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ロボアドバイザー

【11月運用実績】SBIラップはウェルスナビより儲かると評判!? メリット6選とデメリット3選

SBI証券が新たにSBIラップというAI投資一任サービスを開始しました。

簡単に言えばAIを利用したロボアドサービスです。

今回はこのSBIラップについて商品の構成から手数料、メリット・デメリットを徹底解説していきます。

また、この記事の動画VerをYouTubeで公開しています。

よろしければ、ご視聴&チャンネル登録していただけますと幸いです。

 

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【2024年11月】SBIラップにおける運用実績

肝心なことはSBIラップでの投資が儲かるかどうかだと思いますので、まずは自分の運用実績から紹介します。

2022年3月のスタート直後から10万円を投資しました!!

10月から1万円積立設定しており、現在は36万円をAI投資コースに投資中。

2024年11月の通算損益は85,193円となっています。

10月は74,732円でしたので大きく上昇しました。

2024年に入ってから毎月最高記録を更新していましたがついにストップ。

突如訪れた米国の株安と急激な円高が原因です。

ただチャートを見ていただければ分かる通り、そこから復活を遂げています。

ここからまた最高値を更新できるかもしれません。

長期投資前提ですので、短期間での成績はあまり気にしていませんがやはり含み益だと嬉しいものです。

ちなみにポートフォリオですが先月からはこのようにリバランスされました。(1ヶ月から2ヶ月遅れです)

米国株式を売却し、米国不動産を買い増しています。

米国株の一部を一旦利確した形ですかね。

このように毎月大きくリアロケーションしていくのがSBIラップの大きなメリット。

儲かる商品を毎月入れ替えて短期でも利益を追求していきます。

これが来月どの程度リアロケーションされるか注目です!!

今の所は予想以上の運用実績を出してくれていますよ。

 

SBIラップとは??

SBIラップはSBI証券が新たに始めたAIを搭載したグローバル分散投資ができるラップサービスです。

ラップサービスとは各々が考える運用方針に基づき、実際の資産の運用・管理を専門家に任せるサービスのことです。

最近流行りのロボアドもこのラップサービスの一つに分類されます。

SBIラップは連結子会社のFOLIOの「4RAP」という基幹システムを利用しており、ポートフォリオを大胆にリアロケーションするのが大きな特徴です。

現在はAI投資コースと匠の運用コースの2種類から好きなコースを選択できます。

 

SBIラップの手数料

SBIラップではAI投資コースと匠の運用コースで手数料が変わります。

AI投資コース

手数料は下記の通りです。

申込手数料 0円
手数料 0.66%(年率・税込)
信託報酬の合計 0.295%

合計手数料は1.1%を切ります。

追加購入、解約、投資配分の変更に関しては手数料がかかりません。

毎月1日から月末日までの日次報酬額を合計した金額(月次報酬額)が、その月の最終営業日の前営業日に、SBIラップ口座の現金部分から自動的に差し引かれます。

匠の運用コース

手数料は下記の通りです。

申込手数料 0円
手数料 0.77%(年率・税込)
信託報酬の合計 最大0.858%

合計手数料は1.%を超えます。

アクティブファンドですのでAI投資コースと比較すると0.6%以上も高いです。

 

SBIラップの投資商品

SBIラップの投資商品は投資コースで変わります。

AI投資コース

SBIラップでは投資信託を利用した投資を行います。

  • (ラップ専用)SBI・米国株式
  • (ラップ専用)SBI・先進国株式
  • (ラップ専用)SBI・新興国株式
  • (ラップ専用)SBI・米国債券
  • (ラップ専用)SBI・米国ハイイールド債券
  • (ラップ専用)SBI・新興国債券
  • (ラップ専用)SBI・米国不動産
  • (ラップ専用)SBI・米国不動産

SBIラップ専用で組成された8つの投資信託です。

相場に合わせてAIが判断し、この8つの投資信託を定期的に入れ替えながらポートフォリオを構築します。

WealthNaviTHEOなど、国内で人気のロボアドはETFを利用していますが、SBIラップでは投資信託です。

ただし、SBIラップ専用の投資信託を通じて、米国上場のETFに投資を行なっていますので、間接的にETFに投資をしていることになります。

匠の運用コース

  • ラップ専用・日本株式アクティブ(セレクト・オポチュニティ) 0.748%
  • ラップ専用・J-REIT アクティブ 0.561%
  • ラップ専用・世界株式アクティブ(グローバル・バリュー) 0.803%
  • ラップ専用・世界株式アクティブ(グローバル・マルチテーマ) 0.803%
  • ラップ専用・グローバルREITアクティブ 0.858%
  • ラップ専用・日本債券アクティブ(クレジット戦略型) 0.374%
  • ラップ専用・外国債券アクティブ 0.528%
  • ラップ専用・外国国債アクティブ(為替ヘッジあり) 0.506%
  • ラップ専用・米国ハイ・イールド債券アクティブ 1.078%

