は3社とも抑えておきましょう。
ちなみにスルーする人もSBI証券からはしっかりと申し込みしてポイントだけはゲットしておくように。
特にSBI証券はIPOチャレンジポイントが貰えるので主幹事同様にマストですよ。
参加スタンスに関係なく申し込みをしましょう。
IPOチャレンジポイントについて詳しく知りたい人は下記記事を合わせてご覧ください。
日本インシュレーション(5368)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
日本インシュレーション(5368)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 大和証券 |
選外
|
幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
不参加
|
SBI証券 |
落選
|
|
岩井コスモ証券 |
不参加
|
|
委託幹事 | 楽天証券(?) |
取り扱いなし
|
松井証券(?) |
取り扱いなし
|
|
岡三オンライン証券(?) |
取り扱いなし
|
|
GMOクリック証券(?) |
取り扱いなし
|
|
ライブスター証券(?) |
取り扱いなし
|
|
DMM株(?) |
取り扱いなし
|
|
auカブコム証券(?) |
取り扱いなし
|
新規承認時におけるBBスタンス
東証2部ですが今の所参加方向で考えています。
確定ではありませんがよほど仮条件が弱気でこない限り、スタンスを変更するつもりはありません。
やはり申込を決めた理由は「需給面」ですね。
これに限ります。
初値高騰は難しいと思いますがギリプラスにはなるんじゃないかと。
多少リスクはありますし、人によって評価が別れると思います。
参加するかどうかはしっかりと考えてくださいませ。
日本インシュレーション(5368)のIPO初値予想
日本インシュレーション(5368)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
日本インシュレーション(5368)のIPO個人的評価
【総合評価】
19/35
【スタンス】
中立
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さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。