どうも、メカニックです。
ランサーズ(4484)の仮条件が決まりましたので、いつも通り初値予想をしていきたいと思います。
詳細なIPOデータは下記記事にまとめ済み。
上場日直前には最新の初値予想も更新予定です。
当選できた方は是非こちらもチェックしてくださいね。
結論:ランサーズ(4484)の初値は期待しちゃだめ!!
時間がない人向けにこの記事の内容をサッとまとめました!!
【仮条件】 | 660円 〜 730円 |
---|---|
【初値予想 】 | 650円 〜 800円 |
【スタンス 】 | 一部参加 |
【狙い目】 | 大和証券 |
仮条件はかなり弱気となりました。
最大270円もの下ブレです。
また公募枚数と売出枚数も大幅に削減。
これにより吸収金額は21.9億円となりました。
承認時は76億円でしたので50億円以上という大幅なサイズダウン。
これにより需給面ではやや優位性がでてきました。
しかし、業績は伸びているものの未だに大幅な赤字。
スペックはお世辞にも褒められたものではありません。
初値高騰はまず難しいでしょう。
しかし、地合い次第ではプラスリターンの可能性もゼロではありません。
よって自分はキャンセルできる証券会社から参加することにしました。
主幹事の大和証券から申込をすれば高確率で当選を勝ち取れそうです。
もちろん損失がでるかもしれませんのでBBスタンスは慎重に考えましょう。
そして、IPO投資を始めたばかりの人は当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめました。
ランサーズのIPOに申し込みする前に是非チェックしてみてください。
さらに最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)も注目されていますよ。
ランサーズ(4484)のIPO仮条件
ではここからは自分の考えを織り交ぜながらゆっくりとチェックしていきますね。
まずはランサーズ(4484)の仮条件からみていきます。
承認時の想定価格は900円。
仮条件はこのように決まりました。
【仮条件】
これはとんでもない仮条件となりました!!
上限では170円、下限に至っては240円の下ブレです。
これはロードショーで何かありましたかね。
機関投資家からの評価がすこぶる悪かったのかもしれません。
じゃなきゃ、ここまでディスカウントする必要はないですし。
ただ、ここまで下ブレすると逆に割安感がでてきて、単純にネガティブとは言えない部分もあります。
いや〜、これは余計と悩ましくなりました。
ランサーズ(4484)のIPO直感的初値予想
続いて本題であるランサーズ(4484)のIPO直感的初値予想をしていきます。
下記の初値予想は公募価格が仮条件の上限で決まったと仮定したものになります。
万が一、上限未満で決まった場合は公募価格にそれぞれの掛け率を乗じた初値予想だと思ってくださいませ。
650円 〜 800円
(公募比約0.9倍〜公募比1.1倍)
公募価格前後での初値予想としました。
ランサーズ(4484)のIPOスペック考察
それではランサーズ(4484)のスペックをもう一度確認していきましょう。
初値に影響を与える”規模”、”業種”、”スケジュール”、”業績”の4つに焦点をあてて説明していきますね。
まず、上場市場はマザーズ。
そして実は仮条件が決定されたタイミングで公募枚数と売出枚数に大きな動きがありました。
公募:2,270,000株 → 1,600,000株
売出:5,067,400株 → 1,008,700株
OA:1,100,600株 → 391,300株
大幅に削減されています。
これにより吸収金額は最大21.9億円となりました。
承認時の吸収金額は76.0億円でしたので54.1億円のサイズダウンです。(ウソだろ。。)
ランサーズ(4484)のIPOにおけるブル要素
スペックが大きく変わったので整理していきましょう。
まず吸収金額は21.9億円となったことで需給面での優位性が少し出ました。
マザーズでは小型とはいえないまでもこの規模ならば重たさは感じません。
また、仮条件が大幅に下ブレしたことで公募価格がさらに低価格になりました。
上限で決まった場合でも730円と購入しやすい価格なのはいいですね。
そしてスペックが変わったことでクラウドワークスよりも時価総額が低くなり、割安性が演出された格好。
ハイスペックとはいえないものの承認時よりもかなりマシになりました。
売出が大きく減ったのも好印象です。
ランサーズ(4484)のIPOにおけるベア要素
まず心配なのはスケジュールです。
ランサーズはベースとJMDCと3社同一上場。
3社合わせると吸収金額が約200億円ほどになりますから資金分散の影響は大きいです。
とくにJMDCが大型なんですよね。
そして業種はクラウドソーシング事業とすでにライバルのクラウドワークスが上場しているので目新しさはありません。
むしろクラウドワークスに先を行かれている感があります。
