どうも、メカニックです!!
クリングルファーマ(4884)のIPOが新規承認されました。
2020/12/28に上場予定で事業内容は”HGF(肝細胞増殖因子)タンパク質を用いた難治性疾患の治療薬の研究開発“です。
このページではクリングルファーマ(4884)のIPO詳細や初値結果、仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もしIPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
また、動画でもまとめていますのでよろしければこちらもどうぞ。
結論:クリングルファーマ(4884)のIPOは期待できるかも!?
吸収金額 | |
---|---|
市場 | |
公募売出比 | |
業種 | |
業績 | |
地合い | |
スケジュール |
【総合評価】
24/35
【スタンス】
中立
時間がない人向けにクリングルファーマ(4884)のIPOについて要点をピックアップしてまとめました。
結論からいうと、初値売りすればプラスリターンになるかもしれません。
- HGF医薬品の研究開発
- 想定価格は950円
- 上場市場はマザーズ
- 12/28に上場で単独上場
- 吸収金額は約10.0億円
- 業績は大赤字
- ロックアップはゆるゆる
- 主幹事は野村證券
クリングルファーマ(4884)は難治性疾患の治療薬の研究開発をしている企業です。
業績は残念ながら赤字が続いていますが、そもそもまともな売上がありません。
THEバイオベンチャーといった感じです。
想定価格は950円と低めで、吸収金額は6.3億円マザーズに上場を予定しています。
スケジュールは12月28日と年末ギリギリで単独上場ということもあり、多少有利になるかもしれません。
株主構成はベンチャーキャピタルや事業会社が多く、ロックアップは公募価格の1.5倍で解除されます。
バイオということでIPO的には不人気ではありますが、需給面での優位性が高いので自分は今の所、参加方向で考えています。
幹事構成を見ると主幹事は野村證券です。
当選したい人は最優先で申し込みをしましょう。
クリングルファーマは評価が別れやすい銘柄だと思いますが、野村證券なら当選後のキャンセルも可能ですので迷ったらとりあえず参加しておくことをおすすめします。
また、最近IPO投資を始めた方向けに当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
さらに最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)を中心とした株式投資型クラウドファンディングの人気が加速中!!
企業と投資家が一緒になってIPOまで目指せる新しい方法なので興味がある人は是非チェックしてみてください。
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さらに、自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
クリングルファーマ(4884)のIPO詳細
銘柄 | クリングルファーマ株式会社 |
---|---|
市場 | マザーズ |
上場日 | 2020/12/28 |
コード | 4884 |
公募 | 580,000株 |
売り出し | 0株 |
OA | 87,000株 |
想定価格 | 950円 |
吸収金額 | 約6.3億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約40.2億円(想定価格ベース) |
BB期間 | 2020/12/10~12/16 |
価格決定日 | 2020/12/17 |
クリングルファーマ(4884)ってどんな会社??
まずは今回新規承認されたクリングルファーマがどんな企業なのか簡単に紹介しますね。
設立は2001年に大阪市で設立されました。
大阪大発のベンチャー企業です。
ベンチャーキャピタルや事業会社から資金調達をしながら約19年でのイグジットとなりました。
現在の従業員数は合計10名、提出会社の平均年間給与は約424万円となっています。
そんなクリングルファーマの主な事業はHGF医薬品の研究開発です。
事業系統図は下記の通り。
HGFはhepatocyte growth factorの略称で肝細胞増殖因子というものです。
HGFは肝細胞のみならず様々な細胞に対して、細胞増殖促進、細胞運動促進、抗アポトーシス(細胞死)、 形態形成誘導、血管新生など組織・臓器の再生と保護を担う多才な生理活性を保有。
難治性疾患の再生・治癒を期待されています。
HGFの臨床応用が期待される疾患は下記の通りです。
- 肝疾患
- 腎疾患
- 肺疾患
- 循環器系
現在は治験薬の有効性を検証するための臨床試験を実施しています。
クリングルファーマ(4884)のIPOスペック
続いてクリングルファーマ(4884)のIPOスペックを見ていきましょう。
想定平均価格は950円。
上場予定市場はマザーズで吸収金額は約6.3億円となっています。
クリングルファーマ(4884)のIPOにおけるマイナス要素
気になるのはやはりバイオ系という業種です。
黒字のバイオ企業ならば全然良いのですがクリングルファーマはいまだに大赤字。
というよりも前期まで売上がありません。
薬が販売するまでは赤字が続くと思うのでしばらくは厳しい状況が続くと思われます。
