どうも、メカニックです!!
恵和(4251)のIPOが新規承認されました。
2019/10/30に上場予定で事業内容は”光学シート、産業資材等の製造販売“です。
このページでは恵和(4251)のIPO詳細や初値結果、仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もしIPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
結論:恵和(4251)のIPOは公募割れもありえる!!
時間がない人向けに恵和(4251)のIPOについてさっとまとめます。
結論からいうと、初値は公募価格前後に着地しそうです。
- 光学シートの製造・販売
- 上場市場は東証2部
- 吸収金額は約17億円
- 業績はヨコヨコ
- 公募が多く、株主にVCはいない
- 主幹事は大和証券
- 想定価格は770円
恵和(4251)は光学シートの製造・販売、そして機能製品事業を行なっている会社です。
上場予定市場は東証2部で吸収金額は17億円と小型案件。
残念ながら東証2部らしく黒字ながらも業績はヨコヨコと成長性は感じません。
最も当選しやすいのは主幹事は大和証券。
枚数も多いので比較的当選しやすいIPOだと思いますが、公募価格前後での初値形成が濃厚です。
恵和(4251)のIPO詳細
銘柄 | 恵和株式会社 |
---|---|
市場 | 東証2部 |
上場日 | 2019/10/30 |
コード | 4251 |
公募 | 1,500,000株 |
売り出し | 483,000株 |
OA | 297,400株 |
想定平均価格 | 770円 |
吸収金額 | 約17.6億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約57.1億(想定価格ベース) |
株主優待 | なし |
ブックビルディング期間 | 2019/10/11~10/18 |
公開価格決定日 | 2019/10/21 |
恵和(4251)ってどんな会社??
今回新規承認された恵和は1948年に設立された東京都に本社を置く企業です。
設立してから70年以上とはこれまたかなりの老舗企業になりますね。
沿革をみると神戸市に米国製ターポリン紙等統制外物資の販売を目的として恵和商工株式会社を設立。
その後、大阪を経由して東京に本社を移転して、様々な製品を開発しながら台湾、中国、米国などに子会社4社を設立しています。
従業員は年々増加していき直近では393名、提出会社の平均年間給与は約410万円です。
そして恵和の事業は下記の2つから構成されています。
- 光学シート事業
- 機能製品事業
事業概要図は下記の通り。
比較的わかりやすいビジネスモデルだと思います。
事業1:光学シート事業
光学シート事業ではのスマホやPC、タブレット、カーナビなどのディルプレイに使われてるフィルムなどを開発・製造・販売しています。
製品名は「オパルス」で、光のムラをなくし、均一に拡散させる機能を有するプラスチックフィルムです。
もしかしたら知らない間にいつのまにか恵和が作成したフィルムが使われたディスプレイを使用しているかもしれませんね。
事業2:機能製品事業
機能製品事業では防湿性、耐熱性、などを付加した包装資材、産業資材の製造・販売を行なっています。
またハウス栽培で使われる農業資材、太陽光発電のバックシートなどの製造・販売も行なっているとのことです。
相手先と販売実績
それぞれの販売実績は下記の通りです。
光学シート事業の方がやや売り上げが高いですが、機能製品事業も非常に貢献しています。
恵和(4251)のIPOスペック
続いて恵和(4251)のIPOスペックを見ていきましょう。
想定価格は770円。
上場予定市場は東証2部で吸収金額は約17.6億円となっています。
恵和(4251)のIPOにおけるマイナス要素
初めに恵和(4251)のマイナス要素をチェックしていきたいと思います。
まず残念なのは市場です。
東証2部は投資家に不人気で、初値パフォーマンスが非常に悪いです。
しかも今は地合いが悪いですし、スケジュールも過密気味。
とてもじゃありませんが初値高騰は難しいでしょう。
業種にも目新しさは感じませんし、全体的にパッとしません。
恵和(4251)のIPOにおけるプラス要素
続いてプラス要素にいきます。
東証2部ですが吸収金額が17億円と比較的小型なのはいいですね。
需給面でのアドバンテージはそこそこあります。
また、株主にVCがおらず、公募が多いのも好印象。
大株主のロックアップが1.5倍で解除されますが、さすがにそこまで上がることはないので気にする必要はないと思います。
ただしどれも大きなプラス要素とは言えず、厳しい初値になりそうです。
恵和(4251)のIPO仮条件
※仮条件決定後に更新
恵和(4251)のIPO公開価格
※公開価格が決定次第更新します。
