今回から何回かに分けて12月IPOの各社における抽選配分枚数の結果を紹介していきたいと思います
12月はかなりのIPOが新規承認されたのでかなり長くなってしまいそうです(^^;;
では、まず初めに残り3銘柄、インベスターズクラウド(1435)と鎌倉新書(6184)、ラクス(3923)の抽選配分枚数の結果を紹介したいと思います
中でも、IPOインベスターズクラウドはSBI証券主幹事でしたが、複数枚当選した人がかなりいたことがわかりましたよ(^ ^)
【補足】
IPOの各社割当枚数は新規承認時の目論見書に記載されていますが、機関投資家やその他証券会社に配分するために「目論見書に記載の割当枚数 = 個人へ配分する枚数」ではありません。
今回紹介するのは純粋に各証券会社が個人投資家にどれだけ配分したかというデータになります
“目論見書に記載の割当数” と “個人への配分数” でどのくらいの差があるかチェックしてみるのもいいかもしれません
IPOインベスターズクラウド(1435)における各社の抽選配分枚数結果
【目論見書に記載の割当】
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | SBI証券 |
9,265枚
|
4,170枚
|
1
|
みずほ証券 |
872枚
|
87枚
|
2
|
|
大和証券 |
218枚
|
33+11枚
|
3
|
|
岩井コスモ証券 |
109枚
|
11枚
|
4
|
|
SMBCフレンド証券 |
109枚
|
11枚
|
4
|
|
エース証券 |
109枚
|
11枚
|
4
|
|
藍澤證券 |
109枚
|
11枚
|
4
|
|
水戸証券 |
109枚
|
11枚
|
4
|
|
委託 | 安藤証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
【個人への配分】
証券会社 | 割当枚数 | 抽選配分枚数結果 | 当選人数 | 抽選割合 | |
---|---|---|---|---|---|
主幹事 | SBI証券 |
8,058枚
|
3,801枚
|
3,055人
|
47.1%
|
みずほ証券 |
773枚
|
81枚
|
81人
|
10.4%
|
|
大和証券 |
172枚
|
30+10枚
|
30+10人
|
23.2%
|
|
岩井コスモ証券 |
100枚
|
10枚
|
10人
|
10.0%
|
|
SMBCフレンド証券 |
94枚
|
10枚
|
10人
|
10.6%
|
|
エース証券 |
100枚
|
9枚
|
9人
|
9.0%
|
|
藍澤證券 |
68枚
|
7枚
|
7人
|
10.2%
|
|
水戸証券 |
98枚
|
12枚
|
12人
|
12.2%
|
まずは”初値高騰” → “セカンダリー成功” と優秀なIPOだったインベスターズクラウドからみていきましょう
ちなみに、現在は初値からグングン上がっていき、すでに時価総額は1,000億円を超える企業となってしまいました
2015年の大化け銘柄の一つですね(^ ^)
話を戻しましょう
全体的な配分は各社いつも通りの配分となっていることから人気化したことがわかります
副幹事だったみずほ証券でも81人の方が当選できているので、ここで運良くゲットできた人もいるでしょう
そして、主幹事のSBI証券ではもちろん、複数枚当選した方がいらっしゃいます
3,801枚 – 3,055人 = 746枚
この数があふれていますので、200株 or 300株配分された方がいるということになりますね♪
IPOチャレンジポイントを使った人では300株配分された人もいましたし、一般抽選でも200株配分された人がいましたのであふれているのはその分でしょう
IPOチャレンジポイントのボーダーラインは140ptほどだったIPOでしたので、利益を出せた方が多く、中々優秀なIPOだったと思います(^ ^)
IPO鎌倉新書(6184)における各社の抽選配分枚数結果
【目論見書に記載の割当】
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | SMBC日興証券 |
4,400枚
|
440枚
|
1
|
大和証券 |
250枚
|
38+13枚
|
2
|
|
岩井コスモ証券 |
50枚
|
5枚
|
4
|
|
極東証券 |
50枚
|
5枚
|
4
|
|
SMBCフレンド証券 |
50枚
|
5枚
|
4
|
|
丸三証券 |
50枚
|
5枚
|
4
|
|
東海東京証券 |
50枚
|
5枚
|
4
|
|
岡三証券 |
50枚
|
5枚
|
4
|
|
SBI証券 |
50枚
|
23枚
|
3
|
|
