どうも、メカニックです。
キオクシアホールディングス(6600)の仮条件が決まりましたので、いつも通り初値予想をしていきたいと思います。
詳細なIPOデータは下記記事にまとめ済み。
上場日直前には最新の初値予想も更新予定です。
当選できた方は是非こちらもチェックしてくださいね。
結論:キオクシアホールディングス(6600)で初値高騰はありえない!!
時間がない人向けにこの記事の内容をサッとまとめました!!
【仮条件】 | 2,800円 〜 3,500円 |
---|---|
【初値予想 】 | 3,200円 〜 3,700円 |
【スタンス 】 | SBI証券のみ |
【狙い目】 | 全証券会社 |
想定価格は3,960円でしたので、 仮条件は大幅に下ブレしました。
これにより吸収金額は最大3,343億円。
かなりのサイズダウンになります。(承認時は3,782億円。)
市場は現在のところ未定ですが東証1部に決まる可能性が高いです。
残念ながら超大型規模となり需給面でのアドバンテージはありません。
知名度が高く、業種も「メモリやSSDの開発」と今後の需要も見込めるなどいくつかプラス要素はあるように感じますが、この規模では流石に厳しいです。
その上、公募に比べて売出しが多いですから換金色も濃い目。
ロックアップは堅く設定されてはいますが、あまり意味はなさないと思います。
スペック的な魅力は薄いので、公募価格前後での初値形成が濃厚です。
自分は無理する必要はないと判断してSBI証券からの申し込みという消極的なスタンスとしました。
当選を目指す人は主幹事の5社から申し込めばどこかでひっかかるはずです。
おそらく複数当選も容易でしょう。
平幹事でも当選が狙えると思うので、プラスリターンになると予想しているかたはできるだけ多くの証券会社から申込することをオススメします。
公募割れの可能性もあるので参加するかどうかは慎重に検討してください。
枚数が多ければ多いほどハイリスク・ハイリターンになります。
そして、IPO投資を始めたばかりの人は当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめました。
IPOに申し込みする前に是非チェックしてみてください。
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キオクシアホールディングス(6600)のIPO仮条件
ではここからは自分の考えを織り交ぜながらゆっくりとチェックしていきますね。
まずはキオクシアホールディングス(6600)の仮条件からみていきます。
承認時の想定価格は3,960円。
仮条件はこのように決まりました。
【仮条件】
うわーー!!
これはヤバイです。
下限では1,160円、上限でも460円の大幅下ブレとなりました
もし下限で決まったら約30%のディスカウント。
ここ最近では雪国まいたけでは上ブレ、ダイレクトマーケティングミックスも上限が想定価格と仮条件はそこまで悪くはなかったです。
この状況から考えると余程、機関投資家からの人気がなかったということでしょうね。
ただ、承認時よりも割安になったことは間違いありません。
はたしてこれが吉とでるか凶とでるか。。
キオクシアホールディングス(6600)のIPO直感的初値予想
続いて本題であるキオクシアホールディングス(6600)のIPO直感的初値予想をしていきます。
下記の初値予想は公募価格が仮条件の上限で決まったと仮定したものになります。
万が一、上限未満で決まった場合は公募価格にそれぞれの掛け率を乗じた初値予想だと思ってくださいませ。
3,200円 〜 3,700円
(公募比約0.9倍〜公募比1.1倍)
公募価格前後の初値予想としました。
キオクシアホールディングス(6600)のIPOスペック考察
それではキオクシアホールディングス(6600)のスペックをもう一度確認していきましょう。
初値に影響を与える”規模”、”業種”、”スケジュール”、”業績”の4つに焦点をあてて説明していきますね。
まず、上場市場は未定(ほぼ一部)。
吸収金額は仮条件が大幅に下ブレしたので最大3,343億円のままです。
承認時は3,782億円でしたので439億円のサイズダウンになります。
キオクシアホールディングス(6600)のIPOにおけるブル要素
始めにプラス要素をチェックしていきます。
一番は業種と知名度でしょう。
キオクシアホールディングスはフラッシュメモリの世界最大級の専業プレイヤーです。
しかも世界シェアはおよそ35%。
技術力も高く、日本以外での知名度も抜群。
取引先にはAppleやdellといった大手企業がずらり。
この技術を欲しい企業は海外にも非常に多いです。
SSDを中心としてフラッシュメモリは今後も必要なプロダクトですから、需要はしばらく落ち込むことはないと思います。
ただ、正直これ以外に大きなプラス要素は見当たりません。
キオクシアホールディングス(6600)のIPOにおけるベア要素
続いてマイナス要素を見ていきます。
まず、目に飛び込んで来るのはなんといっても吸収金額ではないでしょうか。
東証1部に決まると思いますがそれでもかなりの大型規模。
過去のIPOデータを見ても”上から数えて行った方が早い”というそれくらいのサイズです。
さすがにこれだけの超大型になると上値は重くなり、公募価格付近で初値形成する可能性が高いです。
また、公募に比べて売り出しも多いですからね。
投資家の換金目当てと言われてもしょうがないと思います。
あとはキオクシアホールディングスが上場する前後は多くの企業が上場し、スケジュールも過密日程。
9月から上場ラッシュが続いていることを考えると、キオクシアホールディングスが上場する日には投資家の買い疲れが起こっている可能性も否定できません。
地合いはいいんですがマイナス要素が多く、スペック的には微妙というのが正直な感想です。
キオクシアホールディングス(6600)のIPO業績
【売上げ】
【純利益】
前期の売上は現在1兆2,600億円ほど、純利益は2,161億円です。
すでにとんでもない数字を叩き出しています。
ただ、数字面でのインパクトはありますが成長性という面では不安が残ります。
売上は微増といった感じですし、純利益に関しては下落しているような。。