野村亜ゼットマネジメントが厳選したアクティブファンドを活用する点が大きな特徴です。

 

SBIラップの始め方

SBIラップの始め方を紹介します。

  1. SBI証券に口座開設
  2. SBIラップに申し込み
  3. 投資資金を設定

まずはSBI証券への口座開設が必要です。

その後、SBIラップに申し込みをします。

投資金額を設定すれば、あとはほったらかしでオッケーです。

全自動で投資を行ってくれます。

契約期間は1年ですが、自動更新となりますので特別な手続きは必要ありません。

また、申し込みできるのは個人口座のみで法人口座は申し込みができませんので注意してください。

 

SBIラップのメリット

SBIラップのメリットをまとめましたので、詳しく解説します。

メリット1:AI全自動投資ができる

SBIラップでは全自動投資を体験できます。

投資後はほったらかしでオッケーです。

WealthNaviTHEOといった大手ロボアドバイザーと最も違う点は、AIです。

AIを活用して40種以上のマーケットデータを精緻に分析し、相場を先読みしたリスクコントロール型の自動投資配分をおこないます。

毎月1回、資産対象を大胆にリアロケーションし、一般的なロボアドよりも高いパフォーマンスを目指しています。

メリット2:1万円から投資可能

最低投資金額はたった1万円です。

誰でも気軽に始めることができます。

メリット3:運用期間中もポイントが貯まる

SBIラップでは保有残高に応じてポイントが付与される「SBIラップマイレージ」を提供しています。

こちらは月間平均運用資産に応じて、ポイントが付与されます。

  • 1,000万円以上 → 年0.2%
  • 1,000万円未満 → 年0.1%

投信マイレージサービスと同水準のポイント付与率です。

付与されるポイントはVポイント、dポイント、Pontaポイントの3つから選択可能です。

メリット4:積み立てもできる

SBIラップでは毎月1回、1万円(1,000円単位)で積立投資が行えます。

SBI証券総合口座からの振替です。

積立資金は、毎月最終営業日にSBI証券総合口座から自動で振り替えられます。

ちなみにSBI証券では銀行引落サービスを提供しており、手数料無料で登録した銀行口座から毎月自動的に引落し可能です。

こちらを設定すれば資金移動が楽になります。

メリット5:運用実績が毎月届く

毎月の運用状況を月次レポートで公開します。

これによりマーケットの分析や、投資配分の比率がどのくらい変更されたかなど、定期的にチェックすることが可能です。

メリット6:手数料が割安

SBIラップの最低手数料は信託報酬を含めても合計1.1%未満です。

国内のロボアドを見ると多くが1%前後の手数料を採用しています。

同じAI投資であるFOLIO ROBO PROも1.1%ですので、これらと比較すると割安です。

ただし匠の運用コースはアクティブファンドということもあり、手数料は高めとなっています。

 

SBIラップのデメリットや注意点

続いてデメリットや注意点をまとめます。

デメリット1:損失がでる場合がある

AIを利用した全自動投資ですが、損失がでる場合があります。

確実に儲かるわけではありません。

リターンを求めるならばリスクを負う必要があります。

デメリット2:1万円未満で投資できるロボアドがある

SBIラップでは1万円から投資ができますが、国内では1万円未満で始められるロボアドが存在します。

それはマネックス証券が提供しているON COMPASSです。

ON COMPASSなら1,000円から投資ができます。

もし、できるだけリスクを抑えてロボアドバイザー投資を始めたいという人がいたらON COMPASSがおすすめです。

デメリット3:NISA口座が利用できない

残念ながらNISA口座には対応していません。

ロボアドバイザーサービスでNISA口座に対応しているのはウェルスナビ、SUSTENです。

節税メリットを受けながら投資したい人はウェルスナビがおすすめです。

 

SBIラップは儲かるのか!?