恵和(4251)のIPO初値結果
初値売りで2.56万円の利益でした。(+33.2%)
恵和(4251)のIPO割当枚数と当選期待度
続いて恵和(4251))のIPO幹事団と各社における割当枚数を紹介します。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 大和証券 |
18,840枚
|
2,826枚
|
1
|
幹事 | いちよし証券 |
396枚
|
40枚
|
3
|
SBI証券 |
198枚
|
89枚
|
2
|
|
東海東京証券 |
198枚
|
20枚
|
4
|
|
エース証券 |
198枚
|
0枚
|
–
|
|
委託 | 岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
松井証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
楽天証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
安藤証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
DMM株(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
auカブコム証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
恵和(4251)の主幹事
恵和の主幹事は絶好調の大和証券!!
9月、10月と主幹事が多く、その勢いはまだまだ続きそうです。
自分は公募割れにはなりましたが9月にChatworkが当選、そして10月にはパワーソリューションズが補欠当選とこのところ相性が良くなってきています。
恵和では1番当選を期待できますので、IPOをゲットしたい人は第一優先で申込してくださいね。
枚数も多いのでチャンス回数が多い人はチャンス当選も狙えるかもしれませんよ。
詳しいIPOルールは下記記事に記載してありますので、知らない人はしっかりと確認しておきましょう。
その他狙い目の証券会社
続いて平幹事をチェックしていきます。
総勢4社と少数精鋭というラインナップ。
ただ、エース証券ではネットからIPOが申し込めませんので実質は3社ということになります。
想定価格も低く申込やすいIPOなので、どうせなら3社全てから申込するのがいいと思いますよ。
今回は申込をしない人もいると思いますが、それでもSBI証券からは申込をしてIPOチャレンジポイントだけはゲットしておくようにしましょう♪
また、最近IPO投資を始めた方向けに当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)を中心とした株式投資型クラウドファンディングも人気が高まっています。
企業と投資家が一緒になってIPOまで目指せる新しい方法なので興味がある人は是非チェックしてみてください。
自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
恵和(4251)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
恵和(4251)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社
|
抽選結果
|
|
---|---|---|
主幹事 | 大和証券 |
不参加
|
幹事 | いちよし証券 |
不参加
|
SBI証券 |
落選
|
|
東海東京証券 |
不参加
|
|
エース証券 |
不参加
|
|
委託 | 岡三オンライン証券(?) |
不参加
|
松井証券(?) |
不参加
|
|
楽天証券(?) |
不参加
|
|
安藤証券(?) |
不参加
|
|
ライブスター証券(?) |
不参加
|
|
GMOクリック証券(?) |
不参加
|
|
DMM株(?) |
不参加
|
|
auカブコム証券(?) |
不参加
|
一応、未定ですがかなり不参加よりです。
SBI証券のIPOチャレンジポイントをゲットできればそれでオッケーということになりそう。
まず、今の地合いを考えると公募価格前後での初値形成が濃厚で、最悪は公募割れの可能性もあります。
よほどイケイケの地合いにならない限りスルー方向でいいような気がしています。
追記
最終的にスルーすることにしました。
恵和(4251)のIPO初値予想
恵和(4251)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
恵和(4251)のIPO個人的評価
【総合評価】
19/35
【スタンス】
やや弱気
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