まだまだ需要は落ちない分野ですが、この業績だと投資家に評価されるのは難しいかもしれません。
キオクシアホールディングス(6600)のIPO初値予想アンケート途中結果
関通における初値予想アンケートの途中結果も簡単にご紹介。
結果を見る場合は左下にある “View Results” をクリック、または投票していただいても結果が表示されます。
ご協力くださいますと幸いです。
最新の情報を少し紹介すると、TOP3は下記のようになっています。
- 公募価格1.0倍〜1.5倍
- 公募割れ
- 公募価格同値
やはり公募価格前後に集中していますね。
この3位までで全体投票率の95%以上を占めていました。
個人的には雪国まいたけの結果をみて、少しイケイケ感がなくなったような気がします。
キオクシアホールディングス(6600)のIPOが当選しやすい証券会社は??
続いて、キオクシアホールディングス(6600)が当選しやすい証券会社を紹介していきます。
IPOの各社割当枚数は下記の通りです。
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
-枚
|
-枚
|
1
|
野村證券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ゴールドマン・サックス証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
JPモルガン証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
SMBC日興証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
大和証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
みずほ証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
幹事 | クレディ・スイス証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
松井証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
マネックス証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
楽天証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
SBI証券 |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
GMOクリック証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
ライブスター証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
DMM株(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
|
auカブコム証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
1番当選しやすいのは主幹事の5社
キオクシアホールディングスのIPO株を購入したいなら主幹事の5社から申し込みをしてください。
この5社から申し込めば最低でも1枚は当選できるはずです。
もしかしたら三菱UFJモルガンスタンレー証券は全員当選になるかも。
複数当選も全然可能だと思います。
ただ、国内よりも海外への販売が多いですし、さらにネット抽選への配分を絞るかもしれません。
そうなると予想以上に苦戦するかもしれませんので、一応頭に入れておくようにしましょう。
でも、当選のしやすさは間違いなく2020年NO.1の銘柄です。
その他狙い目の証券会社
平幹事はまさかのネット証券が揃い踏み。
松井証券、SBI証券、マネックス証券、楽天証券は4社とも抽選配分率が高いですし、マネックス証券、楽天証券に至っては完全平等抽選です。
必要なのは己の運だけ!!
今回は当選枚数が多いので平幹事からも十分に当選が狙えます。
ちなみに楽天証券は抽選倍率も公表してくれるんですが、どのくらいかめちゃくちゃ気になっています。
いつもは数百倍、数千倍ですので、もしかしたら久しぶりの一桁が見えるかも!?
キオクシアホールディングス(6600)のIPO最終BBスタンス
最後にキオクシアホールディングス(6600)における最終的なBBスタンスを紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
不参加
|
野村證券 |
不参加
|
|
ゴールドマン・サックス証券 |
ネット申込不可
|
|
JPモルガン証券 |
ネット申込不可
|
|
SMBC日興証券 |
不参加
|
|
大和証券 |
不参加
|
|
みずほ証券 |
不参加
|
|
幹事 | クレディ・スイス証券 |
ネット申込不可
|
松井証券 |
不参加
|
|
マネックス証券 |
不参加
|
|
楽天証券 |
不参加
|
|
SBI証券 |
参加
|
|
委託幹事 | auカブコム証券 |
不参加
|
岡三オンライン証券 |
不参加
|
|
GMOクリック証券 |
不参加
|
|
DMM株(?) |
不参加
|
|
ライブスター証券(?) |
不参加
|
後ろ髪を引かれる気もしますが、今回は安全第一としました。
実は少し前までは迷っていたんです。
このスタンスに導いてくれたのは”雪国まいたけ”。
こちらが公募割れしたことで目が覚めました。
もちろんプラスになる可能性もゼロではありません。
しかし、初値高騰になることはないのでリスクの方が高いと判断。
初心者の人は無理して申し込む必要はないと思います。
参加するかどうかはいつも以上に慎重に検討してくださいね。
当ブログでは株式投資型クラウドファンディングの国内最大手「FUNDINNO」と特別キャンペーンを実施しています。
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さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。