先ほども言いましたが、SBIラップは投資ですので確実に儲かるとは言えません。

ただし、AI投資コースにおいて過去10年間のバックテストの結果が公表されています。

こちらを見ると、一般的なロボアドバイザーよりも高いパフォーマンスを出していることがわかります。

SBIラップでは155%のリターンを生み出し、他のロボアドバイザーよりも80%高い結果になりました。

この運用実績がずっと続くとは限りませんが、自動運用にもかかわらずこのパフォーマンスは評価できる結果でしょう。

ちなみに自分はシステムを提供しているFOLIOのROBO PROで1年以上投資をしていますが、そちらの運用実績は約24.8万円のプラス。(+44.8%)

よって、このバックテストの信憑性は高いと思います。

 

SBIラップの評判や口コミ

SBIラップの口コミをネット上で調べてみました。

ほとんどの人が含み益を達成していました。

10%以上の含み益を出している人が多数です。

評判は上々でした!!

 

まとめ

では、最後にまとめます。

要点まとめ
  • SBI証券が提供するAIロボアド
  • 投資後はほったらかしでOK
  • 手数料は投資コースによって異なる
  • 2種類の投資コースから選択可能
  • 運用額に応じてポイントが貯まる
  • 毎月レポートが届く
  • SBI証券の口座が必要
  • 法人口座は申し込み不可
  • NISA口座は利用できない

現在、国内のロボアドはウェルスナビTHEOを筆頭に、成果報酬型のSUSTENなど様々なサービスが鎬を削っています。

ただ、自動売買といってもその多くがリバランスのみで、SBIラップやFOLIOのロボプロのように大胆なリアロケーションはしません。

つまり、ほとんど売買をしないのが現状です。

一方、SBIラップなら毎月、利益が狙えそうな金融商品を変えていくことから、長期はもちろん短期でも利益を狙えます

個人的には「真のロボアド」だと感じていますので、気になった方は是非1万円からチャレンジしてみてください。

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自分が投資した時の記事は下記にありますので、よろしければこちらも一読してみてください。

最新の運用実績も公開していますよ。

一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年3月末現在)
『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイ
ザー社調べ(2024年6月時点)

POSTED COMMENT

  1. takmasa より:

    毎月大胆なリアロケーションをするという事は
    売買なので税金が毎月発生するという事ですよね。
    一般的なロボアドの場合,運用期間中の税金は
    「リスク許容度の変更」をしない限り発生しませんけど,
    そこら辺はどうなっているのでしょうか。
    高い運用利回りを謳っていますが実質2割引かな。

    • メカニック より:

      おっしゃるとおりです。
      自分はロボアドバイザー5社で投資していますが、年間取引報告書をチェックしたところFOLIOのロボプロだけ飛びぬけて大きな利益となっていました。(利益確定していた)
      ただ、裏を返せば短期でも利益を得られるということですし、他のロボプロを比較してもパフォーマンスが良いので、税金を引かれたとしても、得られる利益が多くなる可能性があります。

  2. 匿名 より:

    メカさんは口座開設しましたか?
    配当金が出た場合再投資されますか?

    • メカニック より:

      申込して、本日やっと投資できるようになりました。
      SBIラップは再投資型の投資信託だと思うので、配当金は出ないと思います。
      判明したら記事に追記しますね。

  3. 匿名 より:

    スポットで入金する場合、タイミングは考慮しなくてもAIが常時最適化をしてくれるんでしょうか。暴落時の入金を待つ必要はないでしょうか。

    • メカニック より:

      質問の意味がよくわかりません。
      詳しく知りたい場合はSBI証券に問い合わせてみてください。

  4. かほきち より:

    火曜日に購入しましたが、まだいつ反映するのでしょうか?

  5. から騒ぎ より:

    一定の現金も保持して、市場を予測して各投資信託の安値のタイミングで随時購入してくれるのか?という意味では。

  6. おぐっち より:

    とても興味があります。
    契約期間(1年自動更新)というのはどの様な意味でしょうか?
    1年間は引き出しが出来ないという事ですか?

    • メカニック より:

      途中解約は可能で、いつでも出金ができますので安心してください。

  7. かどにあ より:

    基本完全放ったらかしで、証券口座もほとんどログインしていない者です。
    先程「そういえばSBIで何運用してたかな」とログインした所、「SBIラップ」という見慣れないタブを見つけました。FOLIOそのものっぽいけれどどうなんだろう?と思って、「SBIラップ IPOメカニック」でピンポイント検索した(笑)ら出てきたので、私も運用してみます。いつも貴重な情報発信ありがとうございます。
    手数料が、W…くらい高い匠も、少額入れてほっといてみます。

    • メカニック より:

      検索までしていただきありがとうございます。
      個人的にはAIコースの方が手数料も抑えられておりおすすめです。
      他のロボアドと比較しても遜色ないレベルなのでSBIユーザーでロボアドに興味があればやってみる価値はあると思います。

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