今回は2024年12月におけるロボアドバイザー投資の運用実績を公開していきたいと思います。
気づけば師走となり、2024年も終わりに近づいてきました。
振り返ってみると日経平均40,000円を超える年初の株高から、1日で4,000円が暴落した8月まで、なかなかにボラリティが高い1年だったように思います。
ただ、終わりよければ全てよし。
果たして運用しているロボアドバイザーは良い締めくくりとなるパフォーマンスを披露してくれたのでしょうか??
ちなみに自分が利用しているロボアドバイザー投資は下記の7つ。
- ウェルスナビ
- THEO+docomo
- 楽ラップ
- SUSTEN
- ロボプロ
- SBIラップ
- ON COMPASS
では、早速見ていきましょう。
ロボアドバイザー投資とは??
まずは、ロボアドバイザー投資の基本をサクッとご紹介します!
ロボアドバイザー投資とは、ロボやAIが資産運用をいろいろな面からサポートしてくれるサービスのこと。
といっても、実際はアルゴリズムを活用したプログラミングによる運用です。
ロボアドバイザーは大きく分けて以下の2種類があります。
- 投資一任型 → 未経験者〜初心者向け
- アドバイス型 → 経験者向け
投資一任型
こちらは投資初心者や未経験者にピッタリのサービスです。
投資家がやることは入金だけ!ロボがあなたの性格や目標に合った運用を完全自動で行ってくれます。
投資の経験や知識が全くなくてもOKで、忙しいサラリーマンや日々の手間を減らしたい人にもおすすめ。
なんと積立投資までも自動でやってくれるんです!
アドバイス型
一方でアドバイス型は、どんな投資商品を選ぶべきかのアドバイスを提供してくれるタイプ。
ただし、定期的なリバランスなどのメンテナンスも自分でやらなければならないので、完全放置型とは言えません。
ある程度、投資経験がある方向けのスタイルですね。
ロボアドバイザーをもっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事をチェックしてみてください。
初めての方も安心してスタートできるはずです!
【2024年12月】WealthNavi(ウェルスナビ)の運用実績
手数料 | 最大1.1%+α |
---|---|
NISA口座 | 開設可能 |
クレカ投資 | 不可 |
ポイント投資 | 不可 |
最低投資金額 | 1万円から |
2017年4月からスタートしたウェルスナビでの積立投資についてご紹介します!
毎月コツコツと1万円ずつ積立投資を続けてきました。
現在の投資金額は116万円に達しています。
気になる最新の運用状況は以下の通り。
- 円ベース:1,005,514円(86.68%)
- ドルベース:4,555.21ドル(46.04%)
再び大台である含み益100万円を達成!!
7月に1度達成したんですが、8月の暴落で一気に含み益が削られました。
現在は再度高値を目指せる位置まで来ています。
円安に触れていることから円ベースよりもドルベースの方が含み益が少ないですが、大事なのは日本円なのでまぁ問題はありません。
始めたタイミングは今よりも円高だったので為替での利益も乗っている状況です。
参考までにポートフォリオも公開します。
ウェルスナビのポートフォリオは株式中心の超攻めた構成になっています!
そのおかげ(?)で、8月には一時大幅に下落する場面もありましたww
ただ、結果的にはほぼ行ってこいの状態に回復しており、現状の構成を変えるつもりはありません。
一応、株式以外の資産も組み込まれていますが、驚くことに現時点ではすべての資産がプラスという最高の状態です。
これからも冷静に感情を抑えながら、引き続き買い増しを続けていく予定です。
ちなみに、ウェルスナビはたった1万円から始められるので、これからロボアドを始めたいと思っている方には非常におすすめ!
手軽にスタートできて、長期投資の力も実感しやすいサービスだと思いますよ。
WealthNavi(ウェルスナビ)の詳細を知りたい人は下記記事を一読してみてくださいませ。
【2024年12月】THEO+docomoの運用実績
手数料 | 最大1.1% |
---|---|
NISA口座 | 非対応 |
クレカ投資 | dカードで可能 |
ポイント投資 | dポイントで可能 |
最低投資金額 | 10万円から |
次はTHEO + docomo!
実は、自分がロボアドにハマったきっかけがTHEOなんです。
それからTHEOの派生サービスが次々に登場し、今はTHEO + docomoに落ち着きました。
その理由はズバリ、dポイントとの連携です!
