どうも、メカニックです!!
クオルテック(9165)のIPOが新規承認されました。
2023/7/28に上場予定で、事業内容は電子部品の不良解析・信頼性試験等の受託、レーザ加工・表面処理(めっき)技術を中心とした微細加工等です。
このページではクオルテック(9165)のIPO詳細や初値結果、仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もしIPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
また、下記のYouTube動画でも紹介しています。
最新の投資情報、キャッシュレス情報を紹介していますので、気に入っていただけたらチャンネル登録していただけますと幸いです。
結論:クオルテック(9165)の初値は微妙かも
吸収金額 | |
---|---|
市場 | |
公募売出比 | |
事業内容 | |
業績 | |
地合い | |
スケジュール |
【総合評価】
20/35
【スタンス】
中立
時間がない人向けにクオルテック(9165)のIPOについて要点をピックアップしてまとめました。
結論からいうと、初値は公募価格付近になりそうです。
- 信頼評価事業
- 7/28に上場
- 想定価格は2,540円
- 上場市場はグロース
- 吸収金額は約35.2億円
- 業績は横ばいだが黒字
- スケジュールはやや過密
- 主幹事は野村証券
- 申込日は7/11から7/18まで
クオルテックは電子部品の不良解析やレーザー加工、微細処理を行なっている会社です。
グロースへの上場を予定しており、想定価格は2,540円、吸収金額は35.2億円。
業績は黒字経営ですが売上はほぼ横ばいで成長性は感じません。
スケジュールは残念ながらGENDAと同日上場となりました。
さらに7月後半は連日上場が重なり、過密気味です。
事業内容に目新しさがなく、規模も中型となるためこのスペックでは初値は期待できそうもありません。
ただ好調な地合いが続けばプラスリターンにはなりそうです。
最も当選しやすい証券会社は主幹事の野村證券になります。
資金不要で参加できる上に、当選後のキャンセルもペナルティなし。
BBスタンスに迷ったらとりあえず参加しておきましょう。
また、最近IPO投資を始めた方向けに当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
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企業と投資家が一緒になってIPOまで目指せる新しい方法なので、興味がある人は是非チェックしてみてください。
自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
クオルテック(9165)のIPO初値予想と初値結果
クオルテック(9165)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
(公募価格の0.9倍〜1.1倍)
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
投票のお力添えをお願いいたします。
期限は上場日前日までです。
初値結果
クオルテック(9165)のIPO詳細
銘柄 | 株式会社クオルテック |
---|---|
市場 | グロース |
上場日 | 2023/7/28 |
コード | 9165 |
公募 | 250,000株 |
売り出し | 955,500株 |
OA | 180,700株 |
想定価格 | 2,540円 |
吸収金額 | 約35.2億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約59.7億円(想定価格ベース) |
仮条件 | 2,400円から2,540円 |
公開価格 | 2,540円 |
クオルテック(9165)ってどんな会社??
まずは今回新規承認されたクオルテックがどんな企業なのか簡単に紹介します。
前身は1993年に設立された株式会社大洋テクノサービスです。
2004年に現在の社名に変更。
VCから出資を受けながら約30年ほどでのIPOとなりました。
現在の従業員数は223名、提出会社の平均年間給与は491万円です。
そんなクオルテックの事業内容は信頼評価事業です。
ビジネスモデルは下記の通り。
具体的には電子部品の環境試験、電気試験、振動試験を行っています。
また、電子回路、ソフトウェア、水冷機器の試験環境を自社内で開発。
基盤の試作、量産レーザ加工を行っています。
相手先や販売実績
信頼性評価事業がメインです。
90%ほどの売上を占めています。
相手先は株式会社デンソーで、20%ほどを依存中です。
業績
売上は29期に大きく落ち込んでいますが、それを抜けばほぼ横ばいです。
純損益も波が荒い印象を受けます。
ここ3期ほどは黒字な点は評価できますがグロースということを考えるとやや物足りない印象です。
クオルテック(9165)のIPOスペック
続いて、クオルテックのIPOスペックを見ていきましょう。
想定価格は2,540円。
上場予定市場はグロースを見込んでおり、吸収金額は約35.2億円となっています。
クオルテック(9165)のIPOにおけるマイナス材料
残念な点は吸収金額です。
35億円越えは中型規模となり、重たさを感じます。
さらにグロース市場に上場ながら業績に成長性は表れていません。
事業内容も地味ですし、スケジュールも過密気味。
マイナス点は多い印象を受けます。
クオルテック(9165)のIPOにおけるプラス材料
残念ながら大きなプラス要素は見当たりません。
唯一、挙げるとすれば地合いでしょうか。
ここ最近は地合いが非常に好調で、IPOは軒並み初値高騰。
IPOバブルといっても過言ではありません。
クオルテック(9165)の幹事団と当選期待度
続いて、IPO幹事団と各社における期待度を紹介します。
証券会社 | 個人期待度 | |
---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
1
|
幹事 | SMBC日興証券 |
4
|
SBI証券 |
2
|
|
岩井コスモ証券 |
5
|
|
丸三証券 |
6
|
|
岡三証券 |
–
|
|
極東証券 |
–
|
|
マネックス証券 |
3
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
–
|
松井証券 |
–
|
|
楽天証券 |
–
|
|
GMOクリック証券(?) |
–
|
|
SBIネオトレード証券(?) |
–
|
|
DMM株(?) |
–
|
幹事構成をみると大手証券、中堅証券、ネット証券とバラエティに富んだラインナップです。
その中で主幹事は野村證券となっています。
野村證券といえば野村證券は資金不要でIPOの抽選に参加できる上に、当選後のキャンセルについてもペナリティはありません。
しかしその影響からか競争率が激しく、当選難易度は高いです。
一応、過度な期待はせずに申込だけはしておきましょう。
クオルテック(9165)のタイムスケジュールや購入方法
仮条件決定日 | 2023/7/7 |
---|---|
申込期間 | 2023/7/11から7/18 |
公開価格決定日 | 2023/7/19 |
購入申込期間 | 2023/7/20~7/25 |
仮条件は2023/7/7に決定します。
申込期間は2023/7/11から7/18ですので、IPOが欲しい人はこの期間内に証券会社から申込しましょう。
2023/7/19に公開価格が決まり、夕方から抽選結果が判明します。
2023/7/20から7/25が購入期間となっているので、当選、補欠当選した人はこの期間内に購入申込をしてください。
当選しても購入申込を忘れると購入できませんので注意しましょう。
IPO投資における手順は下記の通り。
- 証券会社に口座開設
- ネットからIPOに申し込み
- 抽選結果発表
- 当選したら購入
- 上場日に売却
この5ステップです。
さきほども言った通り、IPOは主幹事からの申し込みが最も当選確率が高いので第一優先で申し込みしましょう。
クオルテック(9165)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
クオルテック(9165)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
落選
|
幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
次点
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
不参加
|
松井証券(?) |
不参加
|
|
楽天証券(?) |
不参加
|
|
GMOクリック証券(?) |
不参加
|
|
SBIネオトレード証券(?) |
不参加
|
|
DMM株(?) |
不参加
|
|
auカブコム証券(?) |
不参加
|
新規承認時におけるBBスタンス
今は未定としています。
正直、スペック的にはあまり魅力を感じません。
ただ地合い次第ではプラスになる可能性が十分残っています。
リスクがある銘柄ですので、仮条件決定後に最終BBスタンスを決めるつもりです。
慎重にいきましょう。
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