委託 | 安藤証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
【個人への配分】
証券会社 | 割当枚数 | 抽選配分枚数結果 | 当選人数 | 抽選割合 | |
---|---|---|---|---|---|
主幹事 | SMBC日興証券 |
3,737枚
|
401枚
|
401人
|
10.7%
|
大和証券 |
202枚
|
32+11枚
|
32+11人
|
21.2%
|
|
岩井コスモ証券 |
46枚
|
5枚
|
5人
|
10.8%
|
|
極東証券 |
46枚
|
0枚
|
0人
|
0.0%
|
|
SMBCフレンド証券 |
43枚
|
5枚
|
5人
|
11.6%
|
|
丸三証券 |
46枚
|
5枚
|
5人
|
10.8%
|
|
東海東京証券 |
41枚
|
5枚
|
5人
|
12.1%
|
|
岡三証券 |
46枚
|
5枚
|
5人
|
10.8%
|
|
SBI証券 |
44枚
|
23枚
|
23人
|
52.2%
|
続いてIPO鎌倉新書を見ていきましょう
こちらはSMBC日興証券が主幹事でしたが、どこも10%以上を抽選に回しているので人気が高かったことがわかります
SBI証券が通常45%のところを50%以上に数値になっているのが気になりますが多い分には問題ないですね♪
「SBI証券、ありがとう!!」という感じですww
複数配分しているところもありませんし、こちらは特に変わったところはないように思います(^ ^)
ちなみに、極東証券とSMBCフレンド証券はネットから申し込みはできませんので、ご注意ください。
IPOラクス(3923)における各社の抽選配分枚数結果
【目論見書に記載の割当】
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | みずほ証券 |
3,600枚
|
360枚
|
1
|
野村證券 |
200枚
|
20枚
|
3
|
|
SBI証券 |
200枚
|
90枚
|
2
|
|
委託 | マネックス証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
松井証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
【個人への配分】
証券会社 | 割当枚数 | 抽選配分枚数 | 当選人数 | 抽選割合 | |
---|---|---|---|---|---|
主幹事 | みずほ証券 |
2,813枚
|
299枚
|
299人
|
10.6%
|
野村證券 |
164枚
|
16枚
|
16人
|
9.7%
|
|
SBI証券 |
161枚
|
74枚
|
74人
|
45.9%
|
|
委託 | マネックス証券 |
20枚
|
20枚
|
20人
|
100.0%
|
松井証券 |
5枚
|
5枚
|
5人
|
100.0%
|
最後はやや不発気味だったIPOラクスにいきましょう(^ ^)
みずほ証券が主幹事でしたが当選人数は299人とかなりのプラチナチケットだったことがわかります。
また、平幹事ながらSBI証券では74人の当選者がいますので、運が良ければここで拾えた可能性もありますね♪
そして、個人的に注目したいのは委託幹事であるマネックス証券です。
今回は正式幹事ではありませんでしたが、20枚も割当がありました
松井証券も委託幹事入りしていますが、こちらは僅か5枚。
自分は系列グループでない限り”委託幹事 = 割当枚数5枚” と勝手に思っていましたが、どうやらそればっかりではないようです(^^;;
いい勉強になりました
まとめ
やはり、インベスターズクラウドのようなSBI証券主幹事でそれなりに枚数があるIPOは当選社も多いですし、複数配分される可能性が高くなります。
この規模だとIPOチャレンジポイントのボーダーラインは低めになりますが、その分初値も少し抑えられてしまうこともあるので、使いどきがなかなか難しいです(^^;;
かといって、枚数が少なければ利益は乗りやすいですがボーダーラインは高くなりますから、IPOチャレンジポイントを使う時は常にジレンマが存在しているような形です
また、委託幹事の枚数についても新たな発見がありました!!
今回のデータを参考にするならば、マネックス証券が委託幹事入りした場合は軽視しないほうが良さそうです
20枚も割当があったら平幹事並みの期待度はありますからね(^ ^)
さて、今回はとりあえずはこんな形です
次はIPOランドコンピューターから引き続き紹介していきたいと思います♪
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