THEO + docomoでは、現金はもちろん、dカードでのクレカ積立やdポイントでの投資も可能。
さらに、期間限定dポイントも1Pから利用OKなので、余ったポイントは全てこちらに投資しています。
ドコモ経済圏に住んでいる人には、かなりお得なロボアドだと言えますよ!
さて、そんなTHEO + docomoでは、現在約100万円+αを投資中。さらに、毎月dカードでポイントを貯めながら1万円を積立投資しています。
最新の運用実績がこちら。
- 円ベース:475,435円(47.16%)
- ドルベース:1,468.15ドル(17.44%)
こちらもウェルスナビ同様にほぼ8月の暴落前の水準まで回復しました。
チャートを見ても綺麗にV字回復しているのがわかるかと思います。
ウェルスナビよりもTHEO + docomoのパフォーマンスがやや劣ると感じる方もいるかもしれませんが、その理由はシンプルで、ポートフォリオの違いにあります。
一番多いのは株式ですが、債券も約3割ほど保有しています。
債券は、予定利回りがあらかじめ決まった商品なので、価格変動が非常に小さいのが特徴です。
株式市場が絶好調の時にはあまり目立った貢献はしませんが、下落相場ではリスクを抑える役割を果たしてくれます。
全体的に、THEO + docomoはややディフェンシブな構成となっているため、ウェルスナビほどの派手なパフォーマンスはありませんが、その分リスクを抑えた安定感が魅力です!
さらに、THEO + docomoの大きな魅力は、運用額に応じてdポイントがもらえること!
毎月100ポイント以上をゲットしており、すでに累計で5,500ポイント超を獲得しました。
これに加えて、dカード決済分のポイントも貯まるので、dポイントがどんどん加速度的に増えていきます。
ドコモ経済圏で暮らしている方にとっては、間違いなく最適なロボアドと言えるでしょう
投資しながらポイントが貯まるなんて、まさに一石二鳥のサービスです。
THEOについて詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてください。
【2024年12月】楽ラップの運用実績
手数料 | 最大0.715%(固定報酬型) |
---|---|
NISA口座 | 非対応 |
クレカ投資 | 不可 |
ポイント投資 | 不可 |
最低投資金額 | 1万円から |
3社目に紹介するのは、楽天証券の楽ラップです!
楽ラップは、NISA口座が利用できないという点はありますが、1万円という少額から気軽に始められるのが大きな魅力。
お小遣いの範囲内で投資を始めたい方にはぴったりのサービスです。
現在、楽ラップには10万円を投資しており、最新の運用実績がこちらになります。
39,968円の含み益です。
先月は38,000円台でしたので少しだけアップしました。
もう少しで40,000円だったのでちょっと悔しいですww
ポートフォリオで特徴的なのは、日本株の比率が高めな点ですね。
先ほど紹介したTHEO + docomoやウェルスナビでは海外株式が中心ですが、楽ラップでは国内株式の比率が高いため、特に日本市場の動きに敏感です。
コロナ明け以降、日本株が過去最高を記録するなど好調が続いているおかげで、この恩恵を受けられています。
自分が実践しているロボアドの中でも、回復スピードが最も早い印象があるので、今後も期待しながら続けていきます!
