日本航空(JAL)のPOは儲かるのか!? 主幹事構成や注意点をまとめてみた!!

PO好きのみなさん、またまた面白い案件が登場しましたよぉ。

先日のソフトバンクはみんなに大きな利益をもたらした素晴らしい案件となりましたが、今回もそうなりそうな予感。

なんと、日本航空の公募増資(PO)が発表されました!!

規模はなかなかの大きさなのでネットからの参加でも複数当選が狙えそうです。

ただ、注意すべき点もありますので本日はそのあたりも含めて紹介させていただきますね。

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POってそもそも何??

POについて知らない人もいると思うので簡単に触れておきます。(ご存知の人はすっ飛ばしてください。)

このブログの読者はIPOについては詳しいと思うので、POという言葉からなんとなくどんなものか想像できる人もいるかもしれません。

POは簡単に言えばすでに上場している企業が公募・売出を行うことです。

参加方法はIPOと一緒で、ほとんど変わりません。

ただ、利益を出す方法が2パターンありまして、一つ目は当選した株をそのままホールドして、受け渡し日以降に売却するというやり方。

もう一つが、ヘッジ売りを利用してディスカウント分をサヤ抜きする方法。

この方法を利用できる銘柄はローリスクで利益を出せるため、人気になりやすい傾向があります。

ちなみに今回のJALは貸借銘柄ですのでヘッジ売りが可能。

詳しくは下記記事で紹介しているので、こちらを参考にしてください。

日本航空が今回の公募増資に踏み切った理由ですが、もちろん財務的に厳しいからです。

みなさんもご存知の通り、新型コロナの影響で旅行に行く人が激減しました。

現在はGo To トラベルで旅行に行く人も増えましたが、それでも国内だけで海外に行く人は以前として少ない状況が続いています。

そもそも入国規制をかけている国もあって以前のように自由に往来ができなくなっています。

この結果、日本航空は赤字に転落し、今期は2,400億円以上の赤字になる見通しとのこと。

日本航空として今回の公募増資で得た資金で、有利子負債の削減や社債の返還のための費用や、将来の需要の回復を見据えての設備投資に充てる予定です。

さらに今回の増資に加えて融資枠を1,000億円積み増す計画でいます。

では日本航空(JAL)のPOについて簡単に紹介します。

国内だけでなく海外でも公募を募ります。

今回の公募増資で最大1,680億円ほど資金調達できる算段です。

ちなみにソフトバンクのPOは売出のみで約1.5兆円ほどでした。

規模的には1/9ほどですね、

ディスカウント率は3.0%〜6.0%と悪くはありません。

おそらく人気化すると思うので3.0%で決まるとは思いますが、それでも現在の株価で計算すると1,843円ほどですから約5,500円。

もし6.0%で決まったらさらにこの倍です!!

なかなか魅力的な内容となっています。

割引率は3.04%に決まりました。

幹事構成はこの通り。