また、後ほど詳しく説明しますが未だに赤字なのが非常に残念です。
ランサーズ(4484)のIPO業績
【売上げ】
【純利益】
現在は12期目に入っています。
売上は伸びていますがそれほど勢いは感じられず、頭打の印象をうけますね。
純利益はというと万年赤字です。
今でも投資フェーズなのかずっと赤字を掘り続けている状態。
黒字化する目処がたっているのか疑問です。
ベンチャーなので赤字が続くのはわかりますが、ちょっと心配なレベル。
この業績では悪い印象を持たざる終えません。
ランサーズ(4484)のIPO初値予想アンケート途中結果
ランサーズにおける初値予想アンケートの途中結果も簡単にご紹介。
結果を見る場合は左下にある “View Results” をクリック、または投票していただいても結果が表示されます。
ご協力くださいますと幸いです。
ちなみに現在は公募割れ予想が独走状態に入っています。
仮条件決定前の投票も入っているので今後多少かわるかもしれませんが、流石に強気になることはないでしょうね。
暗雲立ち込めております。。
ランサーズ(4484)のIPOが当選しやすい証券会社は??
続いて、ランサーズ(4484)が当選しやすい証券会社を紹介していきます。
IPOの各社割当枚数は下記の通りです。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 大和証券 |
21,916枚
|
3,288枚
|
1
|
幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
913枚
|
92枚
|
6
|
楽天証券 |
913枚
|
913枚
|
2
|
|
SMBC日興証券 |
521枚
|
53枚
|
7
|
|
SBI証券 |
521枚
|
235枚
|
5
|
|
マネックス証券 |
521枚
|
521枚
|
3
|
|
松井証券 |
391枚
|
274枚
|
4
|
|
岩井コスモ証券 |
391枚
|
40枚
|
8
|
|
委託幹事 | auカブコム証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
DMM株(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
1番当選しやすいのは主幹事の大和証券
ランサーズに当選したならば主幹事の大和証券が1番の狙い目です。
おそらくですが当選確率はかなり高くなると思われます。
当選枚数は多いですし、大和証券は抽選割合も高いですからね。
補欠当選も含めたらジャンジャン出てくるでしょう。
チャンス当選する人もたくさん出るはず。
大和証券はIPOルールがちょっと複雑です。
理解していない人は下記記事をチェックしてくださいませ。
その他狙い目の証券会社
ランサーズでは平幹事でも当選が目指せると思います。
狙い目になるのはやはりネット証券4社。
とくに楽天証券にいたっては上位幹事入りしています。
100%抽選配分ですしいつも以上に期待できるでしょう。
抽選結果時には当選確率も公表してくれるので、どのくらいの数字になるかちょっと楽しみ。
楽天証券は当選するとキャンセルできませんが、こちらからは当選確率知りたさに申込してみようと思います!!
ランサーズ(4484)のIPO最終BBスタンス
最後にランサーズ(4484)における最終的なBBスタンスを紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 大和証券 |
選外
|
幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
不参加
|
楽天証券 |
後期
|
|
SMBC日興証券 |
不参加
|
|
SBI証券 |
落選
|
|
マネックス証券 |
落選
|
|
松井証券 |
補欠当選
|
|
岩井コスモ証券 |
不参加
|
|
委託幹事 | auカブコム証券(?) |
不参加
|
岡三オンライン証券(?) |
不参加
|
|
GMOクリック証券(?) |
不参加
|
|
ライブスター証券(?) |
不参加
|
|
DMM株(?) |
不参加
|
上記のとおり、一部参加としました。
大幅にディスカウントされましたがそれでも公募割れの可能性は十分。
公募価格前後での初値形成はほぼ確定でしょう。
ただ、公募価格は低いですし最悪の結果になってもダメージは少ないです。
とりあえずちょっとだけチャレンジしてみます。
ちなみにIPO初心者は普通にスルーで問題ないと思います。
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前から上場が噂されてたランサーズとフリーですが、事業的に長期的にはどうなんでしょうか?
個人的にはfreeeだと思います。
市場規模は拡大しますし、クラウド会計はどんどん普及していくでしょうから。