現在楽天証券の口座を持っていて、「ロボアドを始めてみたい」と考えている方には、ぜひおすすめしたいロボアドです。
ちなみに楽ラップは楽天カードでの積立はできませんが、らくらく投資という別のロボアドならばクレカ積立に対応しています。
もしクレカ積立したい人はらくらく投資を選択してください。
こちらならNISA口座も利用できますよ。
楽ラップについては下記で徹底解説していますので気になる方はこちらも合わせてご覧ください。
【2024年12月】SUSTENの運用実績
手数料 | 最大0.3%程度(成果報酬型) |
---|---|
NISA口座 | 対応 |
クレカ投資 | 不可 |
ポイント投資 | 不可 |
最低投資金額 | 1万円から |
4つ目は独立系のSUSTEN(サステン)です。
SUSTENの大きな特徴は、業界で唯一採用している成功報酬型の手数料体系。
過去最高の成績を上回らない限り、手数料は一切払わなくて済むため、費用を気にせずに長期投資を続けることができます。
これは、投資家にとってかなり魅力的なポイントです。
さらに、NISAも利用可能で、直近ではオルカンを超えるパフォーマンスを狙えるファンドを組成するなど、他のロボアドにはないユニークな仕掛けを次々に展開しています。
現在、SUSTENには10万円を投資中で、最新の運用実績は以下の通りです
今月は25,948円のプラスです。
先月は24,042円でしたので少しだけ増加。
ただ、直近の傾向をみるとヨコヨコの展開が続いていてやや伸び悩んでいる印象を受けます。
まだ8月の暴落前の水準まで回復していないのでまずはそこが一つの目標です。
参考までに過去最高を紹介するとこんな感じ。
HWMが過去最高の数値で124,902円です。
現在はHWMを超えているのでこの残高が続くと手数料が徴収されることになりますね。
これはありがたい。
そんなSUSTENの運用タイプですが「リスクタイプ7」を選択しており、ポートフォリオの構成はこうなっています。
株式が中心で米国株と先進国株式で約9割ほど。
かなりハイリスク・ハイリターンの構成です。
運用タイプは9つ+αから選択でき、リスクレベル7は「オルカン」超えの積極型運用となっています。
こんな感じの累積リターンになるらしく、リスクレベル5と比較すると2倍ほど変わってきます。
初心者にはあまりおすすめできませんが、上級者にはぜひ検討してもらいたいリスクレベルです。
プロフィットシェア型の料金体系を採用しているのは国内ではSUSTENだけなので、手数料を抑えつつ長期的に運用を行いたい人には、まさにSUSTEN一択と言えるでしょう!
リスクを理解した上で、コストを抑えながら効率よく運用したい人にとって、SUSTENは非常に魅力的な選択肢だと思います。
さらに詳しく知りたい人は下記記事をどうぞ。
【2024年12月】ROBOPROの運用実績
手数料 | 最大1.1%程度 |
---|---|
NISA口座 | 非対応 |
クレカ投資 | 不可 |
ポイント投資 | 不可 |
最低投資金額 | 10万円から |
5つ目はAIを搭載している独立系サービスの「ROBOPRO(ロボプロ)」。
ROBOPROの最大の特徴は、AIが毎月利益が出そうな商品を判定し、ポートフォリオをダイナミックに入れ替えてくれる点。
これにより、長期投資だけでなく、短期的にも利益を追求できるという、個人的に革命的なポイントだと感じています。
ロボアドは通常、長期投資を前提に運用されますが、ROBOPROでは短期的な利益を狙える点が大きな魅力です。
現在、約55万円を投資中で、今月の実績は以下の通りです
通算損益は251,022円です。
先月は221,896円でしたからさらに3万円ほど回復しました。
とうとう45%台に突入しています。
AIを利用しているといっても実際に投資家が行うのは入金だけなので、実感はわかないのですが、ロボプロが開示している資料によると一般的なロボアドよりも好成績を残していることが証明されています。
2020年1月から2024年10月までのパフォーマンスレポートではダントツだったようです。
チャートをみるとずっとトップを走っているのがわかりますね。
そして、今までにもらった分配金と手数料がこちら。
手数料よりも分配金の方が多いので、手数料は余裕でカバーできている状況です。
続いてポートフォリオの紹介です。
ロボプロでは投資配分の推移を毎月レポートしてくれます。
今月のポートフォリオと直近6回の投資配分の推移がこちら。
12月は大きくリアロケーションを行い、米国株と不動産を売却し、他の商品もバランスよく取り入れる形にしました。
また、2024年11月には臨時バランスも実施し、米国株を売却して利確していたようです。
このように、毎月利益が狙えるテーマに合わせて投資対象を変更していくのが、ROBOPRO(ロボプロ)が短期でも結果を出せる理由です。
リスクを取ってでも、できるだけ早く成果を出したい方には、このロボアドバイザーが特におすすめです!