そして、株主にはVCや事業会社が多く、公募価格の1.5倍以上になると市場で売却が可能です。
上場後に大きな売り圧力が存在することをしっかりと理解しておきましょう。
クリングルファーマ(4884)のIPOにおけるプラス要素
プラス要素は需給面ですね。
マザーズで6.3億円は小型規模になりますので大きなアドバンテージがあります。
さらにスケジュールも12/28となり今のところは単独上場。
中旬で上場する銘柄よりも有利です。
スペック的には弱いですがなんとかプラスにが狙えるIPOと言ったところでしょうか。
クリングルファーマ(4884)のIPO仮条件
50円上ブレの強気設定です。
これにより吸収金額は最大6.7億円となりました。
クリングルファーマ(4884)のIPO公開価格
※公開価格が決定次第更新します。
クリングルファーマ(4884)のIPO割当枚数と当選期待度
続いてクリングルファーマ(4884)のIPO幹事団と各社における割当枚数を紹介します。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
4,640枚
|
464枚
|
1
|
幹事 | SBI証券 |
290枚
|
131枚
|
3
|
SMBC日興証券 |
290枚
|
29枚
|
4
|
|
楽天証券 |
174枚
|
174枚
|
2
|
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
174枚
|
18枚
|
5
|
|
いちよし証券 |
58枚
|
0枚
|
–
|
|
東洋証券 |
58枚
|
0枚
|
–
|
|
エース証券 |
58枚
|
0枚
|
–
|
|
岡三証券 |
58枚
|
6枚
|
6
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
DMM株(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
松井証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
auカブコム証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
クリングルファーマ(4884)の主幹事
主幹事はまたまた野村證券!!
12月は後半で主幹事ラッシュとなりました。
個人的には相性がよく無いのであまり嬉しくないですが、まぁしょうがないですね。。
しかもクリングルファーマは当選枚数が極小ですから、当選できる可能性は1%以下。
プラチナチケットといって過言ではありません。
当選の期待はあまりしないようにしましょう。
とはいっても、申し込みしなければ当選率は0%です。
資金不要で抽選に参加できますので当選を目指す人は第一優先で申込してくださいね。
野村證券の詳しいIPOルールは下記記事にまとめてありますので、知らない人は必ずこちらを一読してから申し込みをしましょう。
その他狙い目の証券会社
平幹事はかなりバラエティに富んだ構成です。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券なども入っていますね。
この中だと第一優先はSBI証券、楽天証券のネット証券コンビになるかと思います。
低価格なので資金拘束も少なく、比較的申し込みやすいので資金に余裕がある人はできるだけ多くの証券会社から申し込みして当選確率をアップさせていきましょう。
SBI証券の詳しいIPOルールと当選実績は下記にまとめてありますのでこちらも合わせてご覧ください。
クリングルファーマ(4884)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
クリングルファーマ(4884)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
落選
|
幹事 | SBI証券 |
落選
|
SMBC日興証券 |
参加
|
|
楽天証券 |
落選
|
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
落選
|
|
いちよし証券 |
不参加
|
|
東洋証券 |
ネット申込不可
|
|
エース証券 |
ネット申込不可
|
|
岡三証券 |
落選
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
落選
|
GMOクリック証券(?) |
取り扱いなし
|
|
ライブスター証券(?) |
取り扱いなし
|
|
DMM株(?) |
取り扱いなし
|
|
松井証券(?) |
取り扱いなし
|
新規承認時におけるBBスタンス
なんとも判断が難しい銘柄です。
とりあえずは参加方向としておきます。
赤字のバイオはちょっとヤバめの匂いが漂っていますが、需給面でなんとかなるでしょう。
地合いに左右される銘柄ですので仮条件決定後に最終判断をしたいと思います。
クリングルファーマ(4884)のIPO初値予想と初値結果
クリングルファーマ(4884)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
初値結果
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さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。