どうも、メカニックです!!
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPOが新規承認されました。
2019/03/14に上場予定で事業内容は”木造耐震設計並びにその設計に基づく構造部材の販売“です。
このページではエヌ・シー・エヌ(7057)のIPO詳細や仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もし、IPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPO詳細
銘柄 | 株式会社エヌ・シー・エヌ |
---|---|
市場 | ジャスダック |
上場日 | 2019/3/14 |
コード | 7057 |
公募 | 560,000株 |
売出し | 240,000株 |
OA | 120,000株 |
想定価格 | 700円 |
吸収金額 | 約6.4億円(想定価格ベース) |
時価総額 | 約21.5億円(想定価格ベース) |
株主優待 | なし |
BB期間 | 2019/02/26~03/04 |
公開価格決定日 | 2019/03/05 |
エヌ・シー・エヌ(7057)ってどんな会社??
今回新規承認されたのは1996年に設立された東京都に本社をおく株式会社NCNになります。
NCNは”New Constructor’s Network”の略。
木造耐震設計を中心とした事業を展開している会社です。
現在の従業員は85名で、平均年間給与は約582万円になります。
事業モデルとしてはNCNから登録施工店に構造加工品の販売、構造計算、温熱計算などを提供し、登録施工店からは登録料や会費、構造計算料を貰うというモデルです。
大きく分けると”木造耐震設計事業”と”その他”からなり、木造耐震設計事業ではSE構法をしようした重量木骨の家、さらにハウスメーカーへOEM供給をしています。
良品計画との合弁会社である株式会社MUJI HOUSEが販売している「無印良品の家」にも標準採用されているようです。
その他事業では、温熱エネルギー計算や長期優良住宅認定の代行サービスなど住宅の資産価値向上に向けたサービスを手がけています。
そして、それぞれの売上げは下記の通り。
木造耐震設計事業がほとんどの売り上げを占めています。
相手先を見るとアールシーコア、合弁会社のMUJI HOUSEの名前がありました。
この2社で35%ほどの割合と、そこそこ依存している形になりますね。
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPOスペック
続いてエヌ・シー・エヌ(7057)のIPOスペックを見ていきましょう。
想定価格は700円、上場予定市場は東証2部で吸収金額は約6.4億円となっています。
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPOにおけるマイナス要素
始めにエヌ・シー・エヌ(7057)のマイナス要素から見ていきます。
ファーストインプレッションで感じるのは業績の地味さです。
不動産関連は目新しさがなく、IPOではそこまで人気化しません。
不動産テックならよかったんですけどね。
しかし木造の耐震設計ということで、多少テーマ性はあります。
最近は耐震関連で色々とニュースに取り上げられているのでこのあたりは多少追い風になるかもしれません。
あと、スケジュールがやや過密になってきているのも多少気になります。
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPOにおけるプラス要素
一番のプラス要素はやはり需給面でしょう。
ジャスダックで6億円台の吸収金額は需給面で非常に有利。
しかも売り出し価格も1,000円以下という買いやすい価格なのもグッドです。
意外と低価格のIPOって公募割れしにくいんですよね。
株主にVC(ベンチャーキャピタル)もいませんしロックアップもがっちりかかっているので、このスペックならばプラスリターンが濃厚だと思います。
A級IPOとは言えませんがB級くらいの評価はできそうです。
追記
仮条件が上ブレしたことで吸収金額は最大7.4億円となりました。
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPO仮条件
想定価格は700円でしたので100円の上ブレ。
機関投資家の評価はそれなりによかったようですね。
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPO公開価格
無事、上限で決定しました。
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPO初値結果
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPO割当枚数と当選期待度
続いてエヌ・シー・エヌ(7057)のIPO幹事団と各社における割当枚数を紹介します。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
7,120枚
|
712枚
|
1
|
幹事 | みずほ証券 |
240枚
|
24枚
|
4
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
240枚
|
24枚
|
3
|
|
SBI証券 |
240枚
|
108枚
|
2
|
|
SMBC日興証券 |
80枚
|
8枚
|
6
|
|
エイチエス証券 |
80枚
|
8枚
|
5
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
楽天証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
松井証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
DMM株(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
エヌ・シー・エヌ(7057)の主幹事
エヌ・シー・エヌ(7057)の主幹事は野村證券です。
2019年はこれで4社目の主幹事ということで、だんだんペースアップしてきました。
この感じだと例年通り、主幹事数はかなり多くなるでしょうね。
自分的には相性がそこまで良くないのであまり喜ばしいことではありませんが 笑
ただ、資金不要で参加できるので少ない投資資金でIPOに参加している人にはありがたい証券会社です。
詳しいIPOルールは下記にまとめてありますので知らない人はチェックしてみてください。
エヌ・シー・エヌ(7057)の当選を目指している方は第一優先で申込をしましょう!!
ちなみに今回は売出価格が1,000円未満なので2枚ワンセットになるかと思います。
当選するの難しそう!!
その他狙い目の証券会社
その他エヌ・シー・エヌ(7057)の幹事構成をチェックしてみると大手証券が多く、ネット証券はSBI証券とエイチエス証券の2社のみ。
全ての証券会社からネット申込が可能ですが、ネット組にとってそこまで有利な構成ではありません。
単純に上位幹事を中心に攻めていくのが一番効率いい攻め方なのかなと思います。
SBI証券は落選してもIPOチャレンジポイントがもらえるのでここはマストとして、みずほ証券からも最低限攻めておきたいところでしょう。
あとエイチエス証券は野村証券同様に0円でIPOに参加できますので、資金的負担はありませんよ。
auカブコム証券とDMM株で委託販売する可能性がありますのでこちらもチェックしておきたいところです。
また、最近IPO投資を始めた方はIPOの当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてありますので是非一読してみてくださいませ。
自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
最後にエヌ・シー・エヌ(7057)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
落選
|
幹事 | みずほ証券 |
落選
|
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
次点
|
|
SBI証券 |
落選
|
|
SMBC日興証券 |
補欠
|
|
エイチエス証券 |
落選
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
取扱なし
|
松井証券(?) |
取扱なし
|
|
楽天証券(?) |
取扱なし
|
|
GMOクリック証券(?) |
取扱なし
|
|
ライブスター証券(?) |
取扱なし
|
|
DMM株(?) |
取扱なし
|
初値高騰は期待できそうにありませんが、公募割れの可能性は少ないと感じていますのでフルエントリーするつもりです。
想定価格が低価格なこともあり、大きな利益は期待できないでしょうけどね。
良くて数万円のリターンかなと思っています。
一応、参加方向で考えておけば大丈夫だと思いますが地合いがまだまだ安定していないので、慎重派の方は仮条件決定後に最終決定するようにしましょう。
とはいえ、最近はライバルが多くなってきてIPOの当選確率がグッと下がっているのでこのぐらいは攻めていかないと厳しいかなという印象を持っています。
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPO初値予想
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
エヌ・シー・エヌ(7057)のIPO個人的評価
【総合評価】
23/35
【スタンス】
やや強気
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