詳しく知りたい人は下記をチェックしてくださいませ。
【2024年12月】SBIラップの運用実績
手数料 | 最大0.660%程度 |
---|---|
NISA口座 | 非対応 |
クレカ投資 | 不可 |
ポイント投資 | 不可 |
最低投資金額 | 1万円から |
6つ目はSBI証券が提供しているSBIラップです。
このロボアドは、先ほど紹介したロボプロを運用しているフォリオ社の技術を活用しています。
つまり、短期でも利益を追求できるという特徴があります。
SBIラップには、AI投資コースと匠の運用コースの2種類があり、現在私はAI投資コースを選択しています。
投資を2022年4月から始め、毎月1万円を積立て、現在の投資額は37万円です。
通算損益は88,339円(23.87%)です。
先月は74,732円でしたので、1万円以上増加しました。
ちなみに通算損益は利確した分、評価損益は含み益です。
投資してからのチャートはこんな感じ。
8月に下落しましたが、すでに立ち直って過去最高を更新中です。
自分が利用しているロボアドの中で、8月以降の成績が一番いいかもしれません。
全体的にみれば右肩上がりで伸びていますし、今の所全く問題ないですね。
ロボプロと同様に、SBIラップもAIを活用しており、毎月利益が出そうな商品にリアロケーションしていくスタイルです。
少し前のデータですが、米国株の比率を高めていることがわかりますね。
もし、現在SBI証券に口座を保有していて、ロボプロのようなロボアドを体験したいなら、SBIラップ一択です!
AIを活用した運用で、短期的な利益を狙いながらも、手間をかけずに投資ができる点が大きな魅力ですよ。
詳しく知りたい人は下記をチェックしてくださいませ。
【2024年12月】ON COMPASSの運用実績
手数料 | 最大0.9775%程度 |
---|---|
NISA口座 | 対応 |
クレカ投資 | 不可 |
ポイント投資 | 不可 |
最低投資金額 | 1,000円から |
最後は、マネックス証券が提供するロボアドバイザー「ON COMPASS」で締めくくりましょう。
こちらでは、毎月1,000円を積立投資しており、現在の投資額は45,000円です。
最新の実績がこちら。
15,037円の含み益です。
先月は12,589円でしたので2,500円ほどのアップですね。
投資金額が低いのでインパクトは感じないかもしれませんが、順調に伸びています。
パフォーマンス的には25.4%なので十分です。
そして、投資商品の構成は株式中心の「積極型」を選択中。
ちなみに、ON COMPASSには全部で8つの運用コースがありますが、私は上から数えて2番目に高いリスク許容度のコースを選びました。
これにより、リスクを取ってリターンを狙いつつ、積極的に運用しています。
ポートフォリオは外国株式が50%以上、ただ外国債券も20%ほどあります。
そして予想シミュレーションがこちら。
先月までは、45歳までに20%の確率で24万4千円になると予測されていましたが、現在は24万7千円以上まで増えています。
ON COMPASSは、1,000円から始められるので、お小遣いの範囲内でコツコツ積立投資しながらロボアドを始めたい方に非常にオススメのサービスです。
少額で手軽にスタートできるので、投資初心者でも気軽に試すことができますよ!
ON COMPASSについては下記記事で詳しく紹介していますので、もし気になる方がいましたら是非チェックしてみてください。
ロボアドバイザー投資のまとめ
では、最後に2024年10月におけるロボアドバイザー各社の日本円ベースでのパフォーマンスをまとめます。
WealthNavi | 1,005,514円(86.68%) |
---|---|
THEO | 475,435円(47.16%) |
楽ラップ | 39,968円 (39.9%) |
ON COMPASS | 15,037円 (29.9%) |
ROBOPRO | 251,022円 (32.2%) |
SUSTEN | 25,948円 (25.95%) |
SBIラップ | 88.339円 (25.4%) |
合計投資額は約332万円で、含み益は1,901,263円。
先月は1,760,218円でしたから14万円も回復しました!!
とうとう再度200万円を目指せるところまで来ています。
流石に2024年に達成するのは難しいかもしれませんが、2025年はトランプ大統領が就任する予定ですし、米国株が一層盛り上がるかもしれません。
このまま積立投資を続けていけば200万円も十分射程圏内でしょう。
ロボアドは投資信託などと比べると手数料がやや高めですが、これだけ結果を出してくれるなら正直文句はありません。
早く始めれば始めるだけ、将来のリターンが高くなる可能性があるので、今回の記事を読んで気になった方はぜひ始めてみてください。
少額からコツコツと積み立てることができるので、時間を味方につけて着実に成果を目指しましょう!
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自分が投資した時の記事は下記にありますので、よろしければこちらも一読してみてください。
最新の運用実績も公開していますよ。
一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年3月末現在)
『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイ
ザー社調べ(2024年6月時点)